読書

ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙

ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙

アマゾンに小学生のときにはじめて読んだというレビューがありました。しかもわかりやすかったっていう。これはブックオフでよく見かけるし、家に一冊ありますがゲットしようかなと思いました。たぶん西研さんなどの哲学史の入門書よりも、この物語から入ったほうがいいと思います。いろいろな考えがあること知ることって、とても価値のあることだと思います。学部時代に読みました。内容はほとんど忘れましたが、かなり評判のいい本でした。けっこう正確らしいという評判だったような気がします。たしか、フランスかどこかは、西洋哲学が義務教育にあったように思います。義務にしなくてもいいけど、こうやって西洋哲学を学ぶことは凄くいいことだと思う。

ブックリスト 

ブックリスト(将来の勉強に関することで小学生でもなんとか読めそうで、個人的に好きな本)

ソフィーの世界」ヨースタインゴルデル
君たちはどう生きるか吉野源三郎
「幾何への誘い」小平邦彦
フェルマーの最終定理サイモン・シン(これは難しいかも、また再読する)
スラムダンクな友情論」斎藤孝(この著者の本なら他にもありそう)
「新しい科学論」村上陽一郎
エコロジー的思考のすすめ
人間教育のヴィジョンに適った本。


下の3冊となにかでリテラチャーサークルとか。もう大学のゼミみたいだと思う。これだけだとほんとに読書が好きな人しかついていけないから、共通する何かがあるもので、もうちょっと難易度が低い本を入れるとできるかも。図書コーナーにあるだけでもいいかなあと思う。ソフィーと科学論は本当に読めそうか再読して確認する。中学生だったら、確実にできる。


ソフィーの世界」ヨースタインゴルデル
君たちはどう生きるか吉野源三郎
「新しい科学論」村上陽一郎

本を読むこと

本に読まれること。

読書をはじめて2,3年くらい、いや5年くらいは、いっぱい本に読まれたり悪い影響も受けたような気がします。まず読み始めるのが遅かった。でも、結局読書量が重なると、徐々に本に読まれなくなってくる。それに本を見る目も少しずつよくなってくると思う。やはり教科書だけしか読んでないのは、まずいと思う。児童書はちょっと見た感じ本当に悪いと感じる本はないので、多読することが大事だと思いました。

読書 ミニレッスン

賢者のおくりもの (講談社 青い鳥文庫)

賢者のおくりもの (講談社 青い鳥文庫)

うわさどおりすごいですね。短編の名人だと思いました。
最初の「賢者のおくりもの」なんか特に短くてRWやWWのミニレッスンで使えそうだと思いました。


心のこもったおくりものっていいですよね。昔写真部だったときに部の作品集を見ていたらモノクロ写真で、駅の中でスーツ姿のサラリーマンが、サラリーマンの腰から頭ぐらいの大きさの大きなクマのぬいぐるみを、抱いている後ろ姿の写真がありました。たぶん、娘のプレゼントとして大きなクマのぬいぐるみを買った帰りなのかなと思いました。心があたたかくなる写真で、最も好きな作品の一つです。脳に焼き付いて忘れられない写真。思い出すとやさしい気持ちになります。部屋に飾りたい。

読書 君たちはどう生きるか①

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

君たちはどう生きるか (岩波文庫)

★×20
再読中。
いろいろなことに興味を喚起できそうだし、
やはりほんとうに凄い作品だと思います。名著。
社会科学や自然科学の橋渡しにもなっています。
学問へ誘ってくれる。学問は明るい。学問は人類の光。


読書を重ねてきた小学校6年生なら、なんとか読めそう。
これは読んでほしいなあ、ほんとうに…。
これを読める読書レベルの小学校6年生を目標にしたいです。
全部理解できなくても、7,8割理解できればいいと思います。
中学生にも高校生にもおすすめの本です。大事なことがたくさん書いてある。これは6年最後の文学サークルの選択肢に入れたいです。入れられるような教育ができればステキだと思います。子どもはもっと高みへ上っていくかもしれないけど、僕の中の小学校教育の読書の分野の頂(目標)としたい本だと思いました。小学校6年生でも読める本で、ここまでいい本はなかなかないのではと思います。小学校6年生向けのブックトークでも紹介されていたし、なんとか読めると思います。ルビが少ないのがネック。もっとルビをふってください、お願いします、岩波書店さん。

「少女ポリアンナ
「ああ無情」
君たちはどう生きるか
★×20で小学生たちへスペシャルにおすすめな作品。若い人にはできるだけ優れた作品に触れほしいです。最初から一流のものに触れたほうがいいという考えに共感します。いい本を読んでると、それが悪書の障壁になってくれると思います。でも、良書をまったく知らないと、悪書に読まれてしまうかもしれないです。
悪書をこう例えた思想家がいたそうです。
「悪書は堕落の使者であり、非行の手引きであり、不幸への落とし穴であり、魔力の毒手である」
読書の最初の時期に本に読まれたときがあったので、わかるような気がします。
自分がしっかりしていれば大丈夫ですが、
悪書は悪い命を引き出す傾向があると思います。

逆に良書は心を耕して、
人間のよき可能性を開発してくれるものだと僕は思います。
ほんとうの良書が悪書だって攻撃されることも歴史にはあります。これを見分けるにもいいものを知っていないと難しいと思います。味とかもそうでしょうね。本当にいい味を知ってないと、わからないっていう。トマトってこんなものだと思っているけど、本当のトマトの味は違うんだという話。


http://d.hatena.ne.jp/Teruhisa/20080725/1216997867

読書 リテラチャーサークルのために探索

青い鳥 (講談社青い鳥文庫)

青い鳥 (講談社青い鳥文庫)

★★★★☆
名作といわれるだけあって、いい本だと思いました。
犬の(精)が忠実でよかったです。かわいい。
犬をいつか飼いたいです。

君たちはどう生きるか②

コペル君よりも、コペル君のおじさんに感情移入してしまう私。これを読んだ小学生もいると思う。その感想を聞きたいと思いました。あと何回も読み返す価値のある本だと思う。そのときに意味が全部わからなくても、別にいいかと思います。

読書 

幾何への誘い (岩波現代文庫―学術)

幾何への誘い (岩波現代文庫―学術)

ちょっと再読。
最初の2ページを開くと、
幾何学や立体、面、線などの定義からはじまります。なんとか小学生でも読めそう。最後まで読んでないので、すすめるのは無責任ですが、おもしろかったです。幾何学のプチ体験でした。数学は好きだけど得意ではないので、読むのに時間がかかる!でも、三角形の合同まで(50項ぐらい)
行くだけで凄く勉強になると思う。これができたら、中学の証明なんて楽勝です。これが図書コーナーにおいてあったら、はまっちゃう子も出てきたり。それで将来は数学者や物理学者になったりするかも。妄想。

読書

新しい科学論―「事実」は理論をたおせるか (ブルーバックス)

新しい科学論―「事実」は理論をたおせるか (ブルーバックス)

どこかにいってしまい、見つからない。しかも図書館にもなぜだかない。他の村上陽一郎の本は100冊以上あるのに。これ代表作じゃないですか。なんでないの。また読みたいのに。前に部屋を探してもなかった。本屋で立ち読みするしかない。小学生でも読めそうかだけ確かめたい。小学生でも、たぶん途中までは確実に読めそう。一般的に科学とは何かどう考えられているか、あとおもしろい科学史(たしか宗教と科学の関係)についての本でした。科学の帰納法とか演繹法についてなど、とてもわかりやすい本だったような記憶があります。他にはニュートンアインシュタインの理論、パラダイムそんな話が最初のほうにあった記憶がある。科学の帰納法は、やることが体験学習サイクルの体験の一般化が、観察したデータの一般化に変わっただけで同じことをだから、体験学習サイクルを使った振返りが日常にある子たちにはわかりやすいと思います。科学そのものについて理解を深めるのは有意義なことだと思います。メタ科学。科学と生活は切り離せないし僕は科学が大事な知識であり智慧だと思います。科学がどういう営みか知っていれば、あとはそれぞれが好きなことを深めていけばいいんじゃないかと思います。もう出来上がった科学的知識を詰め込むだけじゃなくて、科学とは何かをある程度知って自覚した上で既存の知識を学んだり、また実験でたしかめたりしたほうがいいのではないかと、この本を読んだときから思っています。中学校と高校の図書コーナーに置いておくべき本だと思う。子供たちのためになると僕は思います。アマゾンでも大プッシュされてました。僕も絶対おすすめの本です。

読書

スラムダンクな友情論 (文春文庫)

スラムダンクな友情論 (文春文庫)

総ルビ。いい本だと思います。たぶん小学校中学年から読めると思います。