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2006-03-13

USA-P2006-03-13

[][] 『SPRIT』は観ません。

 

 ジェット・リー最新出演作にして最後の主演武道家映画と言われる『SPRIT』、愛国の士であるが故に日本人に毒殺された、というお話になっている武道家・霍元甲(フォ・ユァンジア)… ブルース・リーの『ドラゴン 怒りの鉄拳』で殺される武道家ですな… を、『HERO』『LOVERS』という中国共産主義肯定プロパガンダ映画のプロデューサー陣が、って時点で既に『Tom-Yam-Goon』を観た私には古臭い臭いを感じなくもないけれど、しかし『少林寺 (1982)』をリアルタイムで劇場で観て、ジャッキー・チェンではどうしても足りない武術的な動きを、それも特上のを見せてくれる人としてジェット・リー、いや、リー・リン・チェイとしての彼氏の作品を観てきた私は

「まぁ色々あるようだが、劇場で観ておこう!」

 っと思っておりました。

 

 しかし。

 

「FEARLESS(懼れるを知らず)」という香港英題が「SPRIT」になったのはまぁ日本というマーケットに合わせる為… っと思えばそれ程気にはならなかったものの、香港オリジナル版から3分短い、っというのを香港版DVDを注文した時に知ってガッカリし、海外の宣伝ではカケラも出てない中村獅童を大きく扱ったポスターにゲンナリし(海外では元WWEのネイサン・ジョーンズと、ってのが主流)、「泣ける映画」って糞ダサイ宣伝展開にガッカリし、そして今日、なにげなにネットを漂っていたら日本版だけ主題歌差し替えってのを知って流石に劇場に観に行く気が失せました。

 主題歌変更については

SPIRITの魂はジェイ・チョウの霍元甲にある。

 を読んでいただくとして…

 

 これまでも日本語吹替え版に日本オリジナルイメージソングという形でエンディング曲等が差し替えられた例はいくらでもあります。私は字幕派なんで

「まぁ日本語吹替え版に限っては仕方ない、かなぁ… 」

 っと思いつつも、オリジナル製作者達の意図や志を思うと嘘っ八だったり出鱈目な宣伝や字幕同様に苦い気持ちになっていました。しかし、字幕版ですら? っと言うのを知ったらもぅ、あきません。たかが配給会社がしていい事ではありません。思い上がり、冒涜は赦せないんです。

 

 最近、映画館に行くと海賊版撲滅キャンペーンの一環として「映画が汚されてゆく… 」という、非常に不愉快且つ無意味なCMを観させられる事に凄く腹が立っている、という事は以前に書きましたが、これだって充分に映画を汚しているじゃぁないですか。海賊版にお金を払う事が映画を汚す事だと言うのなら、どんな取引、都合かは知らんけれども結果としてオリジナルをイジって改変した映画もまた汚れているんだから、そんなのに金を払う事はしたくないよ。こんな映画を、製作者を、観客を馬鹿にした、舐めた事をする配給会社になんか、ビタ一文とて払いたくなんかないですね。北京語広東語もカケラも解らん私だが、それでもオリジナルにお金を払いますね…

 

 という事で『SPRIT』は観ません。『霍元甲 −FEARLESS−』を観ます。

インターネットで世界の情報が見れて、現地オリジナルが個人で楽に手に入るこの時代に馬鹿な真似をしてる会社に利する行為は、今後もこんな事をしてもいいと賛成、賛同しているのと同じですから私には出来ません。仮にオリジナル通りに戻ったとしても、それは今回warner.sistersさんらが立ち上がった結果であって、そもそも馬鹿な事さえしなければ良かっただけの話… そう、『ロード・オブ・ザ・リング』『キングダム・オブ・ヘブン』『マスター・アンド・コマンダー』といい、映画ファンが声を上げたからこそ真っ当になった事がもぅ何度もあったんだよ! こんな馬鹿な事、もぅ沢山だ!

 

サブタレイニアンサブタレイニアン 2006/03/15 13:24 初めまして。
“なんでもかんでも泣ける映画にしちゃえ”戦略には私も辟易してはいますが、「泣けるらしいから行こう」な受け手にも問題があるような。逆に『マイ・ボディーガード』のように切ない感動物の宣伝を真に受けて、ナイン・インチ・ネイルズの音楽をバックにした大殺戮劇を目の当たりにして、手にしたハンカチの行き場を失った婦女子の姿がなんとも心地よかった私は、『スピリット』でも同じ現象がおきる事を期待して劇場に行こうかと。

USA-PUSA-P 2006/03/15 21:18 サブタレイニアン様>
初めまして。いつも貴殿のブログ、楽しみにしております。

さて、私も先日『7人のマッハ!!!!!!!(Born To Fight)』が馬鹿アクション映画のような宣伝をしておいて実は大量殺戮&大憂国映画、って宣伝に騙されてウッカリ観てしまったお子様がトラウマになってる事を思うと
「大きくなれよ(by 丸大ハム)」
 って思いましたが今回については… カットの点と、既に香港版DVDが我家に向かって来ているというのもあるんでパスにした、というのもあります。まぁその分、『トム・ヤム・クン!』で阿鼻叫喚になるであろう事を見る為に劇場に行くつもりですわ。
 
しかし、確かに貴殿の言われる
> 「泣けるらしいから行こう」な受け手にも問題があるような。
 は、本当にその通りだと思います。そりゃまぁ人によって映画に何を求めるかは違うんですけどね…

是非劇場で是非劇場で 2006/03/30 03:35 色々と考えることはあるとは思いますが、ジェット・リーいえ
リンチェイの雄姿を是非大画面で見てほしいですね。他の気になる部分はめをつぶり耳をふさぐとしてもそれでもこの傑作を大画面で見ないのは、もったいないですよ。soramove
http://yaplog.jp/sora2001/

USA-PUSA-P 2006/03/30 06:17 凄く迷いつつも「でも、面白かったら劇場で観よう!」っと、香港版DVDを観たのですが… 結果としては妻共々、リー・リンチェイ時代をリアルタイムで劇場で観て育ってきた世代にとっては中国共産党的プロパガンダ映画なのも残念ならば… というトコロで
「これはもぅ劇場はいいや」
http://d.hatena.ne.jp/USA-P/20060322/1143041857
 という感想になってしまったのでお言葉は有難いのですが私はこの作品に関しては劇場には行かない事になりました。
 
 本来ならば貴殿のブログにTBなりすべきでしょうが、あまりにも貴殿の記事やTBなされている方とは違うようなのでここでのコメントとさせていただきました。すんません。

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