宝島社『このライトノベルがすごい!2007』

正直、もはや秘境の域。新作に手なんて出せません。
ラノベ読みのよーに言われてますが、私はTRPG者なんですよ…。

さて、今週の一冊。

このライトノベルがすごい!2007

このライトノベルがすごい!2007

 ざっと目を通してみて、知らないのが8割強。
知ってても、タイトルや漠然あらすじを又聞きしたことがあるだけで、把握・分析出来そうののは雀の涙ほど。
元来、作品単位でしか本を認識してない所為か、作者名を言われてもピンと来ないし。
コンテンツは、作者紹介、作品紹介。作品やキャラの人気ランキング、名台詞集etc.と意外にオーソドックスです。

 ただ、案内書としてはイマイチかと。
ガイドの割りに、対象を従来の購買層に絞っている感があり、外部参入者には不親切。情報もやや過剰気味で、読み手に取捨選択を要求。ジャンル別ガイドの項目を筆頭とした妙な『痛さ』もマイナス要因(ラノベ全体の問題かも知れない)。そういう人を選ぶ部分を抜かせば、十二分な内容とも言えます。
や、私的にはジャンル:リプレイを独立項目にした一点でかなりの大金星ですが。(ぉ

 結論:もっとラノベに浸りたいと思う方向け。

蛇足。
・本屋に行けば割と簡単に購入可。
・ジャンル:リプレイの文責が全部同じ人なのが残念。
・名台詞って量産されるとなんか、アレ。
・その内、「これってラノベ?」とか言われる日が来るんでしょうか…?