インタビュアーが糸井重里、そしてVTRで誉めまくる井上陽水…なんだかおじいちゃん構成だったけど、とても良かった。
歌うまいなぁ、また違う感じに上手くなった、と思ったし、トークも良かった。聞き手もナイスだったんだろうけど、言いたいこと感じたことを自分なりの言葉で伝えるのに長けてて感心した。
6年間「人間活動」をして、今また同じスタッフで音楽作りをしているというのもいいね。彼女の魅力なんでしょうね。
「今の自分があるのは子供を持ったから」「私こんなだったんだ、こんなことしてもらってたんだ、という空白の2〜3年間が見えてきた」「なんで自分はこうなんだろう、という無意識の闇が見えてくる」「何をしても(亡くなった)母が見えた時期があったけれど、こうやって繋がっていて、存在していていいんだ、と思えるようになった」(正確ではないけど)そんなようなことを言ってて、ひとつひとつ大変共感した。ほんとにそう思ったもんね〜、そこは偉大なアーティストも、ふつうのおばちゃんも一緒ですよ。
歌い方も詩もいろんなものが変わったと言ってました。赤ちゃんパワーおそるべし、育児は育自なのね〜やっぱり。朝ドラのテーマ曲も、お母さんのことを歌っているそうです。悲しい亡くなり方をされたけど、彼女のルーツとしてずっと生き続けてるんだなと感じられた。
ちなみに、ナレーションはとと姉ちゃんの高畑充希でしたが、高畑さんの一番好きな曲は「Prisoner Of Love」だと言ってました、私も大好き。彼女の切ない声にぴったりなんだよね。
番組最後に歌ったのはこれ。これもお母さんが主題。サントリーのCMで、ほんとに登山したそうです。
ちょっとメッセージ性強いかな、重いかなと思わせて、後半の曲調でちゃんといい気もちにさせてくれる。♪It'a lonely road・・・と高いキーでエコーみたいな節をこともなく全部歌ってて*1、相当かっこいいし、母として聴いてしまうと泣ける。しばらく脳内リピする感じ。アルバム欲しくなりますね。