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映画評論家町山智浩アメリカ日記


音声ファイルの有料ダウンロード「町山智浩の映画ムダ話」。
今回はジョージ・A・ロメロ監督『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』を解説します。

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「狼たちは天使の匂い 我が偏愛のアクション映画」です。


町山智浩の映画解説リストです。
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週刊文春の連載「言霊USA」はオンラインで読めます。

もうじき連載100回になるサイゾーのコラム『映画がわかるアメリカがわかる』はここで読めます。


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町山智浩の映画塾2(101〜200)

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集英社WEB連載「町山智浩の深読みシネガイド」



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ポッドキャスト「町山智浩のアメリカ映画特電」は復活しました!
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ロフトプラスワンでタランティーノと公開飲み会(無修正)

2006-10-17 カザフスタンからアメリカを探検しに来た男ボラット

TomoMachi2006-10-17

本日のTBSラジオ「コラムの花道」では、

今、アメリカを震撼させているカザフスタンのTVレポーター、ボラット・サグディエフについて話します。


 ボラットはカザフスタン国営テレビのレポーターで政府の命を受けてアメリカの政治や文化を取材している。

 そしてアメリカ各地で国賓並みの歓待を受け、次々と問題を起している。

 たとえばスーパーマーケットでズラっと並んだチーズを見て店長に「コレハ何デスカ?」と質問する。

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 たとえばボラットがヴァージニアのロデオ大会を取材した時は、外国からの来賓ということで、マイクを取って、会場を埋め尽くしたブッシュ大統領を信じる愛国者たちに挨拶した。

「ワガ国、かざふすたんハ、あめりかノてろ戦争ヲ支援シマス!」

 ブッシュ大統領は自分がやってる戦争のことをテロ戦争War on terrorと呼んでいるが、ボラットはwar of terrorつまりテロによる戦争と間違えてしまった。

 でも、挨拶はまだ続く。

「あめりかハいらく二勝チマス!」ここで会場のカウボーイたちは拍手喝采。

「ソシテいらくノ生キ物ヲとかげニイタルマデ殺シ尽クスデショウ!」ここでも拍手と歓声。

「ぶっしゅ大統領ガいらくノ女子ドモヲ皆殺シニシテソノ生キ血ヲススルコトヲ望ミマス!」え?ええ? 会場困惑。

 

 また、ボラットはミシシッピの共和党下院議員候補者ジェームズ・ブロードウォーター氏にも取材した。

 ボラットはブロードウォーターのキリスト教原理主義に基づくゲイ反対、中絶禁止の主張にいたく感銘した。

ブロードウォーター「キリストを信じる人は死んだ後で天国に行き、信じなかった人は地獄に行くんですよ」

ボラット「ソレハ素晴ラシイ! ゆだや人ハドウナリマスカ? ヤッパリ地獄デスカ?」

ブロードウォーター「……ああ……地獄に落ちるね」

 このインタビューはアメリカでも放送されてしまい、ブロードウォーターの差別発言は大変な非難にさらされた。彼は「あれはカザフスタンでしか放送されないと思ってた」と釈明。アメリカで放送されなければ何を言ってもいいのか、とさらに非難された。


 ボラットオクラホマ市議会を訪れた時は、「本日ハかざふすたんデてぃしゅにっくノ虐殺ガアッタ日デス」と話し始めた。その日、カザフスタンでウズベキスタン人が虐殺されたという。

 それを記念して黙祷を捧げてくれと言うボラットの申し出を市議会は快く受け入れ、カザフスタン式に十分間(長!)の黙祷を捧げた。

 ところがその後、「悲しい出来事ですね」と言われたボラットはきょとんとして「悲シクナンカアリマセン」と答えた。

「私タチハ嬉シイ時ニ黙祷スルノデス。嫌イナうずべきすたん人ヲ殺シタコトヲアナタタチト一緒ニ喜ビタカッタノデス」


 その後、ボラットに取材された人たちは、カザフスタン政府の公式発表を聞いて驚いた。

「我が国、カザフスタンにはボラットなどという男はいません。彼はカザフスタン人ではないし、彼が言ってることはすべてデタラメです」

 ボラットがカザフ語としてしゃべっていた言葉はポーランド語とヘブライ語だった。

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 続きはラジオで! ヤシュケマーシュ!

http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/2006/10/1017_60ea.html