パターンブロックで創る楽しい算数授業〈Part2〉新しい時代の算数的活動

パターンブロックで創る楽しい算数授業〈Part2〉新しい時代の算数的活動

あたらしいみかんのむきかた

あたらしいみかんのむきかた

東京・吉祥寺発 読みの力を育てる用語―読解力を支える用語の習得・活用 (読解力シリーズ)

東京・吉祥寺発 読みの力を育てる用語―読解力を支える用語の習得・活用 (読解力シリーズ)

仕事が「速い人」の習慣―即断即決、残業ゼロの仕事術! (『THE21』BOOKS)

仕事が「速い人」の習慣―即断即決、残業ゼロの仕事術! (『THE21』BOOKS)

時間を守る

時間通りに会議をはじめる。
時間通りに授業をはじめる。
思っている以上に大事だと思う。
自分を振り返ればだいたい時間通りにはじまっているというのがダメだと思う。
時間通りに始められない人を少しでも待っちゃだめだ。
時間通りに創められる人たちをまずは大切しないと。
悪い行動に注目しちゃダメだ。
よい行いの人に注目して(その人たちをまず認めて勇気付けて温めて伸ばすし、自然に成長するようにする。)、その人たちに他の人が引っ張られるようにすることがたぶん決定的に大切だと思います(引っ張られてよい振る舞いがはじまったらすぐに温める。他の人も影響を受けて変わっていく)。体験的な気付きだと思う。大切さを分かっていたなんだけど、もっとな大切ことなんだって分かった。認識が甘かった。認識が深まった。


基本は大事だ。中途半端はダメ。基本は徹底する。

小学校2年生 ブッククラブ

はじまる(選書は終わっていた)。2コマ使う(90分)。読む時間(音読。20分。酷くうるさくなるかもと心配していたが大丈夫でした。)。読書ノートを作る時間(25分。一人読みも含む。この時間に読む範囲を音読の終わりにチームで決めさせた。)。話し合いの時間。振り返りの時間。次までにどこまで読むか計画の時間、授業中に全部やりました。はじまってから本の難易度が合っていなくて(カンファランスで分かった)、本を変えることがあったのですが、いい感じでスタートしました。一ヶ月間、スモールステップで教えた読み方や、ギリギリ間に合った子どもファシリテーターの導入が花開いた感じです。話し合いはじゃんけんで勝った人にファシリテーターをしてもらいました。クラスの子がオープンクエスチョンを使って話を進めている姿が嬉しかったです。


こぎつねコンとこだぬきポン (フォア文庫)

こぎつねコンとこだぬきポン (フォア文庫)

これは子どもたちにとって、凄く面白いらしい。


この本は子どもたちが夢中になって読む本の一つ。四人チーム(男の子もいます)。二人が意味を理解してなさそう。休んだ子を含めてチームを再編成するか解決策を考え中。


霧のむこうのふしぎな町 (新装版) (講談社青い鳥文庫)

霧のむこうのふしぎな町 (新装版) (講談社青い鳥文庫)

読書がもっとも得意な子たちがチャレンジ。でも内容に反応が薄い。


なぞのたから島 (かいぞくポケット 1)

なぞのたから島 (かいぞくポケット 1)

これは3チームがチャレンジ。読書が苦手な子にも意味が理解できているようだし、なかなか面白いらしい。


フェアリー・レルム (1)

フェアリー・レルム (1)

読書好きな子がペアでチャレンジ。とても面白いとのこと。2巻から先も読みたいから本を持ってくるように頼まれる。


ライト兄弟 (おもしろくてやくにたつ子どもの伝記 (4))

ライト兄弟 (おもしろくてやくにたつ子どもの伝記 (4))

本当に読めているのかが怪しい感じがしますが、全部読んでしまったそうです。次はエジソン


西遊記〈上〉悟空誕生の巻

西遊記〈上〉悟空誕生の巻

読書が最も得意な男子がペアでチャレンジ。
斉藤洋の「西遊記」の一巻を先行して読んでいたということもあるのか、内容が理解できるし読めるらしい。もっと読もうとしている(面白いと思っている)ところから内容を理解していると推測しました。


アニマシオンで紹介されていた本。読書が苦手だというペアの子たちが最初の一時間の読み(音読で)と読書ノートを作る時間に全部読んでしまった。今は海賊ポケットシリーズにチャレンジする中。


宇宙人のしゅくだい (講談社青い鳥文庫)

宇宙人のしゅくだい (講談社青い鳥文庫)

読書苦手な子が二人いる四人チームでチャレンジ。一つのショートストーリーを一つ音読し終わった時点でカンファランスをすると意味が理解できないということで、海賊ポケットシリーズをすすめる。本を変更。かいぞくポケットシリーズがぴたっとはまった感じでよかった。


恐竜の谷の大冒険  (マジック・ツリーハウス (1))

恐竜の谷の大冒険 (マジック・ツリーハウス (1))

四人チームでチャレンジ。これはとても面白いらしい(振り返りの感想)。順調なチーム。


あまりカチカチにやらなくもいいかなあという感想を持ちました。
読書ノートがしっかりしていなくても(これも練習だと思う)、とにかく同じペースで読ませて、オープンクエッションで本の反応を聴き合えれば効果を多く望めそうです。本への反応(読み方)について一ヶ月間やってきたのである程度身についてきているのかなと思います。

振り返りジャーナル+オープンクエスチョン

帰りの会をジャーナルタイムにしてよかったこと(3日間の導入)。

①ハイタッチ。いい感じ。
②すぐに振り返りの内容にフィードバックできる。
③すぐにオープンクエスチョンでダメだしができる(やな奴)。いまだに「はんの約束、できた」という詳しさの振り返りがあるので、「一つの約束でいいから、もう少し詳しく教えて下さい」と言ってダメだしをするようにしました。これで例えば、けじめをつけるという約束が80点/100点だとすると、算数の時間にうるさくしてしまったのが20点減った分ですという一文が加わって、少しでも詳しく振り返ることができていました。できる子は最初から振り返りが詳しいし、コメントでジャーナルに質問を書いて返すとすぐに改善できる。でもやらない子は、いくら質問でコメントしてもずーっと改善がないということが続いていました。その子たちの改善がスモールステップで、できてよかったです。嫌いってならないようにスモールステップでいこうと思います。具体的に一個でも振り返れていればいいと思う。振り返りも自然なのが一番いい。無理に振り返ることなんてできないし。あまりにもと思うものには、質問という名の指導を入れた。ダメだしだったけれど、すぐに改善をプラスのフィードバックで返し、ハイタッチをするので、だめだしの分はすぐに相殺されるかと思います。もう少し続ければ、全員具体的に一回で振り返るようになると思う。


ここでもオープンクエスチョンの聴き合いの活動が効いてる。作家の時間のフィードバックや書くことでも活きてくるし、質問は重要だ。