20051027Thu
■[テレビ]「10カラット」 
月に一度の、木梨憲武(と観客)の前で新ネタ披露。要は「ゲンセキ」そのまんまです。
………で、それは良いんですけど、不可解なのはレギュラー陣の新ネタ発表なのにも関わらず、相変わらず「人気投票上位 5 組のみオンエア」という制度。これ、意図が分からないのですけど。「ゲンセキ」なら「審査基準」という名目で別に良かったんだけど、これレギュラー番組ですよね? レギュラーの中で差ぁ付けてどうする気なの?
そりゃ、全部オンエアするのは(少なくとも一週では)時間的に無理だし、レギュラー同士を競わせる、ってのもアリだとは思うけれど、でも元からこの番組って競わせる程平等じゃないですよね? 番組内でも言っていたけど、コンマニセンチ・竹永なんかコント出演数十秒という状態なのに、それに競わせる意味って一体何? その時点で既に競争してんじゃん。
少し前の「めちゃイケ」での有野結婚式でも思ったけれど、「出番が少ない」というのは、他の番組だったらいざ知らず、こういうレギュラー固定の、しかもコント番組の場合、殆ど番組側の裁量ですよね? それを「出番が少ないのは競争に負けてるから」的な話にしちゃうのって、少し乱暴じゃないかなぁ。レギュラー固定なのに、等しく使おうとしない番組側にも責任は大分あると思うけれど。
そんなわけで、この「ホームの筈なのにアウェイ」ということの意図がよく掴めず、ネタがあんまり頭に入りませんでした。唯一印象に残ってるのは、前にも増してオリエンタルラジオの「武勇伝」がリズムとフレーズが合わなくなってるきてる、という点。そろそろ、舞台でやってるというネタやればいいのに。折角のレギュラー番組なんだし。
■[テレビ]「志村けんのだいじょぶだぁII」 
今週の蔵出しコントは、とうとう柄本明さんとの二人芝居!!!! いやぁ、やっぱ良いわ。この画もそうだし、この間もそうだし、もう大好き。若かりし日の柄本さんの、掴み所の無い感じ。志村師匠のお爺さんとのバランスで、簡単な作りなのにすげーコントでした。面白い。
あと、やっぱりお金の掛け方が出鱈目だなぁ。「鼻緒を結んだら桶までくっついちゃった」とか「スリに金玉取られた」とかしょーもないにも程があるコントに本格的に時代劇のセット組んでるんだもの。今じゃ絶対無理。馬鹿だなー(満面の笑みで)。それと、やっぱり観てたというのもあって、石野陽子さんはコントしてた女優さんの中では一番好きだなーというのを再確認。
■[テレビ](新)「お笑いLIVE10!」 
取り敢えずセットがうるさい。もっと落ち着いたセットに出来ませんか。
ゲストが 10 組の芸人を選出、ランキング化し 10 位からネタを生で披露していく番組。今週のゲストは上戸彩、選ばれたのは順にレイザーラモンHG、次長課長、長州小力、マギー司郎・審司、ビックスモールン、アンタッチャブル、大木こだまひびき、ヒロシ、レギュラー、劇団ひとり。
「生」とは言ってもその実、一応スタジオでやる連中も居るものの中継が殆ど。一番酷かったのはアンタッチャブルで、VTRな上にただ雑談しただけという素晴らしい程の力の入れて無さでした。
不安だらけの初回でしたが、取り敢えず感想としては前にどっかで書いた予想が当たって、やっぱりこの番組には「こんな面白い芸人が!」的な楽しみは微塵も期待できないということ。大林素子ぐらいのマニアをゲストに呼ぶならともかく、ごく普通の「お笑い好きですー」という様な人をゲストに呼んで、且つその人に選ばせるという時点でその楽しみは持つだけ無駄。
それ故、結果毎週毎週、面子は似たり寄ったりになっていく、と。別にそれが悪いとは言いませんが、いい加減そういうのもうよくないか……? という気は少々。
そういうわけなので、自然この番組の楽しみは「生でネタが 10 組も観られる」という点になるわけですが、スタジオでやる人たちの時代錯誤なセット(次長課長のアレは「欽ドン」か)はまだ我慢するとしても、中継先でいちいちアナウンサーが「これからネタをやっていただきます」とか不必要極まりない実況は本当にどうにかして頂けないかな……。ああやって、妙に仰々しくすると逆に寒々しくなると思うのですけど。
今回、唯一収穫だったのは劇団ひとりのネタが観られたこと。いやぁ、久しぶりだなぁ、劇団のネタ。正月以来かな? ネタ番組に殆ど姿を現さなかったのは何か意図があるのかなー。ともかく、久々の劇団のネタは、観たことのある「マゾ男」でしたけど、それでも腹抱えて笑いました。もの凄くスパークしておりました。
あと、お客さんが「何が何でも笑ってやる」的な異様な熱意に溢れていた(?)お陰で、このネタ序盤の流血系の客を引かせがちな流れでも笑いが起きていたのがなんか可笑しかったです。そのため、後半は狂ったようにウケてたし。これからも、ちょくちょくネタ見せてくれると嬉しいなぁ。
「芸人のネタを生で 10 組」というコンセプトのストイックさに比べて、番組の恐ろしい軽さとショボさが悪目立ちしているのですが、ネタ番組も減少傾向の昨今、こういう純粋にネタを見せるだけの番組は貴重なのには変わりはないわけで、そういう細々した不味いところを改善していって欲しいなぁ、と思います。願わくば、「笑いの金メダル」と同じ道を歩みませんように……。
ただ、この内容で真裏の「トリビアの泉」に勝つのは至難の業だろうと思われ、今年いっぱいもキツいかなぁ……という気も。こんな素人考えを吹き飛ばすような奇跡が、「リンカーン」共々TBSに起きるといいですね。本当に。

ところでこれは見てますか?
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/kawazu/index.html
武田がDをやっててなかなかの番組でした。
また火曜でかぶってしまいますけどおすすめです
>逆巻さん ブーム特有の現象って感じでしょうかね。でも、気を遣ってあげるには芸人の数が多すぎるわけで、その辺のバランスをテレビ(使う側)がどう取るか、ってのが分かれ道かも知れませんね。