2008年03月19日(Wed)
Windows版Safari 3.1を試す
やっぱりまずはAcid3でテスト
去年から始まっていたβテスト品では日本語環境だとどうにもならなかったWindows版Safariが、ついにβが外れて正式リリースされたので、早速試してみる。
Safari 3.1(Windows Server 2003 SP2)
すでに最前線では90点を取っているが、今リリース版でも変な画像が消えてはいないもののWindows用ブラウザの中ではトップだ。
Acid2も走らせてみたが、あまりにも表示が早くて笑ってしまった。リファレンス画像を表示するよりも早いって何だよ(笑)。
パッと見で気付いたこと
- クソ早い。文句なしにOperaより早いし、text-shadowがここまで早く表示されるのには驚く。
- やはりCSSの解釈が素晴らしい。普通に見る分には、Firefoxと同等の見栄え。
- 日本語フォントのコード解釈がまだおかしい?宣言しているのに化けたりする。ソースを表示した時にも起きやすい。
- <ruby>をサポートしていない。
- <link>によるナビゲーションも活用されない。
- 日本語の等幅割付能力は、Opera並の低さ。
- font-family:serif指定の日本語がどう見てもsans-serif。
- リストマーカーのdiscとsqureの区別が付かない。
- スキンがMac。どっから見てもMac。通常はWindows標準提供のものが使われるテキストボックスやフォーカスの当たった物についても、すべてMac風になる。
- ウィンドウの左上にアイコンが出ないが、虚空をクリックすると機能は生きていることが分かる。
- フラットすぎるデザインとやや潰れ気味なフォントでコントラスト差が小さい配色から、UIの操作はちょっとやり辛い。特にタブバーは暗すぎるし、ウィンドウの端はいくら何でも狭すぎて掴めない。
- ページ内検索でヒットした単語の表示がわかりやすい。ハイライトの方法だけでなく、おそらく意図していると思われるが、ウィンドウ内のおよそ中央付近でフォーカスが当たるので、ちょっとひねくれたCSSを使っていても画面内の分かりやすい位置で表示される。
- フォントのスムージングが美しくて軽い。意外と違和感ないし、これが標準であるのはいいことだ。標準よりも軽めのセッティングにした方が、自分には読みやすい。
- 英語のスペルチェックは、時々便利。
- リンク付きの文字列をクリップボードにコピーできないぞ。
- 何でもかんでも今表示しているタブを再利用してしまうので、読み込み先の設定ぐらいはほしい。Operaも無いので付けて。
- 標準で開発者用のツールがついていて、そこのデザインもモダンってのはいいね。
- 標準のブックマークリンクが、一般人に喜ばれそうな設定。
- ちょっとメモリ大食いかなと思う。今も200MB以上食ってて、若干富豪プログラミングな気配。ほっとくとCPU食ってたりもする。
- タブバーダブルクリックで新規タブはいいんだが、ロック機構がないなら開いているタブの上のダブルクリックでも開かせてくれ。あと、一つしかページを開いていない時に、僕達はどうすればいいんだ。
- 右クリックコンテキストメニューの機能不足。閉じたタブの復元とかほしい。
- マウスジェスチャーがー…。
- クラッシュリカバリーがー…。
- あ、はてなのその場編集ボックスがはみ出る。
ポジション的には、Graniの標準準拠代替品としてちょうどいいかな。いいとこ取りで、これはOperaよりもさらに一般人におすすめしやすい。うちでも、マウスジェスチャーとスキンやフォーカスのカスタマイズが効いたら、常用するに値する。
それにつけても、相変わらずQuickTimeでハメようとすんな(笑)。
余談
CSSにSafari向けの仕掛けも用意してみた。
追記(2008.3.24)
IE7Proほどの豪華さはないけど、これを入れれば微妙な仕様が少しFIXされるみたいだ。Windows版予定無しとキッパリ言われている所が寂しいが。

