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2010/05/05 (Wed) [音楽][BWV]平均律クラヴィーア曲集 第1巻 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

バッハ : 平均律クラヴィーア曲集 第1巻

バッハ : 平均律クラヴィーア曲集 第1巻

団友に、お勧めしてもらったアルバム

今、BWV150を練習しているのだけど、このアルバムの末曲が似てるということで、教えてくれたらしい。

演奏者のアンドラーシュ・シフさんは、グールドの再来といわれているそうで、天才といわれているそう。

私にとっては、甘すぎなくて聴き心地のよい演奏だと思う。

まだ聴きこんでないので、一通り何度かきいて、そのうち第二巻も聞いてみたい。

バッハが作った曲はたくさんあって、この平均律クラヴィーア曲集BWVの800番台。

バッハの解説本は、バッハ事典としていくつかの出版社から出ているらしいのだけど、先日図書館で「おお!」と思ったものの、出版待ちとのこと。

買っても高いのだが、どうしようか。欲しいは欲しいが高い・・・。

バッハ事典 (全作品解説事典)

バッハ事典 (全作品解説事典)

合唱の本もぼちぼち探していて、こっちも「おお!」と思ったらやっぱり廃版

しかしこちらは、友人に古本屋を教えてもらってゲットしてきた。

平均律クラヴィーア曲集に話を戻す。

平均律と言えば、一般には近代になって使われるようになった“十二平均律”のことを指すらしいが、バロック時代のころには“バロックピッチ”で調律された古楽器が主流であったらしい。

いわゆる“十二平均律”はバッハのころにも理論的には存在していたが、実現する方法が見つからなかったと、本に書いてあった。

そんな時代に、バッハは長三度を高めに調律してくれと、調律師に言っていたとか。

まだ実現していない平均律を、その時代に示していたっていうのが、すごい耳だと思った。

きっとそんな耳を持った人は、ストレスが多かったのだろうなぁと思う。

世の中は調和した音ばかりではないし、不協和音とかみ合ってない音もまた違うのだろうし、気持ち悪いことも多かったのだろう。

対して自分、歌を歌ってると、微妙に上がったり下がったりしてても、自分で気がつかないことが多い。

我が適当な耳に悲喜こもごも感じつつ。

3度は少し高く、とは合唱のときによく指導されるが、きっと上記の調律の話が関係するのだろう。

バロックピッチモダンピッチ(現代の平均律)よりやや低い、位の認識しかないのだが、ちゃんと調律に対して向き合うと、歌うことに実を結ぶだろうか。

こんど少し調べてみようかと思った。

2010/05/02 (Sun) [音楽][BWV]ゴルトベルク変奏曲 BWV 988 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

所属する合唱団で、バッハをやるようになり、クラシックまったく無縁だった私が、初めは音取りのためにバッハを聴くようになった。

演奏するのは合唱曲、それも教会カンタータが主なため、そちらを聴くことが多い。

昨年団員にNaxos Music Library(NML)の存在を教えてもらい、以後気持ちに余裕があるとき、ちらちらと練習曲以外も聴くようになった。

今聞いているのは、ゴルドベルク変奏曲。

グレン・グールドピアノ曲ではなく、ハープシコードでの演奏を聴いている。

http://ml.naxos.jp/album/9.70009 J.S. バッハゴルトベルク変奏曲 BWV 988 (ウィルソン

※グレン・ウィルソン演奏

チェンバロ音色が好きだし、私にとってはこれの方がバッハっぽく感じる。

グールドピアノのはショパンみたいな感じ。

それはそれで素敵と思うのだが、バッハとなると、なんだか感触が違う。

ちょうど、「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」開催中なので、Twitterをみると、結構その話題が流れている。

私はまだ行ったことはないが、かなり評判の良いイベントのようで、チケットもすぐハケてしまうようだ。

チャンスが合えば来年、うまく狙って行ってみたいと思う。

Twitterの話題の中で、OttavaからのTweetに、

バッハグールドの影響でピアノがあるが、他の作曲家はあまりない。ヘンデルとか結構ピアノでいけると思う。」

みたいなことが書いてあった。

私はヘンデルはほとんど聴いていないので、述べるのは聴き比べてからにしたいと思う。

きっと美しいのだろうと思う。でも、やっぱり感触が違う、と思うのかもしれない。

音は科学で説明できるけど、音楽の何が人の心に訴えることかは、まだ科学では説明できない。

それゆえ、音楽解釈普遍性は、今のところたぶん無い。

いつか、私にとってグールドゴルドベルク変奏曲の違和感が説明出来たら、一皮むけるのかもしれない。

そんなことを思いながら、夜更けにバッハを聴いている。

2010/05/01 (Sat) [音楽][合唱]Tokyo Cantat の千葉サテライトセミナー このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

東京カンタータサテライトセミナーin千葉に行ってきた。

本体は毎年ゴールデンウィーク東京で開催している、合唱イベント

講師は、キングズシンガーズ創立メンバーのサイモン・キャリントン氏。

キングズシンガーズは世界で活動する著名コーラスグループで、とてつもなく美しいハーモニーの録音が、沢山ある。

ここが歌った、ラインベルガーの夕べの歌が大好き。

今回私は公募合唱団として、ラインベルガーの8声のミサよりキリエを受講した。

午前中は全体合唱講習、午後は個別団体講習という進行。

受けた指摘は大体以下のような感じ。

パートで音を合わせる。一つのパートだけが、浮き出さないように。

・突然がくんと出ない。出だしを大切にする。

・周りの音を聞く。バランスを考える。周囲のパートの音が聞こえなかったら、自分が出しすぎていないか考える。

・歌う顔を作る。いつも悲しい顔ではなく、音楽に合わせて、緊張に合わせて。

・拍に合わせて刻むのではない。音の強弱を意識する。ルバートを大切に。 タイミングがまちまちにならない。

・いろいろな音をイメージする。年齢。15才、25才、35才055才。色。紫、緑、銀、金。曇った銀はピカピカな感じを表現する。

音楽をする時は、何処で、何のために、その音を出すのかを、常に考える。

言葉意味を大切にする。重要なことばを大切に歌う。

・発音大事。ヴの響き、nの響き。子音が大事。

ルネッサンスではサスペンションが特徴。不協和音にぶつかって行く音が動いて行くことで解決して行く。

・アの発音で音が細かく動くときは、聞こえないくらいかすかにhを入れてみる。

・coverdな音(曇った音)にならないようにする。響きを前に。

※この指摘は曲によっては「豊かな音」を求める時もあるので、曲によりけり。

・まずは楽譜にかかれた作曲家意図を実現することを、丁寧にする。

・歌詞にカンマがあったら、そこで切る、伸びすぎないように。


受講した感想

 合唱団というのは、指揮者によって、同じ団体でも劇的に変化する。

 指揮の力って、指導の方法ってすごいと思った。

 でも、従うだけではない。

 指揮者合唱団は、時にライバルのように意思をぶつけたりする。

 指揮者表現し、合唱団がそれを受け止めて表現で返す。

 他所の練習を見るのも勉強になったし、自ら受講しても勉強になった。

 指摘の多くは、他の指揮者でも同じように指摘するものだったけれど、その指摘の表現の仕方がいろいろある。

 面白いなぁ、と思った。