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映画評論家町山智浩アメリカ日記

町山智浩の映画解説リストです。
現在約800本の映画が50音順に整理され、解説へのリンクが貼られています。
お探しの映画解説はたいていここで見つかると思います。


週刊文春の連載「言霊USA」はオンラインで読めます。


町山智浩のWOWOW映画塾、YouTubeで観られます!

町山智浩の映画塾2(101〜200)

町山智浩の映画塾3(201〜)


TBSラジオ『たまむすび』に毎週火曜日午後3時から出演中です。


過去のたまむすび

「キラ☆キラ」はYouTubeに残ってます

ロフトプラスワンでタランティーノと公開飲み会(無修正)

2007-08-30 今週のPodcastはウォシャウスキー兄弟の新作(?)『インベージョン

TomoMachi2007-08-30

隔週木曜日更新ポッドキャスト「町山智浩のアメリカ映画特電」、

今週はニコール・キッドマン主演の『インベージョン』についてお話しします。

http://www.eigahiho.com/podcast.html

この映画はジャック・フィニイ原作『盗まれた街』の4回目のリメイクです。

最初のリメイクはドン・シーゲル監督版で、50年代の赤狩りパラノイアを反映した名作。

次は78年のフィリップ・カウフマン監督『SFボディスナッチャー』。

人面犬で有名なやつですな。

3番目はアベル・フェラーラ監督の80年代版。

で、今度は『ヒトラー最期の12日間』を撮ったドイツ人のオリヴァー・ヒルシュビーゲルが監督。

完成後に、プロデューサーのジョエル・シルヴァーがアクションの見せ場を欲しがって、『マトリックス』のウォシャウスキー兄弟にカーチェイス・シーンのシナリオを書かせて、追加撮影しています。

ちなみにウォシャウスキー兄弟は現在、『マッハGO!GO!GO!』の実写版を製作中。

ヒロインはクリスティーナ・リッチです。


話は変わるけど、昨日、手首を切って自殺未遂して救急車で病院に入った俳優オーウェン・ウィルソンに見舞いに行ったのはなんとサミュエル・L・ジャクソン兄貴!

しかし、あのオッサンがいったいなんて言ったんだ?

「YO、マダファッカ! 自殺なんてする奴はぶっ殺すぞ、ファッキン、サノバビッチ!」

「何だって? ムチャ言わないでよ」

「何?って聞くな! 今度、『何?』って聞いたら殺すからなマダファッカ!」

「何?」

2007-08-29 オーウェン・ウィルソンが自殺未遂?

TomoMachi2007-08-29

ハリウッド俳優オーウェン・ウィルソンが自殺未遂して救急車で病院に運ばれた。

どうも手首を切ったらしいけど、動機などは不明。自殺未遂というのも警察にそう通報があっただけで真実かどうか未確認。

だって、オーウェン・ウィルソンって自殺と一番遠い、ノーテンキな俳優だよ。

最近はケイト・ハドソンとラブラブだって言われてたし。

だってこういう芸風の人だよ。相手は荒野の女医さんジェーン・セイモア。

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2007-08-28 北朝鮮最後のアメリカ兵

TomoMachi2007-08-28

本日のTBSラジオ「コラムの花道」は、『クロッシング・ザ・ライン(その一線を越えて)』という映画について話しました。

http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/2007/08/828_e6dc.html


この場合の「ザ・ライン」とは北朝鮮と韓国の間にある軍事境界線、いわゆる38度線のことで、1962年にこの線を越えて北朝鮮に脱走したアメリカ兵ジェームズ・ドレスノクにインタビューしたドキュメンタリー映画です。


監督はBBC(英国国営放送)のダニエル・ゴードン。

この映画もBBCでは既に放送済。

日本からはシネカノンが出資しているが日本公開は未定。


ドレスノクは北朝鮮に逃げた4人のアメリカ兵の一人だが、

2人が既に他界し、ジェンキンス氏が日本に渡った今、

たった一人のアメリカ人になった。


ドレスノクは拉致されたルーマニア女性と結婚して、二人の息子をもうけ、

彼らも映画に出演しているので、ルーマニア政府が動き出すきっかけになった。


詳しくはポッドキャストで!

2007-08-22 映画版「ザ・シンプソンズ」声優変更に反対する

http://d.hatena.ne.jp/SERIZO/

映画版「ザ・シンプソンズ」声優変更に反対するBLOGが始まった。


米国民的人気アニメの劇場版「ザ・シンプソンズ MOVIE」の日本語版で、

和田アキ子(57)所ジョージ(52)ロンドンブーツ1号2号の田村淳(33)ベッキー(23)が、シンプソン一家の声を務めることが14日、分かった。(日刊スポーツ)


話題作りとはいえ、こういうのは声優という職業に対する侮辱だし、

十年以上「シンプソンズ」を観続けて来た日本のファンを切り捨てる行為ですね。

FOXは「ナポレオン・ダイナマイト」に『バス男』なんて邦題をつけ、

『HOT FUZZ』を公開しなかったり、

ボラット』をGAGAに下ろしたり、

コアな映画ファンを切り捨てて、とことんメジャー志向だなあ。


それはまあ、わからないでもないけど、

もうちょっとだけでいいから、作品を本当に愛する人たち、コアな映画ファンのことも考えた方がいいと思う。

コアな映画ファンは人数は少ないけど、DVDを買うし、長い目で見ると金額的にはちゃんと貢献するんだから。


所ジョージは「ALF」の吹き替えをずっとやってたから、

ホーマーもあんな風になると想像すると、うーん。

どう考えても大平透さんのほうがいいよ。


和田アッコさんのマージ・シンプソン

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2007-08-21 追悼「ウィークリー・ワールド・ニュース」

TomoMachi2007-08-21

本日のTBSラジオ「コラムの花道」は、8月27日付号をもって休刊したアメリカの新聞「ウィークリー・ワールド・ニュース」を追悼しています。

2007-08-20 「グラインドハウス映画入門!」発売!

TomoMachi2007-08-20

タランティーノ&ロドリゲスの『グラインドハウス』公開に合わせてグラインドハウス映画入門!』が別冊映画秘宝で発売されます!

グラインドハウス映画入門 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)

グラインドハウス映画入門 (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝)

「グラインドハウス」とは1960年代後半から80年代にかけて、アメリカや日本のダウンタウン(都市の繁華街)の古い映画館が中古のヤクザ映画やポルノ、マカロニウェスタンの2本立て、3本立て劇場になったことを指します。

東京では新宿や池袋、新橋、飯田橋周辺にそういう映画館がいっぱいありました。浅草にはまだあります。

一般には「名画座」ですが、実は「名画」じゃないわけで。

かかる映画は、セックス! バイオレンス! ホラー! カー・アクション!でバリバリだったわけで。

観客のほとんどはホームレスか失業者で、みんなスクリーンなんか見ないでイビキかいてたけど。


もちろん、女性観客は、ゼロだ!



『グラインドハウス入門!』は1960年代生まれなら知っているあの頃の映画を紹介する本になっているはずです(実はまだ読んでいない)。

でも、編集は田野辺くんだから大丈夫でしょう。


オイラは相棒の柳下と一緒に7月にロフトでやった対談を収録しています。

『ザ・ダーク』『処刑軍団ザップ』『食人族』などのグラインドハウスの名作について解説してます。


あと、21日火曜日発売の映画秘宝最新号も「グラインドハウス」特集だからよろしく!

映画秘宝 2007年 10月号 [雑誌]

映画秘宝 2007年 10月号 [雑誌]

2007-08-19 ホワイトストライプスの新曲「イッキー・サンプ」は移民の歌

TomoMachi2007-08-19

ホワイトストライプスの新曲「イッキー・サンプ」は、中南米系不法移民排斥に対するプロテストソングだ。

今、アメリカでは国内の生産やサービス業の多くをメキシコをはじめとする中南米から不法入国した人々の、最低賃金以下の時給による労働に支えられている。

うちの補修工事をしてくれているアントニオもグアテマラからヒッチハイクして何日もかけてアメリカにたどりつき、メキシコとアメリカの国境を命がけで超えて来た。

稼いだお金は全部故郷に残した妻子に送って自分は仲間と共同で暮らしている。

腕はいい。

彼のような熟練労働者はアメリカの国力になるのでビザを発行しよう、と言っているのは、そうした労働者に支えられた企業で、保守系の白人はもちろん反対して、メキシコとの国境に万里の長城のような巨大な壁を築こうとしている。

アイルランド移民の子孫であるマケイン(共和党)とテッド・ケネディ上院議員(民主党)は超党派で、「我々はすべて彼らと同じ貧しい移民だったことを忘れてはならない」と排斥運動を批判したが、白人たちの反発は激しい。

しかし、それは滅びゆく白人支配の最後のあがきなのだ。

 あと1世代のうちに、アメリカ最大の民族集団はヒスパニックになり、白人はマイノリティの一つになるのだから。

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あのさ、アメリカ人たち

Well, Americans:

他にやることないのかい?

What, nothin' better to do?

どうして自分自身を追放するようなマネするんだ?

Why don't you kick yourself out?

アメリカ人は誰だってもともと移民じゃないか

You're an immigrant too.


このビデオは最後にアメリカとメキシコの国境に移民を防ぐ「万里の長城」を築く場面で終わるが、建築現場で実際に働いているのはやっぱりメキシコ人の労働者だ。

2007-08-17 ポッドキャストはオクラ入りした超ヘンタイ革命映画

TomoMachi2007-08-17

ポッドキャスト「町山智浩のアメリカ映画特電」、更新が一日遅れました。

http://www.eigahiho.com/podcast.html

今週は、ジョン・ウォーターズ監督の『ダーティ・シェイム』について話します。


この映画、2004年にアメリカで公開されて、日本でも配給会社が買っていたのだけど、3年後の今も公開されていません。

異常性欲者たちがどんどん増殖してアメリカを乗っ取っていくコメディで、

要するにゾンビの代わりにヘンタイが暴れる話です。


今回のポッドキャストは非常に下品なので18歳未満の聴取を禁止します。

↓予告編

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2007-08-16 朝食にブドウとスイカ(笑)

本人だけが面白いと思っているオヤジくさいダジャレに始まり、

朝食にブドウを食べただの、スイカを食べただの、

原稿を書いただの、ラジオ番組の収録に行っただの、

晩飯は何を食べただの、何時に寝ただの、

屁の役にも立たないことばかり書かれた日記。

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2007-08-15 「恐怖奇形人間」DVDがついに発売

TomoMachi2007-08-15

石井輝夫監督『恐怖奇形人間』のDVDが正式に8月28日に発売されます。

アメリカ向け製品だけど、amazon.comで日本からでも買えるし、amazonのデータによるとオール・リージョン。てことは日本のプレイヤーで観られるってか!

英語タイトルはHorrors of Malformed Men。

音声はオリジナルの日本語のままです。

英語字幕は邪魔だったら消すこともできます。

ジャケットも裏側が日本のオリジナル・ポスターでリバーシブルです。

オイラはライナーノーツ書いてます!

http://www.amazon.com/Horrors-Malformed-Men-Teruo-Ishii/dp/B000RHMQJE/ref=pd_bbs_sr_1/002-9778932-1511236?ie=UTF8&s=dvd&qid=1187247115&sr=8-1

2007-08-13 「ブッシュの頭脳」カール・ローヴ大統領補佐官辞任

TomoMachi2007-08-13

本日のTBSラジオ「ストリーム!」の「コラムの花道」は、

本日朝、突然辞任を発表したカール・ローヴ次席大統領補佐官について話しました。

http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/2007/08/814_0cee.html

今回、16分しかなくて、終わりがぷっつり切れたので、言おうと思っていたことを書いておくと、

カール・ローヴは確かに選挙のオタク的天才で、勝つためならどんな手段でも取ってブッシュを大統領にしたけれど、どんな国にしたいのか、というビジョンがなかった。

キリスト教保守を味方につけるためにゲイをスケープゴートにしたが、カール・ローヴの育ての父はゲイだったし、ローヴ自身それほど狂信的なキリスト教徒というわけでもない。

選挙に勝つということだけに特化されたオタクなのだ。

ブッシュは大統領になってから、テロ戦争、破綻した教育、破産した年金、史上最大の財政赤字、対中国貿易赤字、狂牛病、石油不足、地球温暖化、その他の問題を結局は何ひとつ改善できなかった。改善案すら出さなかったことも多い。この7年間、アメリカの政治は停滞した。

ブレインのカール・ローヴは選挙に勝つための戦略以外で政治的な理想を口にしたことが無い。

たぶん興味なかったのだ。選挙オタクだから。

そんな人が「ブッシュの頭脳」だったわけだが、それももうない。

ブッシュの頭脳は今や、チェイニーだけになっている。

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2007-08-08 911テロ・ポルノ

TomoMachi2007-08-08

10分もあるけど、後半の展開にタマゲたよ。

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2007-08-04 世界のメディア王ルパート・マードック

TomoMachi2007-08-04

経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルを発行するダウ・ジョーンズ社が、50億ドルで、ニューズ・コープ社に買収された。

ニューズ・コープ社はイギリス、アメリカ、アジアに勢力を拡げるメディア・コングロマリットで、新聞、雑誌、テレビ、ラジオ、衛星放送にシェアを拡大している。

総帥はオーストラリア出身のルパート・マードック

イギリスではサッチャー政権のタカ派政策を支持する保守新聞と、カラーでヌードを掲載するタブロイド紙という、愛国とエロの両輪路線で、エリートのリベラルに反感を持つ労働者階級と保守財界人などの人気を集めた。


アメリカではまず硬派の地元紙だったNYポストを買収して、ゴシップ記事と右翼反動オピニオンの新聞に作り変えた。

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2007-08-03 アメリカ映画特電は『キングダム/見えざる敵』

TomoMachi2007-08-03

隔週木曜日更新「町山智浩のアメリカ映画特電」、今週はマイケル・マン製作の『キングダム/見えざる敵』(UIP配給・今秋公開)について話しています。

http://www.eigahiho.com/podcast.html

予告編↓

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2007-08-02 先天性四肢欠損のレスラーの伝記

TomoMachi2007-08-02

現在発売中のSportivaに先天性四肢欠損のアマチュア・レスラー、カイル・メイナードの伝記を紹介しています。

カイル・メイナードは生まれつき手足のない青年だが、レスリングに才能を示して、地区大会で優勝を遂げた。

これが彼のビデオ

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彼の自伝のタイトルはNo Excuses(言い訳しない)。

No Excuses!: The True Story of a Congenital Amputee Who Became a Champion in Wrestling and in Life

No Excuses!: The True Story of a Congenital Amputee Who Became a Champion in Wrestling and in Life

2007-08-01 水道橋博士と宮崎哲弥、町山智浩のテーダン・ビデオ

TomoMachi2007-08-01

ネットTV「ミランカ」の「博士も知らないニッポンのウラ」に出演しました。

司会は水道橋博士宮崎哲弥氏。

このビデオは無料で観られます。

http://miranca.com/

予告編

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