森見登美彦氏は噂を聞きつけた。
そして、仕事帰りにコンビニに寄ってマガジンを買った。
するとどうだろう、久米田康治氏のマンガ『さよなら絶望先生』に乙女っぽい本が登場しているではないか。
「おお!」
登美彦氏はびっくりした。
「まさか『さよなら絶望先生』に登場するとは。。。」
登美彦氏がそうやって感慨に耽っていると、
妻がトコトコやってきて、マガジンを覗き込んだ。
そして「出世しましたね!」と言った。
「出世した?」
「出世した!」
「出世した!」
「出世した!」
そういう風な夜であったという。