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Uemmra3のフルスタックエンジニア?日記

2014-12-01

MDNを翻訳する時に知っておくべき7つのこと

| 23:59 |

なぜか11月は31日まである気がしていたのにもう12月になってしまって、色々と焦っている@Uemmra3です;;;

この記事はno titleの1日目の記事です。

私が今年始めた活動に、MDN(Mozilla Developer Network)の日本語翻訳があります。個人的にはこれまでドキュメント翻訳の活動は経験がなく、手探りで始めました。MDNを翻訳するには特別なソフトなどのインストールとかは必要なく、サイト上で簡単にできます。サイトのナビゲーションに従えば流れに乗って翻訳作業を進められるようになっています。

ただ実際に訳して行くと戸惑うポイントが出てくると思います。そうしたつまづきポイント対策などをMDN翻訳初級者向けにまとめたいと思います。

  1. 1.Personaなどでログインする

まずはMDNログインすることが必要です。Mozilla独自の認証システムのPersonaか、Githubアカウントいずれかを使って認証する事ができます。

ログインした後に、上部の右端あたりの"編集"ボタンを押すと、そのページの編集が開始できます。操作方法は直感的に分かりますが、この↓ページに詳しく載っています。

MDNページの翻訳 - MDN プロジェクト | MDN

  1. 2.用語

訳すうちにどんな技術用語をあてはめるか、迷う事がででくると思います。決まった用語であれば

Mozilla L10N Glossary ? mozilla-japan/translation Wiki ? GitHub か、

Firefox OS Glossary ? mozilla-japan/translation Wiki ? GitHub に載っています。

前者がMozillaの翻訳一般について、後者がFirefox OSについてです。用語集の編集もできます。

例えば、Firefox OS関連で "geolocation"は "地理位置情報" ではなく "位置情報" と訳します。

必要以上に神経質にならなくてもよいかと思いますが、人によって使う言葉が違ったりすると混乱の元になります。用語を揃えて読み易くするために、ざっと読んでおくと良いかと思います。

  1. 3.訳語に迷ったらとりあえず"カタカナ"にしてみる。

とはいえ、実際には用語集に入っていない項目もあります。変に訳して誤訳になるよりは、まずは英語の読みをカタカナにしてみるのもいいでしょう。後で見直したり、他の人のレビューを受けるのにもカタカナなら対応が分かり易くなるでしょう。ただしカタカナだらけになっては翻訳の意味がないのでほどほどに。。

  1. 4.バージョン管理

"編集"ボタンの右の歯車のアイコンをクリックすると、詳細メニューが開きます。ここで"履歴"を選択すると、そのページの編集履歴を見ることができます。リビジョンの保存日時、編集者、(あれば)リビジョンコメントが表示されます。例えばこんな感じ↓。

リビジョン履歴 | B2G OSのビルド過程の概要 | MDN

ここではあるリビジョンと他のリビジョンの比較ができます。"前へ"のリンクで直前のリビジョンとの比較もできます。また編集を失敗した時などには、特定のリビジョンに戻す事もできます。

リビジョンコメントは後で編集できない(もしできるなら教えて下さい;;)ので、保存する時にメモ程度でも書いた方が良いでしょう。

  1. 5."Mozilla 翻訳グループ"のメーリングリスト

Mozilla翻訳グループというGoogle グループがあります。

MDNを含めたMozillaドキュメントの翻訳に関する情報はこちらで問い合わせする事ができます。Twitterとかで聞くこともできますが、Mozillaの翻訳関連で広く聞くにはこちらになるようです。

  1. 6.編集ページの一番下のもろもろはどう使うのか?

(特にここは我流の理解なので、間違っているかも…)

"Localization in progress"と説明の書かれた"ローカライズフラグ"があります。一通りの翻訳が終わった(未訳の英語が残ってない)時に外すと良いでしょう。

このほかに"技術レビュー"や"編集レビュー"のフラグがあります。特に重要なページや、翻訳に自信のないページの翻訳が完了したら、"編集レビュー"を受けると良いでしょう。チェックを受けるだけではなかなか気づいてもらえないので、前述の"Mozilla 翻訳グループ"のMLにもレビュー依頼を投げると良いでしょう。

前述のリビジョンコメントの入力欄もありますので簡単に入力しておくと良いでしょう。ただし保存ポタンは一番下の場所以外に、一番上にもありますが、そこにはリビジョンコメント入力欄などはありません。スクロールさせるのが面倒なので、個人的にはVimperatorプラグインを使っています。HTMLエディターからフォーカスを外した状態で "Shift + G" の操作で最下部に移動できます。

  1. 7.左側の見出しをどこで編集するのか?

基本的には英語のページを訳しているので、ページ左側にある見出しが英語のまま(文、リンク共)だったり、構成が古いことがあります。これはTOPページというか、そのカテゴリー?の最上位ページで直します。パンくずリストでいうと、"MDN > Mozilla > Firefox OS > ... "の"Firefox OS"のページです。

例えばFirefox OSの場合、この↓ページです。

B2G OS - Archive of obsolete content | MDN

ここは翻訳の難易度は高くない地道な作業なので、翻訳初心者の方は試してみてはいかがでしょうか?

見出しの部分はHTMLエディターで編集するのは難しいので、ソース表示にして編集するのが確実かもしれません。

といった感じで、MDNを訳してみて得られた7つのポイントをまとめてみました。

基本的にFirefox OS界隈はもろもろの更新が速くて追いつけないし、自分の場合は仕事で携わっているのではないので、時間のある時に気ままに訳しています。個人的に昼休憩の間とか(母親がメシ作ってるのを待つ間とか)に少しずつ翻訳しています。

ただし気ままに訳している割には結構大事なページもありそうなので、12月13日にMozilla Japanさんで行われるDocFestに参加(地方住みなのでオンラインですが…)して、もう少しコミニュティとのやりとりなどの練度を上げて行きたいと思っています。

私がMDN翻訳をはじめたきっかけは確か、名古屋で開催したFirefox OS勉強会の懇親会の場にて、Mozilla Japanの清水さんから「訳してみませんか?」と言われた事だったような気がします。

明日はそのDJ chikoski清水さんの記事です。Tumblr(←12/2リンクを追加)

AV操作用APIの使い方というhtml5っぽいテーマですし、楽しみですね!

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