サヨナラの数

2009年も終わり、新年も二日目となった。
思えば去年は、ことのほか親しかった人との別れが、多かったように思う。
確かに、出会いがあれば必ず別れがあるのだろうが、
それにしても、出会い以上に別れが印象深かったように思った。
とはいうものの、この大晦日から元旦にかけて、思わぬ再開もあった。
別れに少しばかりクヨクヨしていたのだが、
後ろばかりを振り返っては、きっと駄目なのだ。
きっと、新しい出会いに向けて、一歩前へと踏み出さなくてはいけない。
そんな時期なのだろう。
そう思うことにしよう。

上杉謙信のこと

割とつい最近まで、ボクの中で上杉謙信という御仁は悪役のイメージだった。
理由はなんとなく思い当たる。
おそらく、まだ幼かったころに見た大河ドラマ風林火山」の影響ではないかと思う。
武田信玄が主役だったこのドラマは、謙信が敵役として登場する。
きっと、このときのイメージがなんとなくこびり付いていたのだろう。
そういう人間(ボク)が「天地人」を見ると、はじめはどうもしっくりこなかった。
とはいえ、放送が終了した今では、もはや謙信は悪役ではなくなっていた。

かつては、正義とは揺ぎ無いものだと信じて疑わなかった。
齢を重ねるごとに、「正義」とは立場ごとにそれぞれあるものだということが、ぼんやり見えてきた。
「年を取る」とはこういうことを言うのだろうかと、ふと思ったのであった。

NHK大河ドラマ 天地人 完全版 第壱集 [DVD]

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それにしても。ものの考えたかに対するテレビの持つ影響力は、かなりのものだ。
何気なく見ているだけに、意外と恐ろしい存在なのかもしれない。

散髪

この前、髪の毛を切ってもらったのは、10月4日のことだった。
2ヶ月を越さないようにと、先月のうちに髪を切りに行きたいと思っていた。
とはいうものの、実際はいろいろと片付けなければいけない用事も多く、実現は先送りに。
ということで、とうに2ヶ月を過ぎてしまった。
今週も予定が詰まっていて、行きつけのところでは切ってもらえそうもない。
とはいうもの、ボサボサの頭はどうしようもし難く、いい加減髪を切りに行きたくて、堪らないのだ。