別離
出会えば必ず、別れは来る。
上杉謙信のこと
割とつい最近まで、ボクの中で上杉謙信という御仁は悪役のイメージだった。
理由はなんとなく思い当たる。
おそらく、まだ幼かったころに見た大河ドラマ「風林火山」の影響ではないかと思う。
武田信玄が主役だったこのドラマは、謙信が敵役として登場する。
きっと、このときのイメージがなんとなくこびり付いていたのだろう。
そういう人間(ボク)が「天地人」を見ると、はじめはどうもしっくりこなかった。
とはいえ、放送が終了した今では、もはや謙信は悪役ではなくなっていた。
かつては、正義とは揺ぎ無いものだと信じて疑わなかった。
齢を重ねるごとに、「正義」とは立場ごとにそれぞれあるものだということが、ぼんやり見えてきた。
「年を取る」とはこういうことを言うのだろうかと、ふと思ったのであった。
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それにしても。ものの考えたかに対するテレビの持つ影響力は、かなりのものだ。
何気なく見ているだけに、意外と恐ろしい存在なのかもしれない。
正義
「正義」とは、立場が違えば変わるもの。
願望
「したい」というよりも、「してもらいたく」て、たまらない。