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映画評論家町山智浩アメリカ日記


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映画秘宝連載中の「男の子映画道場」が単行本になりました。
「狼たちは天使の匂い 我が偏愛のアクション映画」です。


町山智浩の映画解説リストです。
現在約800本の映画が50音順に整理され、解説へのリンクが貼られています。
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週刊文春の連載「言霊USA」はオンラインで読めます。

もうじき連載100回になるサイゾーのコラム『映画がわかるアメリカがわかる』はここで読めます。


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ロフトプラスワンでタランティーノと公開飲み会(無修正)

2006-03-07 サブカル保守

http://d.hatena.ne.jp/shidehira/20060308

↑そうそう、サブカル保守とか言われてたね。

『宝島30』は、もともと自分で提案した企画で、誌名も石井局長と二人で考えた(僕がちょうど30歳になろうとしていたから、30代のための『宝島』という意味だった)。

自分で編集長もやるはずだったんだけど、ちょっと社内で問題起こしたのでヒラの編集者として参加したのだ。


僕は無署名のオピニオン・コラムを一人で執筆していて、毎号そこで『噂の真相』などの左翼ぶりっこを揶揄していた。

とにかく徹底的にやったから、こう言われてもしかたがないかも。

http://nwatch.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_1d36.html

その他に、張明秀先生の朝鮮総連内部告発の連載を担当した。

張先生の兄弟をはじめ北に渡った在日僑胞の多くが粛清で殺されている事実を暴露し、

日本人の拉致や北からの工作員上陸に総連が関わっている事実を告発した。

また、和田春樹や岩波書店の安江社長がいかに北朝鮮の事実を捻じ曲げて報道しているかを検証し、彼らを「金日成の手先」呼ばわりしたので、先方の弁護士から内容証明もいっぱいもらった。返事は僕が自分で書いた。

安江社長には僕が直接電話して『世界』が北朝鮮を天国のように報道してきたことの責任を追及した。そのやりとりは連載を単行本にしたこの本で今も読めるはず。


この連載は92年だが、すでに辛光洙シン・ガンス)の対日工作の詳細を告発していた。

しかし、当時はまだ日本のマスコミや社会党は北朝鮮による拉致や工作を否定していたので、まったく話題にならなかった。

なにしろ同じ宝島社で大韓航空機爆破事件を韓国の自作自演とする本が出ていた時代だ。

僕は、知り合いの雑誌や新聞に本を送って取り上げて欲しいと頼んだが朝日、毎日はもちろん、読売や新潮や文春も載せてくれなかった。

「北朝鮮による対日工作を事実と断定しているが、まだはっきり実証されたわけではない」と言われたことすらある。

書評で取り上げてくれたのも産経新聞だけだったので本当に失望した。

社内的にもまったく評価されず、僕は『宝島30』をクビになり、社内に居場所がなくなって(文字通りデスクを窓際に回された!)、子会社に出向。96年末に退社して渡米した。


マスコミが拉致問題を事実として報道するようになったのはその後だ。


13年前、『宝島30』で辛光洙のことをあれほど騒いだ時は誰も相手にしてくれなかったのに……。


早すぎても、ほんと、損するだけだよ。


↓こんな本も作った(たしかテリー伊藤さんの『お笑い北朝鮮』よりも前)。

38度線突破!―初めて北から逃げた在日朝鮮人、金幸一の575日

38度線突破!―初めて北から逃げた在日朝鮮人、金幸一の575日

日本で札付きの不良で、暴力団とモメて、あとは刑務所に入るしかないと言われたゴンタが親に無理やり北朝鮮に送られ、たった一人で脱北した経験の回顧録。

とにかくこの書き手はどうしようもないケンカ番長で、共産主義の下でも徹底的に権威に逆らいまくる。権威を笠にきた党員を次々にシメ倒すのは愉快痛快。やっぱり反逆児に国境はないぜ! 北朝鮮の地獄のような実態ももちろん暴露されているが、僕は文章を「けんかえれじい」風に仕上げたので、痛快青春小説としても楽しむことができます。