クレクレ症候群

関西広域連合きょう発足 不参加の奈良、県民に説明行脚へ」というニュース。http://sankei.jp.msn.com/politics/local/101201/lcl1012010821000-n1.htmを読んでいて思ったこと。
「共用の緊急医療ヘリの費用負担増などを理由に参加に難色」を示しているとか。かの大淀病院産科事件をみても明らかなようにまさに関西圏広域の医療におんぶに抱っこで支えられているのが奈良の医療の実情。比較的交通の便などの面で有利な奈良市を中心とした北部はともかく、吉野を中心とした奈良県南部にこそヘリコプターの価値がでてくるのではと思いますが、その費用負担はしたくないのだそうです。
このドクターヘリについては、疑問点は山ほどあるので論評はさけますが、金は払いたくない、でも困ったときにはヨロシクねみたいなふうに取られてもしょうがないのですが、夜中に働き続けている産科医の時間外訴訟をとうとう上告したというこの勘違いのカタマリのような県は・・・みんなで医者が逃げ出す以外に解決の道はないのかもしれません・・・