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成り歩ごのみ

2017-03-21

余韻を愉しんだドラマ


雨のち曇り。
乾燥注意報がいっきに解消され、寒の戻り。
六時過ぎに起きる。
朝餉は、キャベツとほうれん草、薩摩揚げの中華風野菜炒め、キャベツとレタスのサラダ、バナナと蜂蜜入りヨーグルト、クリームシチューの残り、トースト、ローズヒップティ。食後にチョコレート。
入り側書斎でキーを叩く。
雨に散った花びらが、濡れた庭石に貼り付いて、色が失せていく。
女房は昼前に義母のところへ。夜に帰ってきた。
昼餉は、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ。揚げすぎて、オリーブオイルも鷹の爪もニンニクも全滅だ。ほかとは違って、このシンプルな料理は作るほどにヘタクソになっていく。
あれこれ考えて、そのぶん時間が経っていく。きっとそのせいだ。
雨空を見ながら、キーを叩き続ける。今日の寒さで、春の到来がきっと早まる。
夕餉は、かき揚げをのせた蕎麦。食後に、コーヒーとカステラ。
AppleはmacOSのパブリックベータをβ8にアップデートした。バグがなかなか取れないのか。
毎週、愉しみに観ていたドラマ『カルテット』が終わった。坂元裕二さんの脚本、見事だった。
くびきの取れた物語は、奇想天外だった。会話に説明がなかったし、作為がしっかりしていた。舞台劇のように、描出の輪郭がくっきりしている一方で、儚げでどっちつかずで、心許なかった。そういうものだと大人なら感じ入るだろう、やるせないところを踏みはずさなかった。
椎名林檎さんのテーマ曲も切迫していて、どこか艶っぽく、歌詞が刺さってきた。大人は秘密を守る――これにはやられた。扉が屹立して、その向こうの秘めやかさに憧れる。見事だった。
松たか子は、どうかすると黒いところが垣間見える。それが惹きつけるのだが、なぜ黒いのか、すぐにわからないもどかしさがいい。ちょっと非対称の口元とか、狂う一歩手前のような目元とか。そういうパーツのせいもあるのか?と思わせるあざとさがいい。恣意的なところが見極めきれない。それが、黒くなったり白くなったりして、まわりをひらひら飛んでいる。そんな感じがある。
ちょっと老けてきて、その味に磨きがかかってきた。