《アルジェのイタリア女》2006年ロッシーニ・オペラ・フェスティヴァル

  • ロッシーニ財団によるクリティカル・エディション
  • リコルディ社協力、アツィオ・コルギ編纂
  • アムステルダム・ネザーランド歌劇場共同制作
  • Edizione critica della Fondazione Rossini,
  • in collaborazione con Casa Ricordi, a cura di Azio Corghi
  • Coproduzione con De Nederlandse Opera, Amsterdam
  • 指揮………ドナート・レンゼッティ Direttore DONATO RENZETTI
  • 演出・美術・衣装…ダリオ・フォー Regia, scene e costumi DARIO FO
  • 演出協力……アルトゥーロ・コルソ Regista collaboratore ARTURO CORSO
  • 照明………………フランコ・マッリ Progetto luci FRANCO MARRI

出演 Interpreti

  • ムスタファ………………マルコ・ヴィンコ Mustafà MARCO VINCO
  • エルヴィーラ……バルバラ・バルニェージ Elvira BARBARA BARGNESI
  • ズルマ………ホセ・マリーア・ロ・モナコ Zulma JOSÉ MARIA LO MONACO
  • ハーリ…………アレックス・エスポージト Haly ALEX ESPOSITO
  • リンドーロ……………マキシム・ミロノフ Lindoro MAXIM MIRONOV
  • イザベッラ…マリアンナ・ピッツォラート Isabella MARIANNA PIZZOLATO
  • タッデオ…………ブルーノ・デ・ジモーネ Taddeo BRUNO DE SIMONE

聴きそびれてたのかと思ったら、今頃放送だったとは。他のは聴いたけど、いまいちだったので、これはピッツォラートと藤原歌劇団の《ランスへの旅》で来るミロノフなので楽しみにしてました。かつての王者Mが引退後はこの手はもうぐっとくる歌手はいないのですが、彼の役を演じて人気の不安DFはなんだか心に訴えないのでペーザロも行く理由がなくなってました。ミロノフはかなりいい線で、それより受け入れられるかも(アルベルト・ゼッダ指揮で超難曲《湖上の美女》を録音するというのが気になる!)。ピッツォラートは変な癖もなくいい感じです。
テアトロ・コムナーレ・ディ・ボローニャとの共同制作なので来年4月〜5月にボローニャでも面子で上演するので、これなら聴きたいです。しかし、ダブル・キャストなので選ばないとこの通りには聴けないけど。あそこは発表が遅いし、現地いってみて分かったりするので危険。しかもコムナーレなので地元民に向けて行われるから、空いているようでいて見栄で買っている年間員とか家族会員とかで売り切れていたりしていい席がゲットできないし、クレジット・カードとかで購入できず、更にイタリア語以外だめなおばさんがチケット売っていたりして辛いことだらけ。しかも迷路みたいな場所にあるので、道一本誤るととんでもないことになるし。ま、この時期に渡欧できないのであの場所にまた行く必要もないので、DVD化が決まっているそうなので、それを買うことにします。それはそうと日本では適当にボローニャ歌劇場って訳してますが、テアトロ・コムナーレって歌劇場とは訳すことは出来ないんだけど。それにしても日本公演5万って。ばかばかしいので行きませんでした。ジェンマ・ベルタニョッリとラウラ・ポルヴェレッリは好きなんですが。向うでもっと気の聴いた演目で聴きます。ちなみにこのクリティカル・エディションは先日のミラノ・スカラ座で珍妙なオペラを発表したアツィオ・コルギの手によるもの。
来年は、《オテッロ》《イタリアのトルコ人》《泥棒かささぎ》なので、ちょっとそそるけど、歌える歌手がいるなら!って感じです。ジャンネットがミロノフ、ピッポかルチーアがピッツォラートだったら《泥棒かささぎ》はいいかもしれないけど、二人とも出ません(ミロノフはグラインドボーンの《チェネレントラ》再演とタブるので)。《オテッロ》は面子が揃えられるのか?ですが、どうせフロレス、サパタ、ゼフィリ、バンクスとか....そそらない。デズデーモナは超フィはもう撤退してもらってマシスかジョシュアあたりでお願いしたいもんです。

  ←画素低っ

マキシム・ミロノフのDVD
Andre Modeste Gretry - Pierre le Grand (Helikon Opera 2002) [DVD] [Import] La Cenerentola [DVD]

『魔笛』ケネス・ブラナー監督 クリップ

Trailer Il flauto magico
モーツァルトの歌劇《魔笛》を映画化したケネス・ブラナー監督作「The Magic Flute」のクリップがサイトで発表されたので、見てみました。
台詞だけ英語だと思っていたら歌唱もスティーヴン・フライによる英語脚色でした。戦時中に時代を変えていたり、ワイヤーアクションやCGが満載。内容が内容なんで今映画にするなら当たり前ですが。大体ファンタジーだし、テレビゲーム(死語?)とかと同じなんで(お姫様をゲットするために子分を連れて難関を突破するというと、任天堂のなんかにそんなのがあった...)。色んな意味でケネスらしい作品って感じです。

  • タミーノ…………ジョーゼフ・カイザー Joseph Kaiser ... Tamino
  • パミーナ……………エイミー・カーソン Amy Carson ... Pamina
  • ザラストロ……………………ルネ・パペ René Pape ... Sarastro
  • 夜の女王…リューボフィ・ペトローヴァ Lyubov Petrova ... Queen of the Night
  • パパゲーノ……………ベン・デイヴィス Ben Davis ... Papageno
  • パパゲーナ……………シルヴィア・モイ Silvia Moi ... Papagena
  • 老パパゲーナ………………リズ・スミス Liz Smith ... Old Papagena
  • モノスタトス……………トム・ランドル Tom Randle ... Monostatos
  • 弁士………………………ベン・アトリー Ben Uttley ... Priest
  • 指揮:ジェイムズ・コンロン Conducted by James Conlon
  • 日本公開:2007年夏