モノクロボウル

Too2009-09-12

 今朝も新マグでコーヒー飲んでます♪ ボウルはまだ実用していません。

 まずは正面。

『たのしいムーミン一家』で、ムーミンスナフキンとスニフが飛行おにの帽子を見つける場面です。 

 ここがおもしろい! サイズ調整で、絵が縦に配置されてます。

 横位置の全体図。

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 スナ様、アップ!

 原画そのまま!と言いたいところですが、微妙に調整されています。まずはムーミンの目。手元の挿絵では点(黒目だけ?)なんですけど、ボウルには白眼があります。スナの目も少し、黒目がちにしたもよう。挿絵は正方形なので上方と下方がトリミングされていて、Vの字に飛んでいる鳥が一部しか入っていません。下方の岩の一部は、縦位置の部分に生かされています。走るムーミンの足元には、岩の絵をアレンジして配置したようです。
 わたしはポリシーとして、挿絵の画像をスキャンしたような出所不明の画像は使いません(当然、自分でスキャンして載せたりもしません)。ぜひ、お手許の本でご確認を♪(本をお持ちじゃない方はぜひ“ボウルの前に”買ってください〜!!)
 さて。この「Muumi Seikkailu」シリーズ、「ムーミンの冒険」という意味らしいですが、日本名はまだ不明(ネットではアドベンチュアとかアドベンチャーとか呼ばれているようです)。
 最初に画像を見たときは、せっかくの原画なのに走ってるムーミンが邪魔!!と思ったのですが、実物を見て考えを改めました。物語の背景を駆け抜けるムーミンが、いいアクセントになっているんです。2005個限定の「夢見るムーミン」(ドラゴンフライ)のようにムーミンやキャラクターの部分をどーんとプリントする手もあると思いますが、これは走るムーミンをあしらうことによって、やや暗い、単体ではグッズになりにくい絵を使うことに成功しているんじゃないかと。走るムーミンがいなかったら、かなり寂しい雰囲気になってしまったと思うんです。
 前述したようによく見てみるとファンシー化アレンジが加わっているわけですが、これまでのアラビアの製品にあったような、無理にムーミンが笑っている(初代冬マグ「ウィンターソング」でしたっけ?)とか、ガラスカードのようにキャラ差し替えとか、大きなアレンジをせずにすんだのは、走ってるムーミンがいたからだと思います。
 また、ムーミンが背景の絵を隠してしまうんじゃないかと思いましたが、ちゃんと配置が計算されていて、いい具合に馴染んでいる感じ。さっすが、デザイナーさんもプロだってこってす。背景の絵が1アイテムにつき1カットなのも、配置を変えて絵全体を生かすためでしょう。複数の絵を使ってくれればいいのに!とも思いましたが、そうしたら1つの絵のなかで切り捨てる部分が増えてしまったはず。
 強いて言えば、走ってるムーミンのポーズや表情が少しずつ違うと、並べたときに“走り抜けている”感じがして、おもしろいかなぁと思いましたが、アイテムによってサイズが違いますからね〜。とりあえず、すごーーーく満足! ほかのアイテムも楽しみです〜。
楽天ショップにフィンランド製原画カレンダー、入りました。カラーもあります。同じショップにシールも入っているので、まとめると送料お得かも。

↓ボウルのなかでいちばんお気に入りなのはパパ。最初にひとつだけ買ったボウルなのですが、正直、ボウルというアイテム自体の出番が少ないので、あんまり増やさなくてもよかったー(現在、実用しているのは、トフビフ、ニョロ、夏マグ×2、ママ、です)。モノクロの食器が増えてきたので、モノクロコーディネートにも挑戦したいっす(暇が出来たらねー!)