とらとらでひとりいぐも

TigerBalm's diary   ぼぉっと生きてる第2種兼業主婦の独り言

#8.9.10 重いのと軽いの

冷血(上)

冷血(上)

冷血(下)

冷血(下)

 実際に会った事件を彷彿とさせるような、しかし物語は予想を裏切る方向にどんどん進んでいく。
 読むのに時間がかかった。だが途中から目が離せなくなった。読み終わってもどうしたらいいかわからず、もう一度ページを捲ってしまうような、考えろ考えろと低くせめたてられるような物語だった。
神去なあなあ夜話

神去なあなあ夜話

 「冷血」がめちゃ時間かかったのに、こちらは一瞬。面白いけど、午前中読み終えた冷血の重さが離れず、本を読んだ気がするようなしないような。
 図書館で借りて一回だけ楽しく読むのがこっちで、手元に置いて何度も読みたくなる本というのはあっちなのかなと思う。