とんま天狗は雲の上

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プレミアリーグ 第38節 マンC対サウサンプトン

 プレミアリーグもついに最終節。優勝もCL出場チームも決まり、残るはEL出場と残留争いのみ。吉田麻也の所属するサウサンプトンはシーズンを通していい順位にいたが、このところ勝ち点を伸ばせず6位まで勝ち点差1の7位。勝ち点で並べば得失点差では大きく差をつけているため、何としても勝ち点がほしい。だが相手はホームのマンC。高いモチベーションで厳しいゲームに臨んだ。
 残念ながら吉田はベンチスタートだが、序盤からがっぷり四つに組む互角の展開で進む。特にサウサンプトンはしっかりと守備ブロックを作ってカウンター狙い。20分、CFペッレのポストプレーから右SHロングがドリブルで運びシュート。GKハートがナイスセーブを見せる。マンCも続くCKのクリアをCHトゥーレがドリブルで前進。左SHシルバのスルーパスにCFアグエロがシュートする。24分にはCHトゥーレが横にドリブルしてミドルシュート。GKケルビン・デービスが弾いたボールをCFアグエロがシュート。マンCが攻めてサウサンプトンが守る。サウサンプトンはしっかり守って一瞬のチャンスを狙いたい。
 しかし31分、左SHシルバから右に展開。右SHミルナーのクロスにOHランパードがシュート。ついにマンCがゴールを割った。プレミアリーグ最後のゲームになるランパードがゴールを決めて場内は祝福ムード。ゲームはすっかりマンCペースになっていった。
 32分には左SHシルバのスルーパスにCFアグエロがシュート。しかしGKケルビン・デービスがナイスセーブ。38分、CHトゥーレが長躯ドリブルから横に流しCFアグエロがシュート。これもGKケルビン・デービスがナイスセーブ。サウサンプトンも45分、OHジュリチッチのスルーパスに右SHロングが走り込み、こぼれたボールをCFペッレがシュート。しかし枠を外す。前半は1-0。マンCのリードで終えた。
 後半1分、前半ほとんど活躍できなかった左SHマネがドリブルからクロスにCFペッレが走り込むが、わずかに合わず。その後もサウサンプトンは何度かゴールに迫るが、いずれもCFペッレがオフサイド。焦りが見える。すると12分、マンCもCHトゥーレから右に展開し、右SHミルナーのクロスにOHランパードがヘディングシュート。しかしこれはGKケルビン・デービスが正面でキャッチした。
 14分、サウサンプトンはジュリチッチに代えてウォードプラウズを投入。マンCも21分、トゥーレに代えてOHボニ。ランパードをCHに下げる。22分、サウサンプトンは右SBクラインの縦パスからOHウォードプラウズが走り込み、DFがクリアしたボールを右SHロングがミドルシュート。GKハートがセーブ。27分には左SBバートランドのクロスに左SHマネがヘディングシュート。GKハートがキャッチ。28分、右SHロングがドリブルでDFをかわしてシュートを放つが、これもGKハートがセーブした。
 31分、サウサンプトンはCHスティーブン・デービスに代えてFWエリアを投入。マンCも32分、CHランパードを右SHナバスに交代。サポーターから大きく労いの拍手を受ける。するとゲームはすっかり終了モード。34分にはミルナーに代えてCBコンパニーを入れて守備を固める。サウサンプトンが必死に攻めるが、ゴールが遠い。そして43分、左SBコラロフのCKからDFのクリアを右SHナバスがクロスを入れると、DFに当たってファーに流れたボールをCBマンガラが落とし、CFアグエロが押し込む。マンCがダメ押しの追加点を挙げて、タイムアップ。2-0でマンCが勝利した。アグエロはシーズン26店で得点王決定。
 これでサウサンプトンの7位が確定。それでもFA杯決勝でアーセナルが優勝すればサウサンプトンがELに出場できるそうだ。吉田にはぜひ来シーズン、ELに出場してほしい。そのためにもアーセナルよ、がんばってくれ。