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映画評論家町山智浩アメリカ日記

町山智浩の映画解説リストです。
現在約800本の映画が50音順に整理され、解説へのリンクが貼られています。
お探しの映画解説はたいていここで見つかると思います。


週刊文春の連載「言霊USA」はオンラインで読めます。


町山智浩のWOWOW映画塾、YouTubeで観られます!

町山智浩の映画塾2(101〜200)

町山智浩の映画塾3(201〜)


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ロフトプラスワンでタランティーノと公開飲み会(無修正)

2008-09-11 『イントゥ・ザ・ワイルド』と『北国の帝王』

TomoMachi2008-09-11

毎週木曜日更新ポッドキャスト「町山智浩のアメリカ映画特電」、

http://www.enterjam.com/tokuden.html

今週は、現在日本公開中の映画『イントゥ・ザ・ワイルド』にちなんで、

ロバート・アルドリッチ監督『北国の帝王』(73年)について話します。


イントゥ・ザ・ワイルド』は、何もかも捨ててアメリカを放浪し、アラスカで死んだ青年クリス・マキャンドレスについての映画ですが、

マキャンドレスはジャック・ロンドンの『放浪記The Road』に憧れて放浪を始めました。

ジャック・ロンドンは18歳の頃にホーボーとしてアメリカ各地を放浪しましたが、

彼に鉄道の無賃乗車の仕方などのホーボーとしてのサバイバル・テクニックを教えたのが4歳年上のレオン・レイ・リビングストンという放浪作家でした。

リビングストンは放浪生活の知恵やホーボーの生活を次々と本にまとめ、当時の人気作家になりましたが、豊かになっても放浪を続けたといわれています。

リビングストンはホーボーたちから尊敬を込めて、「ホーボーの帝王」、「ナンバーワン」と呼ばれていました。

この『北国の帝王』という映画は、リビングストンの本を元に、

オレゴンの森林鉄道で、誰も無賃乗車させないと言われた鬼車掌(アーネスト・ボーグナイン)と、

彼に挑戦して無賃乗車することを宣言したナンバーワン(リー・マービン)の激しい死闘を描いた感動のバイオレンス・アクションです。

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