2008-07-27
呼吸
斎藤孝『呼吸入門』を呼んだ。
- 作者: 斎藤孝
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2003/12
- メディア: 単行本
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丹田とは、
おへそから指三本分下の位置を指す。
覚えているのは、
お腹の丹田と呼ばれる箇所を軸にして、
たしか鼻から空気をいっぱい吸って、
15秒くらいかけて、鼻からゆっくり吐くというものだ。
ただそれだけのことだ。
しかし、不機嫌でなくなったり、
集中力が増したりして、気分が安定する。
たまに、イライラしているときや、
読書の前などに、呼吸法を実践していた。
「意識を丹田に持っていってゆったりとしたお腹で息をします。
鼻から三秒息を吸って、二秒お腹の中にぐっと溜めて、
十五秒間かけて口から細くゆっくりと吐く−−たったこれだけのシンプルなのものです。慣れてきたら、鼻から吐いてもいい。」59項
という方法だ。
もっと長い時間、息を吐いてもいいらしい。
実践してみたが、読書がとてもはかどった。
スチェパンチコヴォ村の住人
「他人に対してもっとやさしく、
もっと気を使い、
もっと愛情を持つことです。
他人のために自分を忘れること、
そうすればその人たちも
あなたを思い出してくれます。
自分も生き、
他人をも生かすようにする−−
これがわたしの信条です!」
常勝教育
原田隆史の本を読んだ。
『カリスマ体育教師の常勝教育』などの著書がある。
- 作者: 原田隆史
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2003/10/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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中学校の教師として、
7年間で、
13人の陸上日本一を達成した人だ。
公立の中学校だから、
特別に運動ができる生徒が選抜されて
入学してこない。
だから、彼が言う成功の技術は、
誰にでも応用できるかもしれない。
原田によれば、
成功は技術であり、真似ることができる。
成功とは、自分にとって価値のあるものを未来にむかって目標として設定し、決められた期限までに達成することである。
成功のための第一原則は、
「成功する」と決めることだ。
また、成功するための第二原則は、
大きな成功は、小さな成功の積み重ねである。
人間を分析する観点は、
「心、技、体、生活、その他」の5項目に集約できるらしい。
成功する人は、それらの質が高い生き方をしているとのことだ。
その中でも心は、成功の技術を支えるものであり、
一流の人ほど、心を重視している。
「ルーティン目標」は「繰り返しやる、毎日やり続ける」
ことに重点をおいた目標のことだ。
ルーティン目標の継続とやり切りが、心を磨き、成功の確率を上げる。
原田の方法の特徴は、書く事だ。
書くことは、思考の表れであり、イメージを強化するという。
まずは目標を、最高、中間、
絶対達成できる目標、今回の目標と、段階的に書く。
また心技体、生活、その他に自分を分類して、分析する。
それぞれ、成功の分析、失敗の分析、予想される問題点、解決策を、
原田が作ったオリジナルシートに書き込んでいく。
たとえば、こんな心の分析が付録にありました。
成功の分析は、
超積極的など…、他にもいろいろ書いてあった。
失敗の分析は、
超消極的など…。
予想される問題点は、
マイナス思考、気の重さなど…。
解決策は、
朝一のシャワー、
問題の現場に自分をもっていく、とにかく立つ!など。
そして、成功の確率を高めるルーティン目標、つまり毎日継続して繰り返してやる行動を決めて書いていく。
たとえば、
(1) 私は温冷浴を一日に一回朝一のシャワーで行う。
(2) 私は、読書を寝る前に10分間行う。
など本にあった。
そのルーティン目標を行えたか、
毎日、○×をつけて評価する。
原田の担任しているクラスでは、
一人一役で係や当番があり、
それらを、ルーティン目標として、
毎日できたか、できないか、
○×の評価をするそうだ。
△とか中途半端の評価はしない。
他にも、目標「達成時の人間像」とか他にも書く項目がある。
私自身やってみて、思ったのが、
書くことによって、たしかに、
わかっていたことも、わからなかったことも、
より鮮明になって、実践や自分自身の理解に深まりを感じた。
また、足りやないことや、やるべきことも鮮明になった。
ルーティン目標は、
夜に、できたのか、できないのか、○か×か
評価する。
ポーリング博士のビタミンCの話を
知ってから、
マルチビタミンを毎日飲もうと思った。
また「絶望に効く薬」という漫画で登場した料理人の話を読み、
食事をするとき、一口、三十回噛もうと思ったりするが、まったく習慣にならない。
しかし、この○×の評価のおかげで、
まだ、原田の方法を試して12日目だけど、
習慣になりそうだ。
私は、ルーティン目標を、
10個書いた。
×ばかりの日は、負けたなって、
客観的にわかり、ちくしょうって思う。
そのおかげか、より勝負感をもって生きているような気がする。
書く事は大事だし、○か×か、勝ち負けを鮮明にすることが、大きいのだと思う。
宇治少年院
心からのごめんなさいへ −一人ひとりの個性に合わせた教育を導入した少年院の挑戦−
- 作者: 品川裕香
- 出版社/メーカー: 中央法規出版
- 発売日: 2005/07
- メディア: 単行本
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宇治少年院に関するレポート『心からのごめんなさいへ 一人ひとりの個性に合わせた教育を導入した少年院の挑戦』品川裕香著を読んだ。
少年院では、基本的に昔から、
私語を制限するプログラムを導入しているようだ。
私語の制限は、
いじめを防いだり、
院内での付き合いが、
出院した後の人間関係につながったりしないようにすることが目的だ。
このしゃべらないことが、
多くの少年に教育的にも好影響を与えた。
沈黙を守ることは、非言語コミュニケーションの力を鍛えることにつながる。
しゃべることが禁止だと、しゃべらない方法で会話をするようになる。
つまりジェスチャーだ。たとえば、少年たちは、離れたところにあるお茶を取ってほしければ、やかんを指差し、手のひらを胸の位置で体と垂直に置き、”すみません”と頭を下げる。取ってもらえたら、また同じジェスチャーで”ありがとう”と感謝を示す。
最初はわからなくても、たんだんボディサインで人の気持ちがわかるようになるらしい。同じサインでもサインを出す人の気持ちは違う。人の気持ちを、ちょっとした表情や全体の雰囲気からわかるようになっていくようだ。
人の気持ちなどわからないし、
相手の気持ちを考えたことがなかったという少年が、
日常会話を制限された環境の中で、
はじめて「相手の気持ちを考える」ことを学んでいく。
「沈黙の時間」は、自己コントロールする力も向上させる。
日常的に私語を禁止するという環境は、
少年たちに絶えず自己コントロールすることを要求するからだ。
また作業記憶(思考や判断などの際に必要な情報を一時的に保持・処理する記憶機能)を向上させることもわかっているとのことだ。
学校や少年院の教育と関係がほとんどないし、
本の内容とずれてくるのですが、
私自身のことで、考えると、
体や声が、しゃべっている内容と違うことがある。
表情や姿勢など身体的なこと、また声は、言葉よりも、人の気持ちを直接に表すのだろう。
沈黙の中で、
少年たちは、言語以前にある心を、鋭敏に体や全体の雰囲気から感じたのかもしれない。
私自身、体や声に注目して、自分を見つめなおしたいと思った。




なお、主人公の向井は、収容少年に対する暴行や虐待の罪で逮捕され、刑事被告人となっています。この本がいかに現実をとらえていないかの、はっきりとした証明です。
なお、主人公の向井は、収容少年に対する暴行や虐待の罪で逮捕され、刑事被告人となっています。この本がいかに現実をとらえていないかの、はっきりとした証明です。
本を読んでかなり感動した記憶があります。