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映画評論家町山智浩アメリカ日記


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2005-04-26 ウルトラマラソン・マン

TomoMachi2005-04-26

今日のTBSラジオ「ストリーム」のコラムの花道では、ご近所の有名人、ディーン・カナーゼスさん、またの名を「ウルトラマラソン・マン」について話しました。 http://www.tbs.co.jp/radio/st/


カーナゼスさんは去年、421.95キロ、つまりフルマラソン十回分の距離をノンストップで走破した男だ。


サンフランシスコの健康食品会社のマーケティング担当として成功した彼は30歳の誕生日に

「オレの人生、これでいいのか?」と思い立ち、発作的に48キロ走った。

それからまずフルマラソンに挑戦し、次にダブル・マラソン(85キロ)に挑戦。そして最初の公式大会出場に「ウェスタン・ステーツ100マイル耐久レース」を選んだ。

 コースはシェラネバダ山脈を走って越える160キロ。高低差は合計11,580m。エンパイアステートビルを十五回上って下りるのに等しい。これを24時間以内に走破しなければならない。

血糖値が下がりすぎて急性の鳥目になり、夜間はブラックアウトを起こす。沿道の観衆も伴走者もいないので、コースのマークが見えず、山道に迷い込んでタイムロスしてしまう。足に次から次にできるマメは接着剤で固める。足の爪は付け根から次々と剥がれてしまった。ぺースを乱さないため、レース中は小便を走りながら垂れ流す。

この100マイルを21時間で完走した彼はさらに過酷なレースを求めた。「人類史上最も過酷」と言われる「バッドウォーター・ウルトラマラソン」だ。アメリカで最も低い土地デスバレー(海抜マイナス86m)からアメリカ最高峰のマウント・ホイットニー(標高4,418m)までの217キロを一気に駆け上がる。デスバレー(死の谷)の気温は摂氏50度、路面温度は100度以上で、靴底が次々と溶けてなくなる暑さ。一度は脱落したものの、去年の挑戦で見事優勝した。


そして、421.95キロ、ノンストップ走破。75時間、一度も止まらないために、下り坂で走りながら眠る。また、カロリー補給のため、携帯電話でピザを注文し、コース上に配達させ、ブリトー状に丸めた12インチ・ピザを齧りながら走る。

 というような狂気の世界が書いてある著書『ウルトラマラソン・マン』Ultramarathon Manは面白かったよ。