テックス・マシーン 恥部を剥ぐ

2010-03-23 ボブ・ディラン Zepp Tokyo公演 二日目

Tex-Machine2010-03-23

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★ BOB DYLAN / 2010-03-23


うへーい、今日は素晴らしかったぜ!


席番は1400番台だったにもかかわらず、左側の前から4〜5列目辺りという視界超良好の場所に立つ事が出来ました!今日チケットをインターネット予約で取った時、僕は余りに慌てていた為に間違えて余分に買ってしまいました。その分を東京付近に住む大学時代の後輩に譲ったので、幸運にも二人とも超良席で観戦する事が出来ました。しかし、大学卒業以来顔を合わせていないのに、まったく久々感が無く、普段からしょっちゅう会っている様な感覚だったのが不思議でしたね。


さて、いつものアナウンスの途中から、ぞろぞろとメンバーが現れ最後に御代が登場。おお!メチャクチャ近い!!今まで観た中でも、一番近い距離でボブ・ディランを観ています!もうそれだけで大感激!キーボードの後ろに立っていても、バッチリと顔の表情が見て取れます。


やっぱりセットリストを載せましょう。


1. Cat's In The Well

オープニングはお馴染みのこの曲。始まる前のギターの試し弾きで分かりました。 最初っからぺロッと舌を出して後ろのメンバーと笑い合ったり、非常にご機嫌な様子です。

2. It's All Over Now, Baby Blue

早くもステージ中央へ来て始まったのは、今回初登場の60年代ナンバー。相変わらず芝居掛かった振り付けがカッコイイ!しかし、中途半端に長いジャケットと赤いラインが入ったズボンが気になる。

3. Summer Days

昨日と違って、この曲ではそれほどノリノリウキウキな様子は見られなかったのが残念。チャーリー・セクストンが、何故か簡単なコードを間違い変なマイナーコードを鳴らしてしまい、おっと!という表情で観客を見ながらギュイーン!とチョーキングをして誤魔化す。

4. I Don't Believe You (She Acts Like We Never Have Met)

今日は前の方に居るからか、曲の間にメンバーが出す音ですぐに次の曲が分かってしまいます。この曲はギターだけになるブレイクや、唄に入るまでの演奏の長さの構成が変則なためイントロが少々雑でした。

5. Forgetful Heart

来ました新曲!これは嬉しい選曲。しかし、前の曲から引き続いて演奏がかなりガタガタ。まあ、ディランの指差しや体を傾けたポーズを決める仕草などは、バッチリと決まっていますが。

6. Stuck Inside Of Mobile With The Memphis Blues Again

しかし、この曲からバンドの調子はいつも通りに戻り、というかこの日の最高の出来はこの曲だったんじゃないでしょうか。正直、この曲はずーーーーーっとツアーから抜けたことの無い超定番曲で、音源マニアとしては飽き飽きしていたのですが、生でこんなに見事な演奏を聴かされたんじゃ、印象は思いっきり変わってしまうってなもんです。ディラン本人も非常にご機嫌な様子で、演奏後は満足そうに後ろに居るドニー・ヘロンと「やったぜ!」と肩を叩いている様に見えました。

7. John Brown

今日は、適度にマニアックで適度にビギナー向けな選曲な気がしました。ドニーがバンジョウを弾くこの渋いフォーク・ソングでも、しっかりバシッと決めのポーズ

8. Under The Red Sky

やった!今日ギターを持ちました。これは良い選曲です。途中まではディランギターの音量が小さかったのですが、ソロになるとグッと上がりました。間近で観るあのワン・アンド・オンリーのギターソロはやっぱり面白い

9. Honest With Me

今日は左側に居た為、ステュ・キンボールチャーリーギターはよく聴こえるのですが、キーボードペダルスティールの音が非常に聴き取り辛かったですね。この曲では、またもディランがご機嫌で唄い方を色々と変えながら、客席に向かって「どや?どや?オモロイやろ!?」 という表情を見せました。

10. Masters Of War

一気に60年代に戻ってこのナンバー。曲が曲だけにさすがに笑顔などは見せずに、最後までシリアスな雰囲気。

11. Highway 61 Revisited

この曲でも観客もディランも大盛り上がり。この曲でハーモニカを吹くのって珍しいんじゃないかな?今日はまだ聴いていなかった、例の「細切れにして唄う妙技」をようやく披露。これはディランがご機嫌の時に出る技なんでしょうね。メチャクチャ楽しそうに唄っていました。

12. Shelter From The Storm

今日も出ました。一昨日とは違ってドラムから入るイントロもビシッと決まり全体の演奏完璧。しかし、あのディランのピロピロピロー♪のオルガンソロいまいち聴き取れなかったのが残念。

13. Thunder On The Mountain

今日は無いだろうと思っていたこの曲がやっぱり登場。ドニーとチャーリーディランの3人で、たっぷりソロ合戦。いや、ステュがソロを弾いたんだったかな?もう記憶がおぼろげ。

14. Ballad Of A Thin Man

ラスト今日もコレ。またまた途中からハンド・マイクで、ステージを歩きながらディナー・ショウ状態に。非常に演技感満点の振り付けを炸裂させ、膝と腰を折り曲げ最後まで力を振り絞る様にハープを吹き切り終了。

15. Like A Rolling Stone

アンコール。何万回聴いても飽きないこの曲はやっぱり素晴らしいですねえ。ステュのギターが非常に良い音しています。しかし、最後のブレイクではメンバーが音を止めているのに、ディランだけオルガンを「ニャー」と出しっぱなしなのが何とも可笑しい。

16. Jolene

今日は新曲は2曲になった訳ですね。チャーリーギターイマイチ決まってなかった様な気が…

17. All Along The Watchtower

後半のディランは少々疲れているのか、笑顔など表情の起伏やノリノリな動きが少なかった様でしたが、この曲では非常に鬼気迫るヴォーカルで魅了させてくれました。


最後はお決まりのメンバー全員整列。ディランは両手で何かを表現して語りだしそうな不思議な動きを見せ、何か話すんじゃないか?と思わせますが、もちろん無言で去って行きました。これには見守る観客もズッコケるしかなかったですね。


まとめ。


演奏ディランのノリも一昨日のショウの方が上でしたが、決して悪くは無く少々落ちるかな?という程度。身振り手振りやオルガンを弾きながらの動きもちょっと少なめ。前半はかなり良く、4.5.でバンドのまとまりが乱れるも、次から急激に上り調子になりアンコール以降はディランにしては普通。何の曲かは失念しましたが、キーボードを弾きながら唄いその後すぐにステージ中央に移動した為、マイクまで間に合わずオフマイクになる興味深いシーンが。汗をかいているのかしきりに喉の辺りと襟足を触っていました。チャーリーは妙に自分をアピールする上にディランにも近づきますが、ディラン本人はドニーと笑顔を交わす事が非常に多くとても中が良さそうな雰囲気。


終演後、一緒に観ていた後輩の奥さんと会場外で合流。僕とその奥さんとは初対面。あんの野郎、俺より年下で先に結婚した上に、メチャクチャ綺麗で明るい良い嫁さん(ちょっと天然入ってますがw)もらってやんの!チクショウ!ディランをたくさん観るのも良いですよ。音源を集めるのも楽しいですよ。一杯レコード持っていて音楽に詳しくて凄いですねって言われるのも良いですよ。でもね、可愛い奥さんと一緒に帰る喜びには絶対に勝てないですよ。あー、「ディランが良かった」というよりも「俺も結婚したい!」という思いが残った一日でした。


明日以降もディラン3連荘ガンバリます!

mudslideslimmudslideslim 2010/03/24 21:05 な、なんとっ、私の整理番号が1300番台後半でした!同じ待機列にいたということでしょうか!?天才音楽ブロガー同士のニアミスかっ?
こちらは体力に自信がないのでAブロック最後列で寄りかかって見ておりましたが、Charlieのように途中何度か座り込み、今日まで疲れが残ってヘロヘロです。
体調に気をつけて残りの滞在とショーを楽しんでください。

Tex-MachineTex-Machine 2010/03/24 23:45 天才音楽ブロガー同士ってやばいですよコレはw
あー、絶対に近くの列に居ましたね。というか、いらっしゃっていたんですか。スタンディングは本当に疲れますよね。足も痛いですが、腰に来ますね最近は。
今回は一回のみの参加ですか?あれを観たら、もう一回観たくなったんじゃないですかね?

mudslideslimmudslideslim 2010/03/25 19:45 失礼しました。冗談が過ぎましたね。
Texさんがいらっしゃるのは承知してましたが、もっと若い番号だと思っていたので、まさかそんな近くにいたとは驚きました。
はい、今回は中途半端に一回のみの参加です。だいぶ調子がいいかと思っていたんですが、ちょっと考えが甘かったようです。

Tex-MachineTex-Machine 2010/03/26 00:18 そうですか、やはり御辛かったですか。
うーむ、本当に少しでも早く元気になると良いですね。