あわわわわ

= http://www.yomiuri.co.jp/features/miyagioki/ =
いわずもがな、8月16日午後、宮城県沖でかなり大きい地震が発生しました。東京の震度は4。どちらかというと大きい、という程度のゆれでした。


が、その時いた場所が問題。







↑この中。






すっごい揺れましたよ球体!!




これでも自分の会社は高層ビルの二十数階に入っているので、地震が来るとグワングワン揺れるってのは体感してるし、知っていました。あえて揺れる設計になっていて力を逃がしている、とかね。


でもココ展望台ですよ?球体だけに丸いんですよ?ビル自体の揺れは収まっているのにまだまだ揺れ続けているんですよ??


当時フジテレビ25階球体展望室では、お台場冒険王の一環で、みんなで映像を見るっていうアトラクション(というか上映会)が始まったばかりでした。3D酔いに注意、みたいな案内もあったので、けっこう大掛かりな映像が出るのかなぁななんて思っていました。とんねるずがコントを画面の中で始めて、ちょっと地面が動いています。「あ〜こうやって地面を揺らす出し物なんだ〜。」「でもつかまるとこないまま立ってる人もいるのに結構やるね。」「なんかガシャガシャ音してない?」


「ガシャンガシャンガシャン」
「天井の照明、揺れてる!」
「キャーーーー」(女性の叫び声多数」
「キャーーーー」(子供の叫び声多数)
「ぎゃぁぁぁぁ」(男性のうめき声少数)


地震!!かなりでかい!!つかまってないと立っていられない!!!!


観覧席から降りるように指示が出ます。案外、我を忘れて戸惑う人とかいなくてちょっと安心。
係員の誘導で、みんな球体の淵のほう(っていうのかな?壁際)に座ってます。エレベーターが止まったのでしばらくお待ちください、との事。「宮城で震度6!?」って誰かが携帯でしゃべる声が聞こえました。あああ、親戚いるよ〜宮城。奥さんが電話かけるも、もちろん繋がらない。回線パンクだよね。実家のほうに連絡が入ったら伝えてもらうように伝言して、とりあえずは電話終了。


展望室内は、シーンと静まり返っています。けっこうな時間閉じ込められています。地震は収まったので、あとは避難の順番待ち。・・・なんだけど、高層ビルでの地震になれていないであろうほとんどのお客さん達はかなりパニック気味みたいです。それで逆に静かみたい。例えるなら、ダイハードでビル占拠されたときの人質達のような感じでした(思ったけど、その場ではさすがに口にできなかった・・・・)。基本的にはみんな指示に従って座っているんだけど、恐怖を紛らわすために歩き回る人や、どっかの隅っこで泣いてる子供もいたりして、もはや冒険王どころではありません。




地震から40分後、やっとのことで「順番に退出してください」指令が。と行っても勿論帰路は混んでます。そもそもこの展望台に入るのに一人500円払ってたんだった。というわけで、しばらく外を眺めてました(^^;。写真とったりして。

エレベータに乗り継げる、下のフロアに階段で降りました。行列ができています。そうだよなぁみんな早く降りたいよなぁ〜。と思ったのですが、


「下に降りられる方はこちらにどうぞ〜」


あれ?誰も降りないの?うちら降ります〜って訳で行列の横をてってこ歩いていきました。んじゃ地震で閉じ込められていた、この人たちはナニを待っているの????







22階 いいともツアーズ(お台場冒険王アトラクション)




みんな、強いよ、たくましいよ・・・(--;


ちなみに、エレベータを降りたところ(7階)でウーロン茶を配っていました。迷惑料がわりかな。こういう対応がとっさにできるって、けっこうすごいことだと思います。金額の問題はさておき(笑)