ムネオ、いいじゃないか。

鳩山内閣衆議院外務委員長に就任した鈴木宗男の言葉がとてもいいので紹介する。

沖縄の普天間基地移設問題で怪気炎を上げているのだが、今日メジャーリーグワールドシリーズでMVPを受賞した松井秀喜選手の活躍に引っかけている。

 米大リーグのワールドシリーズで、ニューヨークヤンキースが優勝した。そしてMVP(最優秀選手)に何と松井秀喜選手が選ばれた。

 日本人選手初の快挙であり、ワールドシリーズでの大きな勲章である。日本人がここまで頑張れたという点でも、松井選手は大きな足跡そくせきを残した。

 それにひきかえ、普天間基地移設問題ではアメリカのゲーツ国防長官やキャンベル国務次官補などに振り回されている現状に、多くの国民は「何をしているのか」という思いでいることだろう。

 アメリカが強く出ることによって日本が言いなりになるという、小泉、安倍、福田、麻生政権でのやり方は、現政権には通用しない。アメリカの考えがあるのなら、日本にも日本の考えがある。

 選挙での民意、特に沖縄の声は、重く受け止めなくてはいけない。その辺の事情を察しながら進めていくのが真のパートナーシップではないか。キャンベル国務次官補が「さもさもアメリカの代表だ」と言わんばかりの姿で我が物顔で振る舞うことを、私は良しとしない。

以上 鈴木宗男氏のブログ(11月15日付)より。

何かともたつているかのような印象を与えて損をしている鳩山政権ではあるが、先日のビデオニュース・ドットコムでの若手三議員の話といい、この鈴木宗男氏の言葉といい、注意深く見ているときちんと有権者の期待に応えようとしていることがよくわかる。

問題はそれが上手く一般に伝わらないことで、鳩山政権は真剣に広報をもう一度考え直した方がいいと思う。ちゃんと仕事しているのにバカマスコミの誹謗中傷に汚されているのはほとほと損なことである。