あけましておめでとうございます。

旧年中は此方もスッカリとサボっていましたがまだ生きてます。実はまぁ私自身にちょっと洒落にならない事もあって今年も大幅にアレげになりそうですが、決して命を棄てる気もないかわりにしがみつく気もございません。なるように、命数のある限りは生きていこうと思います。

はてなダイアリーが今月末で終了、との事で、これもいい機会… 誹謗中傷のはてなから離れて今後はツイッターhttps://twitter.com/USA_Pt)、エキサイトブログhttps://dreamfast.exblog.jp/)でやっていこうと思っております、が、実はゲームのクランの筆頭なんぞをやっているwので更新はあんまり無いとは思いますが、よろしければ、お暇があれば今後は其方の方を覗いてやっておくんなまし。

 それでは、

「皆様にとって、今年もよき年でありますように… 」

天命は、知らぬ。

 
本日は丁度五十の誕生日。
 
三十の時には五十まで生きていられるとは思っていなかった。
 
四十の時は、五十までは何とかなりそうとは思ったものの、まさかその数年後に目に穴が開くとは思わなかった。
 
加齢による変化は三十に想像したのと大きくは違い無かったものの、それこそ十歳の頃から趣味としていた読書、映画鑑賞、TVゲームと離れる事になうおんが加齢ではなく眼のトラブルの所為だった為に、未だに何をというのが決められないでいて。
 
DVDやBlu-ray個人輸入をしなくなったのはNetflixAmazon Videoの便利さもあるけれど、英語字幕を読む為の集中が右目だけではもぅシンドイくなったからだけど、出来ないワケじゃぁないのがもどかしい。
 
フルプライスのゲームも同様で、ソシャゲのクランのリーダーをやっているのは未練なのかもしんないが、片目での集中ではアクションゲームはもぅシンド過ぎる。

映画はもっと情けないが、歳をとってトイレが近くなってきたのもあって、安心して落ち着いて観るにはもぅ家でしか出来ない。それでも劇場で観たいと思った場合は前日から水分を控え、当日は限界まで食事の水分を控え利尿作用のあるコーヒーもお茶も飲まぬようにして… てしても、不安を抱きつつの鑑賞は、心から楽しんでいるとは言えないし。

活字もシンドイ。特に片目だから読む事は出来るものの、長時間読む事で焦点距離が固定されている為、読み終えた後の視界の焦点が読んだ時間に比例してボヤけて何も出来ない。かつてのように淫するように浸る事が出来ない。

七十までは想像できないが、六十までは何とかなりそうに薄っすら思うけれども、これから更に老化する。衰えて、目の時のように身体の部位の何処かがトラブるのやもしれない。

天命は、知らぬ。それでも生かされている間は… とボンヤリ思う誕生日。
 
まだ、生きてます。もうちょっと、生きていけそうです。
 

 新年あけましておめでとうございます。

 

 
旧年中ハスッカリサボり癖がついてしまいましたが生きてます(汗) NetFlixにはまって海外通販はしなくなるわ、妻と明治村へとドライブに出かけるとか、色々やっております。本年度はもちっと更新をしたいとは思うのですが… 何卒、宜しくお願いします…

 くるま、車、クルマ。(あふたー)

 
「買い物は、欲しい時に、買いたい!って思った時が買い時。」
 なんて事を言われますが… 昨年、車検を受けた時に(私の収入では)結構な部品交換費用がかかったのと流石に15年も乗っているしで車の買い替えを検討、本来なら次の車検である2018年の3月ってギリは無理でも今年末の冬のボーナスシーズンまで時間をかけるってのも1つの手でしたが、なんやかんやいろいろあってスズキの三代目スイフトの生産終了ギリ前のを購入したけれど、それから1年で結構な情況の変化があって… 最終購入候補だった3つのブランドにしても、
 

 
スズキのスイフトは4ヶ月後の2017年に新型(4代目)が登場。更に軽量化し安全装備も充実させて… ってなのだけど、ディ−ラー点検で訪れた際に見た実物はあれはあれで好ましく思う外観だし後部座席が広くなった上に後部ハッチの位置も下がったのといい使い易くなっていそうなのは魅力的だけど、まだ出たばかりって事で
 

 
…のような初期不良や改善点も多そうなのと、ツイーターすらオミットしてるのでオプション追加が結構な額になりそう、加えて安全装備を充実させようとするとステアリングオーディオスイッチやパドルシフトのついた上位グレードにしなきゃならないのとか私にとっては無駄が増えるのがどうにも個人的に嫌で… ってのと同じ理由が年次改良を経た
 

 
安全装備や快適走行の為の改良で値上がりしたのはまぁいいとしてもやっぱり私には不要なステアリングオーディオスイッチが標準化したりレインセンサーワイパーやらの無用の電装品やらの装備が充実されているのとリコールの多さ… 特に6年以上経って発覚したシートの不具合のニュースにはちょっとなぁ… と思ってしまって。
 んで、スイフトと最後まで二択で迷った日産のノート、
 

 
e-powerは確かに乗ってみたいとは思うけれども此方も出たばかりで初期不良や改善点の事を思うと。ではノーマルは?って言うと、商品管理の一環からかパーツやカラーが減って私が惚れたチタニウムカーキが無くなってしまってはねぇ… って事で、もし今年新車購入を検討していたら相当に困る、というか選択肢が無さ過ぎて、去年は早々に候補から外れた三菱のミラージュか日産のマーチあたりになってたかも知れない。フィットは… 日頃ホンダユーザーのマナーの悪さに辟易としてるのでパスしたいし、トヨタのビッツはマイナーチェンジしたけどやっぱり一本野糞のようなフロントワイパーや視界の悪さまでは改善されてないっぽいんでパスかなぁ… って思うと、
「どれにしたらいいんだ!」
 って悩めた去年は楽しかったし、選択したスイフトでの日々の楽しさからいっても去年購入して良かったよなぁ… と思ったりもして。
 
そう、スイフトに不満が無い訳じゃない。1年前にも書いたけど、細かい部分での不満はある。あと、最近になって気がついて落ち込んだのが車内バックミラーがフロントグラスにテープ留め?で天井部分への接合取り付けではないってのも不満というか将来的な不安ではあるけれど、日々の運転そのものをこんなに楽しみ、気持ち良く操作出来ているからチャラになってるもの。ランクスの頃は一ヶ月平均270km前後で1年で3000Km以下だった走行距離がこの1年で一ヶ月平均で300kmで1年で3700kmって走らせる距離が伸びてるくらいに、家への帰路や休日などにちょっと寄り道や遠出をしてしまうくらいに、そして秋くらいからのドライブの為に

 を購入してしまうくらいに… 先代のランクスの時には遠出は極力交通機関で仕方なく車での場合は紙の地図でカーナビを欲しいと思った事など15年も無かったというのに… ってくらいには、車に乗る楽しさを味わっておりまして… 1年前、ディーラーで引き渡された時も自分の感覚との驚くくらいのフィットさに驚いたものですそのストレスの無さにも感動したのですが、1年経過してみても尚その想いはあり、初見のルートであっても、それが結構タイトな住宅街とかでも怖さとか不安を感じないんdすよ。また日々の通勤時でもアクセルでの速度調整がホントに気持ちいいんだよな… と、新車1年点検の今日、ディーラーから代車で借りたハスラーを運転してみて思ったんですよね。
 

 
デザイン的には好ましく思う、個性的な車だとは思う一方で運転し難そうだとは思っていて。とは言え乗ってみるとシフトレバーの位置以外は外観の印象よりも広い車内とデザインといいこれはこれでアリかとは思ったもののいざ運転してみると… 遮音性に関してはこれも味だと思うんでいいとして、やっぱり右左折での重心の高さの分不安になるんですよ。アイドリングストップ車だけど再起動とか気にならないしアクセルを踏めば踏んだだけちゃんと加速する感じは悪くないけど、
 

 
フロントウィンドウが立って座面が高いから一見見易いように見えて実は太めのピラーとかフロントの先端の感覚の掴みにくさやチョイチョイある死角がどうにも。あと一番の落ち着かなさはシートで、普段スイフトのしっくり収まるシートに慣れていると如何にも薄くフラットで基本この車の場合はシートに収まるのではなくヘッドレストだけでなく背中もつけないで真っ直ぐに座っての運転が合ってるのかなぁ… こういう感覚って2tトラック乗ってた時以来かも… ってくらいにハンドリングもちょっとルーズっか甘い感じもするし、前後だけでなく横の感覚もちょっと掴み辛い。日常、近所に買い出しとか20分程度の運転ならこういう車だと割り切っての購入ならアリだとは思うし、走る事を重視しないこの車に乗って運転する楽しさもアリだとは思うけれども、ちょっと私が自家用車に、それを利用した日常に求めるものとは違うよなぁ… と思っちゃったんですよね… パッケージングとしてはよく出来ているしナルホボよく売れたワケだと得心はしたんですけど、じゃぁ魅力を感じるか?ったらまた別の話で。それこそ関心はあって、機会があるなら乗ってみたいってのなら
 

 
 とか
 

 
 とかと同じでね… 乗っても妻くらいでアチコチ寄り道しての買い物やら日常の用事雑事に使わない、休日の日くらいにノンビリ運転するってのならまだ話は別だけど、日常が「片道約5km(の間に点滅式も含めた信号機が24!)の駅前駐車場までの往復」が基本でクリーニング屋にも行けばスーパーにも買い出しやら何やらでの雑事にも、ってのじゃぁ2ドアとかじゃ話にならないし。この今の生活が変わったとしても、その変わった環境により適した車を最優先するからあくまで関心程度、って点でハスラーも遠いなぁ… って。ちな、SUVやクーペ、セダンよりは自分の感性的には近いんだけど、5ドアハッチバックのコンパクトカーが実生活と最適合してて、その上でフィーリングにマッチングしてるスイフトに乗っている事で実は結構幸せな事なのかもね… と思ったりもして。なので改めて、今更だけど
「買い物は、欲しい時に、買いたい!って思った時が買い時。」
 ってのを思い出しましてね… その買い物で良かったんだ、って。
 
ディーラーからの点検完了の電話を受けて引き取りに、の道も敢えて同じ道でハスラーを走らせてみる。ちょっとした段差や路面状態での横揺れはやっぱり好みではないし、アクセルの踏み加減での速度調整… CVTの場合まず一気に回転数を上げてからちょいちょいと踏み足していくとエコ運転マークの点灯時間が長いのでまず踏み込む癖がついた… だけどアクセルを外しての減速があまり無いのとブレーキも踏み加減での効き調整があんまり出来ないデジタルっぽい感じといい、やっぱりどうも苦手で慣れ云々ではなく性分的な感覚に近い苦手、嫌悪感がつきまとって。あと、やっぱり軽だからクーラーの効きも良くないしね… って事で愛車と再会。何の問題も無かったそうで、メンテナンスパックに入ってもいるのでオイル交換やら何やら一通りやってもらってもタダ。2ヶ月に1回くらいの水洗いはしていたけれど改めて洗車してもらってのピカピカな様にはなんかほっこり。そのままチョイと夕食の食材の買い足しにとスーパーへと向かうその道程の、なんと気持ちの良い事か。走る、曲がる、止まるに揺れない安定感ったら安心感ったら。ゆったりとシートに身を預けての運転の落ち着く事ったら。必要な情報だけが表示されて無駄なライト演出の無いパネルの見易いこと。うん、ハスラーの、運転の状態でイルミネーションのようにメーター上部が発光するのも行きで80点・帰りで90点って表示されるエコ運転評価とかエンジン切る時の液晶画面の閉まるアニメーションとかいらんねんって。まぁハンドルの太さはハスラーの方が良かったかな?でも、うやっぱり自分はスイフトでの運転がこんなに気に入っているんだなぁ… と改めて思い、感じる。
 

 
これからもよろしくね、とスーパーの駐車場で記念撮影。さぁ2年目だ。
 

 『ベイビ・ドライバー (2017)』

 
Romatic Zombie Comedyって何じゃらホ?とイギリスからDVDを個人輸入した

 が私にはメチャクチャ面白くて… というのがエドガー・ライト監督作品との出会いで2004年。 もイギリス版だけでなく日本語字幕も収録されてるらしいって事でタイ版も購入しちゃったくらいにハマったんだけど、その次の がどうもイマイチで… 文脈って言うか視点を間違えてたのは知り合いのブロガーさんのレビューを読んでから気が付いたんだけど、やはり個人的にはあまり好みではなかったのもあったのと地元での句会次期とのタイミングが合わずに は未見って在間さでしたが、何気なに地元の大垣コロナシネマのHPをチェックしていたら出て来た「エドガー・ライト監督作品」ってのにビックリ、しかも全国同時公開と一緒って、そんなメジャー作品なのこれ!? 是非、観に行かねば”!って気持ちを更に高めてくれたのが公式がYoutubeで配信している

 を観たらもうねぇ… って事で妻と要に大垣コロナシネマに行ってきましたよ。初日で4回目の上映、の前に既にパンフは売り切れ、劇場の3分の2を様々な年齢層の観客で埋まるってのは実に久々で大垣では珍しいくらいで、そない大垣でエドガー・ライト作品だと知って来てる人がるの?と驚きつつ上映が始まったのですが…
 
 ちょっと思ってたんのと、違う…
 
 例えるなら、酒も飲んでない友人が真っ直ぐに真剣に語る熱弁なんだけど、此方としては「お、おぅ(汗)」って感じと申しますか… その真摯さと熱意故に茶化したり馬鹿にする気は毛頭無いんだけど、あまりにも私的過ぎるが故に賛同とか共感が出来ない、って感じと申しますか…
 
事前予想ではもっとライトで洒落たドライバーと奇妙な藤樹人物達とのアクション映画だと思いましたし、先の冒頭6分のアクションシーンはあくまで最初の掴みだと思うじゃぁないですか。でも、違う。極端に削った台詞はモノローグの説明さえせず、シビアな展開なんだけど物語としては恋愛映画… 丁度『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』が恋愛によって男の子が得る多幸感や万能感、そして気付きであった事の続きのようで、しかし、本作の主人公”ベイビー”がイヤホンをしていない時は僅かな耳鳴りのようなノイズが聴こえるような音響になっているくせに、実は音楽は音楽でしかなく*1銃撃やらの実際のノイズの方が大きいって点からもこの本編は観客ではなく”ベイビー”っかエドガー・ライトの世界なんですよ。彼が語る「恋愛」であって「恋愛観」じゃぁない。まして、そこに警句やらテーマやらメッセージというものもない。彼によってのその「恋愛」がとても大事なものであるのはこの作品が実に気の遠くなるような手間暇をかけて奇を衒う事もせず真っ直ぐに真っ当に撮っている事からもよく分かって、これ迄の作品では言わばツッコミだったり交通整理でもあった過去作品からの引用やオマージュだったりを笑いをはじめとした主人公の(と情況に対する)感情っかエモーショナルな部分、カット、ポイントでは使わない点からも、実は凄く私的っか私小説めいた印象すら感じましてのぅ… だから『ワイルド・スピード』シリーズとか、もっと古くは『爆発!デューク』おtかでもいけど登場する車の車種やメーカーに意味はないのね。カーテイスシーンにしてもカタルシスの為じゃないし主人公の感情描写でもないの。あくまで”ベイビー”にとって自分以外の世界をどう感じているのか、でしかないから共感というのかな、ハマんないと結構辛いというか… 正直申しますと、ある意味で童貞の変革って点で『スコット・ピルグリム』の方がまだ掴み易かったと申しますか。それを経て、監督が自分に真摯になっている分、より掴みにくいというか、”観客”としてはとっつき難い映画にように、私ら夫婦は思いましたな… だから、帰り路とか映画の話が弾まない弾まない(笑) だってねぇ… 熱く語られて、その意図や思い入れの熱さや重さは真摯だから村長はするけど、それを共感するか、支持するか、ってのはまた別な話、ですしね…
 
よくタランティーノとかギレルモ・デル・トロとか映像オタクみたいな事を言われますけどやっぱ劇場がメインの人達だと思うんですよ。投射ってかスクリーンの映像ってのと、映画って感覚で。でも、多分、エドガー・ライト監督は映画館での映画は「体験」で、映像はモニターで、映画はその中でも予算がかかったソフトって感覚が私はします。いい・悪いの話じゃなくてね。良し・悪しって話でもなく。でも、だから私のような世代が観るべき映画ではないかな…って気がしちゃったんですよね… だけど、だからこそ、三十代から前の世代には突き刺さる映画なんじゃぁないかなぁ… と、ツイッターのTLを見て思いましたよ、っと。でもオッサーン、老害って言われても のような、観客の為の、エンドロールに向けてクライマックスのカタルシスとしてのカーチェイスの方が好きだったな、っとぉ。
 

*1:とは言え江戸が^・ライト作品らしくその曲が情況や心情の説明になっていて、しかも御策ではそれにアクションを合せるというキチガイじみた手間暇をかけている。が、演出的には音楽はあくまで音楽でBGMとは言い難いと私は思いました。

 『コール・オブ・ヒーローズ/武勇伝(危城 (2016))』メモ。

 

【日本公式サイト】
 
345月と残業が酷いわ先々週末にひいた風邪が酷いのと通院に法事もあったので思い切っての有給消化で5連休、の最終日。妻も風邪でなければ明治村だったが… 今回は諦め夫婦で近場で『コール・オブ・ヒーローズ』を鑑賞。日本版予告編がニコイチで「あっ(察し)」ではあったものの、正直他に観たい映画も無かったのと、平日の昼間に夫婦でボンヤリってするにはサモ・ハンの解り易いコレオの作品は悪くはないかなぁ… って事前に思った通り、西部劇の雰囲気を入れた武侠物っぽい中品で、特別にこれ!って凄い、映画館ならではの快楽は特に無いものの、とりあえず大きな破綻もなくまとまった作品で、例えば休日の昼間にTVでやってるのを観たら儲け物だと思いましたよ。
 
ぶっちゃけ海外セールスを意識してか、子供を殺す直接的なシーンが無かったり、詳しい登場人物のエピソードを避けて筋立てもアクションシーンも解り易く、ってのに徹していたので展開的には観てる間何ら予想を裏切ったり超えたりはしなかったんですけど、そこはそれ。クライマックスの戦場の崩壊をわりと荒いCGで済ませてしまったのも込みで、いちいち突っ込むのも野暮じゃぁないと言いますか… まぁ敵役の「軍閥」が、年代的に考えたら国民党臭いよなぁ…とか、ちょっと生臭い部分もあるにはありましたが、
「ウチの国で西部劇っぽいのやってみない?」
 ってライトな感じの作品ですから、観ている間楽しめればそれで充分、ではないでしょうかね…
 
 まぁね。

七人の侍 [Blu-ray]

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 って、やっぱ凄い作品だったんだなぁ… とか思いましたし、それを翻案にした ってのも、やっぱよく出来た作品だったんだなぁ… とか思いましたし、マカロニウェスタンったら って別に馬も荒野も出てないのにガッツリ戦車でやっちゃったんだよなぁ… とか、色々と思い出した作品はありましたが、それらと比べるというのは酷な話で。決して手を抜いてるってんじゃなくてね、こういう作品もやってみようか、ってのを楽しむにはそれくらいの気分でいいんじゃないかと。その意味で、役者さんも破滅的な極悪な息子を演じたルイス・クー以外は皆アベレージでしたし、むしろ、ちょいとした娯楽中型作品をさっくり全体のトーンを揃えて作ってしまえるあたり、香港映画の懐の深さというか、何んだかんだと言ってもまだまだ映画製作と映画に対する余裕は残っているんじゃないのかな?と思った一品でしたよ、っと。