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Big Head Goes On

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Sun-11-27-2005 パンダの気持ち。

長丁場耐久ギグのフライヤー

ふとした縁で、ファンになったディープ&バイツ。ファンとは言っても多分5回程度しかライヴは観ていない。そのあと山川のりをが何をやっているのかも良く知らず、後追いでアイスクリームマンを聴いた。そして今、僕はギターパンダを聴いている。日本のギタリストの中で、非常に数少ない、腰を抜かした記憶のある人だ。熱狂的とは間違っても言えないが、長いこと(日本のロックを聴かなかった時期でも)付かず離れずのファンだったと思う。8月に10年ぶりくらいに観て、なんだか嬉しくなった。パンダの着ぐるみをかぶって歌う山川のりをは全然格好良かった。

今月、40歳になったらしい。だから記念に、ワンマン・ギグを行うという。昼は一人で、夜はバンドで。それが、今日だった。以前お願いしていたけど幾分難しい方向に向かいかけていたヴィデオ撮影はギリギリ昨日、OKを貰えた。自分でも意外な程、心底嬉しかった。

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人を嬉しくさせてくれる山川のりを in ギターパンダ@レッド・クロスin新宿。

昼の部。レッド・クロス不思議名物のシャッターが開き、そこに、どでかいパンダがいる。「ヤマカワヤマカワヤマカワヤマカワ・・・ノリーヲ〜!どおぞ4649ね〜!」やっぱり衝撃的だ。しかもこのパンダ、ギター上手いし。前半はディーバイの曲が目白押し。「ディープ&バイツの気持ち」、こんなにいい曲だったか。無論「ぼくと君の写真」「ちょっとだけサヨナラ」でも感涙&失禁。

会場の前半分には親切に椅子が出され、終始和やかムードの中、山川のりをの暴走が始まる。ベース弾き語り(はまだいい)、そしてなんとドラム叩き語り(2曲!)まで披露。リズムがモタると「あれ?」なんて言いながらもしっかりと押し通してくれました。さすが40歳。原曲を知らない人は訳分からなかったかもしれんよ。でもいい曲はやっぱりいい。練りに練ったディーバイやゴージャスに広げたアイスクリームマンの曲を今、ギター1本(とハット1本)で聴いていて、「くぅっ・・・。」と来ちゃうのだ。ポジティヴな面が強すぎて誤解されやすい人だけれど、単純な言葉とメロディーの隙間からは、底知れぬ淋しがりやチックな一瞬が顔を出す。観てるコッチもなんだかメランコリックなセンチメンタルな気分に浸って(いや聴いてた時代がまた、ね)しまった。

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夜の部。無論椅子はなく、あれよあれよと人々が会場を埋めていく。遠方からのお客さんが多いようで、大きな荷物達はステージ前をドカドカと埋めていく。良かったよ早く来て。

再びシャッターが開いて登場するは、人間2人をバックに従えた、やっぱりパンダ。

会場は初っ端からいい感じで盛り上がっている。パンダの煽りにも素直に、というかとても積極的に反応していた。後ろの方はどうだか知らんが少なくとも僕の周辺は大盛り上がり大会だった。この入りの良さは本人も驚きだったようで「良かった良かった」と本当に安堵の表情で何度も連発していた。恐らく本音だろう。それくらい、今このパンダは不遇の時を過ごしている。

あれ程の引き出しの豊かな凄腕ギタリストでありながら、Dexys Midnight Runnersにハマり、そしてトドメにJonathan Richmanにハマってしまったのは、果たして彼にとって良かった事なんだろうか。ひょっとして、「ギター超ウマの目茶苦茶面白いミュージシャン」ではなくて、「目茶苦茶面白い超凄腕ギタリスト」であったならば、そういう売りであったならば、ひょっとしたら今彼を取り巻く世界は、ちょっとは変わっていたのかもしれない。ギタリストとしてだけではない。ソングライティングやアレンジにおいても(百発百中ではないにしても)神業を感じてしまうのだ僕は。

だからふと、パンダになってる山川のりをを見ながら思う。「勿体ないなぁ」と。しかし同時に、この人だからこそ成り立つのだな、とも強く強く思うのだ。ミュージシャン的偉さを表に出さない腰の低い曲を、下世話とも言えるコール&レスポンスを客に強いながら歌い上げるその様は、既に貫禄さえ感じられる。裏付けのないおちゃらけほど、もの悲しいものはないが、この人にはそんな浮ついた要素は微塵も感じられない。ここまでやってくれるのなら全然OKだ。そう、だって天才音楽なのだから。無論本人は未だに模索中なのだろうが、こういう人は暗闇の中でもがき続けている方がいい。晴れたり降ったりする中で、全て肥やしにして前へ進んでいって貰いたいのだ。

===

レッド・クロスにも随分馴染みになってきて、演奏がハケてからもノンビリした気分を味わう様になり、やっぱり今日も鶴原さんとビールを呑み続ける。夜の部にはワタナベマモルも観に来ていて、しばし世間話をし、半ばゴーインにタバコを一本貰い(すいませんね。タイミング良く切らしちゃうんですよ)、相変わらず巻谷ポル男の新譜にゾッコンLOVEであることを再確認させられ思わずニンマリ。

やっぱり遠方からのファンも多かったようで、隣のテーブルの女性2人は山口県からのお客さんだった。とりあえず山口姉妹と名付けた。こういう人達に支えられながら、パンダもおじさんになったのだ。

ワタナベマモルが夜の新宿の町へと消えていったあと、山川のりをと山口姉妹としばし談笑。鶴原さんの持っていた『Modern Lovers 88』を見て、「うん、これが一番イイよ。」と太鼓判を押していた。ダンシン、ダンシン、レイア、ナイッ!でももう、ジョナサンとは全然違うよね。あまりに独自です、ギターパンダ。

ヴィデオじゃ多分伝わらないギターパンダの世界、是非ナマで味わっていただきたい。ワタナベマモルといい山川のりをといい、ただのバカロックのおじさん達じゃない。果てしなく底無しロックバカのおじさん達なのだ。まあ実は年齢あまり変わらないんだけどね僕も。

そして来年こそは是非!わが町(じゃないんだけど近所の)川越の鶴川座で演っていただきたい。絶対に合うと思うんだなこの人は。是非その際は山口姉妹も遠路はるばるお越しいただきたい。ちょっと僕が町を案内しちゃろう。いいぞ城下町。

===

他のお客さん達の熱い思い ⇒ その壱 その弐 その参 その その後 その そのなな

裏ではこんな努力も ⇒ その壱

で、まとめ。 ⇒ Tot-Channel

イントロダクション 〜 自己紹介のうた 〜 ロックンロールギタリスト 〜 引き潮 〜 壁打ちロック 〜 タイトル忘れたディーバイの曲 〜 (アニキの新曲) 〜 サイテー 〜 (もう一回アニキ) 〜 ヘロイン 〜 スペルマ 〜 タイトル知らない 〜 タイトル知らない 〜 タイトル知らない 〜 のりをビーグッド 〜 アクセル 〜 とばせロック 〜 ドライブ 〜 サイコー 〜 ありがとう

12041204 2005/12/18 14:19 昨日姉に聞いて初めて日記の存在に気づいた山口姉妹の妹です。
姉は、なぜ姉妹なのか?どちらが姉なのか?
と異常反応していましたが、私が妹です、誕生日的にも。
姉の特徴は「イェイイェイを元気よくしない」です。
カルピスの時、カメラ目線がやや姉に寄っていく感がありますが、
あれは狙いですか?だったらナイスです!
鶴川座実現の際には、ぜひ城下町を案内してください。
長々と失礼しました、つい、うれしくて。

TotTot 2005/12/27 02:40 あ、妹さんこんにちは。
・・・読んでくれていたでしょうか?たった今自分のコメントを間違えて消してしまいました。
書き直すにはバカバカしいことしか書いていないので簡潔に。
そうですお姉さんに寄っているんです。
川越に是非来てください。
お便り待ってます。
姉妹末永く仲良しで。
良いお年を。

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