「轟轟戦隊ボウケンジャー」

 カブト休みなのに「スーパーヒーロータイム」のジャンクション(?)はやるのな……。だったらのエンディングジャンクション(っていうのか?)もやってくれればいいのに。駅伝の前振りを天道と加賀美とズバーンがやるとかさ。サービス精神が足りないなぁ(そうか?)

 桃太郎がやって来たよ! チーフがおばあさんでシルバーがおじいさんだよ! アメとムチだよ! と言うような話。まず、「プレシャスが奪われると、山が赤ん坊を送り出して奪還させる」という設定が凄い。なんて魅力的な設定なんだ。これだけで 1 クールオムニバスドラマができそうだ。時代毎に違う奴が盗み、違う奴が産まれ……みたいな。ちょー観てぇぇぇぇっ!

 まぁ、それはともかく、徐々におばあさん化していくチーフが面白かった。腰をかがめ、両手を包むような形にして掲げ、少しずつ太郎に近付くチーフが、いつ「太郎や……」と言い出すかちょっと楽しみにしてたぐらい面白かった。結局言ってくれなかったけど、「はううぅっ!」という昭和の芝居で泣き叫ぶ姿で満足で御座います。きびだんご役になるピンクも。

 で、結局シルバーに「みんなオンリーワンなんだよ」的なことを言われたものの、この泣き虫坊主をどうオチつけんだろう……と思ったら巨大ロボに一撃を受け止めるというもう何でもアリなオチで完敗。ズバーンよろしく巨大化して欲しかった気もするけど(それこそなんでもあり)、ちっちゃな子供が巨大ロボ(クエスター曰く「最高傑作」)をぶぉんぶぉん振り回す画は単純に笑えたので良かったです。

 要は面白ーい! ってことで。

「魔弾戦記リュウケンドー」

 「我ら、あけぼのリュウケンドー!」には素直に笑った。その中に紛れて、しっかりリュウガンオーリュウジンオーも一緒になってポーズ決めてるとこもそこはかとなくおかしい。

 こういう、ヒーローをピンポイントでしか使わない話もたまには面白いよね。なんてたって、敵怪人出てきてないからね(幹部と戦闘員だけ)。魔物が作ったシチュエーションがあって、そのシチュエーションに対して色んな一般人(幽霊込み)が動いて、その尻拭いをほんのちょっとヒーローが手伝ってあげる。派手なアクションが無いにも関わらず、ヒーロー性はしっかりアピールできるという構成のお話。他の番組ももっとこういうのやればいいのに。

わたしはダメな人間です。

 わざわざメールフォームから「この間の『いいとも』で宮迫とタモリがさんま話してましたから増刊号でチェックしてみては」と教えて頂いて、張り切って「チェックします!」と返信までしたのに、何故か思いっきり録画予約時間を間違え(多分ひとつ下の G コード)、再生した途端ニュースが映し出されたときは軽〜く死にたくなりました。

 誰か念じるだけで録画予約できるデッキをください。ホントごめんなさい。