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映画評論家町山智浩アメリカ日記

町山智浩の映画解説リストです。
現在約800本の映画が50音順に整理され、解説へのリンクが貼られています。
お探しの映画解説はたいていここで見つかると思います。


週刊文春の連載「言霊USA」はオンラインで読めます。


町山智浩のWOWOW映画塾、YouTubeで観られます!

町山智浩の映画塾2(101〜200)

町山智浩の映画塾3(201〜)


TBSラジオ『たまむすび』に毎週火曜日午後3時から出演中です。


過去のたまむすび

「キラ☆キラ」はYouTubeに残ってます

ロフトプラスワンでタランティーノと公開飲み会(無修正)

2007-12-25 町山智浩のポッドキャスト映画特電が復活しました

TomoMachi2007-12-25

http://www.eigahiho.com/podcast.html

↑というわけで、長らくお待たせしました。

12月24日にようやく復活しました

ポッドキャスト「町山智浩のアメリカ映画特電」、


今回はもう日本公開済ですが、ウィル・スミス主演の「アイ・アム・レジェンド」について。

全米で大ヒットしている「アイ・アム・レジェンド」ですが、これは奇妙な映画です。

というのも、結末があまりに唐突で、中盤まで張った伏線を回収せずに終わるからです。


人類がウィルスでほとんど死滅し、生き残りは吸血鬼になってしまうという話ですが、

中盤で、それまで「ウガー」しか言わなかったケダモノというかゾンビのような吸血鬼が、

罠を作ってウィル・スミスを狩ろうとしたり、強力なリーダーの下で組織化されていくのです。

これは、吸血鬼たちが、知能を持ち、社会を築こうとしているように見えるのですが、

その伏線はどこかに消えてしまい、まったく回収されずに終わります。

実はこの映画の結末はいったん作ったものの映画会社が不満で、公開直前に新たに撮り直されているのです。


では、吸血鬼が社会を形成していくという伏線は本来、どういう結末に向かっていたのか?

リチャード・マシスンの原作「吸血鬼/地球最後の男」、

最初の映画化「地球最後の男」、

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二番目の映画化「オメガマン」、

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そして、藤子不二雄によるマンガ「流血鬼」などをからめて語っています。