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映画評論家町山智浩アメリカ日記

町山智浩の映画解説リストです。
現在約800本の映画が50音順に整理され、解説へのリンクが貼られています。
お探しの映画解説はたいていここで見つかると思います。


週刊文春の連載「言霊USA」はオンラインで読めます。


町山智浩のWOWOW映画塾、YouTubeで観られます!

町山智浩の映画塾2(101〜200)

町山智浩の映画塾3(201〜)


TBSラジオ『たまむすび』に毎週火曜日午後3時から出演中です。


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「キラ☆キラ」はYouTubeに残ってます

ロフトプラスワンでタランティーノと公開飲み会(無修正)

2008-05-16 アフガンを助けてタリバンを育ててしまった男

TomoMachi2008-05-16

明日17日(土)から公開の『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』の劇場用パンフレットに原稿を書きました。


 原稿の内容は、映画の中ではあまり描かれない、テキサスの大富豪ジョアン・ヘリング(ジュリア・ロバーツ)と、CIAの工作員ガスト・アブラコトス(フィリップ・シーモア・ホフマン)の奇奇怪怪な正体についてです。


チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』は、1980年代、ソ連に侵攻されたアフガンのイスラム・ゲリラを密かに支援して、対空ミサイル「スティンガー」を供与した、民主党の下院議員チャーリー・ウィルソン(トム・ハンクス)を描く実話。

 しかし、『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』は、ふざけたブラック・コメディとして演出されている。

 それは、アメリカのアフガン支援が笑うしかない悲惨な結果を生んだからだ。

 アメリカのおかげでアフガン・ゲリラはソ連を撃退し、それがソ連そのものの崩壊へとつながったが、ゲリラのタリバンが政権を握り、アルカイダを抱えて、911テロでアメリカに「お礼参り」をしたのである。

 映画について詳しくは「コラムの花道」でも話しました。ポッドキャストでどうぞ。

http://tbs954.cocolog-nifty.com/st/2007/12/1225_cd26.html

 ちなみにトム・ハンクスは熱心な民主党員で、大統領候補にオバマ氏を推薦している。