カードローンの優遇制度

東京スター銀行の「預金連動型住宅ローン」は、預金を置いてくれている取引上の優良顧客を優遇するという側面と、預金を置いてくれているのであればデフォルトのリスクも低いと考えられるので、与信リスクが低い方の金利を下げる商品になっています。
一方、ソニー銀行のカードローン優遇制度は、与信リスクが低い人に金利を安くするというより、たくさん使ってくれているお得意様に金利を安くしているという形になっています。
極度額に対して常にぎりぎりに近いところまで借りている人は、与信リスク上は、金利を安くする理由はないかと思いますが、そのような人を0.75%優遇しているのですから、その意味では不思議な制度です。

カードローン金利優遇制度 2007年10月1日以降の制度内容について
ソニーバンクでは、お客さまのカードローンのご利用状況とご利用限度額に応じて、カードローンの適用金利を優遇する「カードローン金利優遇制度」を設けています。
2007年10月1日以降の制度内容につきまして、お知らせいたします。

金利優遇制度について
対象となるお客さま:2006年10月2日以降にカードローン(保証会社:GEコンシューマー・ファイナンス株式会社)をお申し込みいただき、ご利用限度額が50万円、100万円、150万円、200万円、または250万円のお客さま。
※ご利用限度額10万円、30万円、300万円のお客さまは、金利優遇制度対象外です。

優遇の仕組み
「判定日」を基準に過去3ヶ月間(「判定期間」)のカードローンのご利用状況(「ご利用率」)に応じて決定される優遇幅により、「優遇適用日」から始まる次の3ヶ月間(「優遇適用期間」)におけるカードローンの適用金利を基準金利より優遇します。
※優遇の対象となるご利用率および優遇幅は、見直しを行います。

優遇幅について
2008年9月30日までを判定日とする優遇適用期間に適用されます。

ご利用限度額ご利用率
0%以上30%未満30%以上50%未満50%以上75%未満75%以上
10万円金利優遇制度の対象外
30万円金利優遇制度の対象外
50万円0.00%-0.25%-0.50%-0.75%
100万円0.00%-0.25%-0.50%-0.75%
150万円0.00%-0.25%-0.50%-0.75%
200万円0.00%-0.25%-0.50%-0.75%
250万円0.00%-0.25%-0.50%-0.75%
300万円金利優遇制度の対象外

http://moneykit.net/visitor/info/info070831_01.html