最近、複数の図書館の830番代のコーナーで、マークス寿子著『爆弾的英語教育改革論』という本をたてつづけに目にする機会があった。
基本的に、へらへら笑いながら読む本で ――著者のいう「爆弾的」というのは「SF的」という意味だろう―― 、英語教育関係者の間ではほとんど評価されていない本のはずだ。しかし、色々な図書館でこの本を見つけるにつけ、もしかしたら関係者以外にはかなり浸透している本なのかと思ってしまった。
というわけで、所蔵館数が一目でわかる CiNii Books というデータベースを使って、ランキングを調べてみた。
もちろん、このデータベースは「大学」図書館のデータベースなので、一般知名度とはだいぶ距離があるが、まあ、指標としてはいいんじゃないでしょうか。(もっと良い指標をご存知でしたらご教示下さい)
検索式は以下。書名あるいは書名注記に「英語教育」を含むもの。
http://ci.nii.ac.jp/books/search?title=%E8%8B%B1%E8%AA%9E%E6%95%99%E8%82%B2
なお、雑誌、および、明らかに関係ない書籍は除外しています。