FlexSDKコンパイル時の「Java heap space」エラー回避方法

デプロイ時にFlexコンパイルを伴う処理を行なっていたが「Java heap space」エラーが多発する現象が発生。
解決方法がわかりにくかったのでまとめておく。

MacLinuxの場合

sdkインストールパス/bin/mxmlcファイルを開いて「VMARGS」を書き換える。

●mxmlc
〜
VMARGS="-Xmx384m -Dsun.io.useCanonCaches=false" ←ここを書き換え
例)
VMARGS="-Xmx1024m -Dsun.io.useCanonCaches=false"

Windowsの場合

sdkインストールパス/bin/jvm.configファイルの「java.args」を書き換える。

●jvm.config

〜
# Arguments to VM
java.args=-Xmx384m -Dsun.io.useCanonCaches=false ←ここを書き換え
例)
java.args=-Xmx1024m -Dsun.io.useCanonCaches=false

あとがき

ググったら「flexコンパイルJava heap spaceエラーが出たらjvm.configを修正する」という解決策が頻繁に出てくるので、
「FlexSDKのコンパイラWindowsでの環境でのみjvm.configの設定値を使用する」という点に気づかないでドハマりした。
公式ヘルプをよく読むと、
mxmlc シェルスクリプトCygwin などの UNIX シェルエミュレータを実行中の UNIXLinux、または Windows 用)は設定ファイルを必要としません。JVM パラメータはシェルスクリプトファイル内に設定します。」
という記述がサラっと書いてあった。。。