THE OSCARS 2009

Vicky Cristina Barcelona Milk: A Pictorial History of Harvey Milk
ウォーリー 初回限定 2-Disc・スペシャル・エディション (初回限定) [DVD] つみきのいえ (pieces of love Vol.1) [DVD]

スモーキング・ハイ [DVD]

スモーキング・ハイ [DVD]

Grease [25th Anniversay Edition] High School Musical 3: Senior Year Mamma Mia (2008) (W/Dvd) (Dlx)
  • 「ドキュメンタリー2008」
  • プレゼンター:ビル・マー
    • 長編「Man on Wire」ジェイムズ・マーシュ、シモン
    • 短編「Smile Pinki」メガン・マイラン

ジェリー・ルイス キング・オブ・コメディBOX [DVD]

ジェリー・ルイス キング・オブ・コメディBOX [DVD]

Slumdog Millionaire Wall-E (Dig)

おくりびと [DVD]

おくりびと [DVD]

The Reader (Movie Tie-in Edition) (Vintage International) Milk

もういいかな〜と思ったけど、かなりしょうもない読み間違いをダメな配給会社がやっているので、リストを載せることに。それは、ケイト・ウィンズレット、ガス・ヴァン・ザントという超基本や、英国人のアントニーをアンソニーにしているというレベルじゃなく、完全な間違いが二つあるため。
『ダウト』のViola Davisはヴィオラ・デイヴィスじゃなくヴァイオラ・デイヴィス。楽器のヴィオラと同じだから、そう思ったんだろうけど、トニー賞受賞式でも、この授賞式でもヴァイオラと言っているのに本当に認識不足。
スラムドッグ$ミリオネア』のSimon Beaufoyはサイモン・ビューフォイじゃなくサイモン・ボーフォイ。Beaufoyはフランスから来た名前で、フランスならボフォワって感じだけど、英国に移った時点でボーフォイ bofoyになる (と、BBC英国人発音辞典にも載っている)。
それはともかく、これからはインドに目が向いているようで嬉しいことです。サタジット・レイもといショトジット・ロイのDVDも国外では次々と商品化され始めて、『ダージリン急行』で使われた音楽の作品も徐々に見られるようになりそうな状態 (といっても重要なジェイムズ・アイヴォリーの『The Guru』はFoxが商品化しそうにないけど...。でもメインで使われた『ボンベイ・トーキー』は日本以外の世界で商品化されてる)。もし生きていたら、今頃ティナ・ターナー主演によるシャクティを描いた「The Goddess」(タイトルの『女神』 Devi はショトジット・ロイの1960年の作品と同名)というボリウッド・ミュージカルをイスマイル・マーチャントが監督して完成させていたはずですが、お亡くなりになり幻の企画になってしまいました。『スラムドッグ$ミリオネア』ではミュージカル・シークエンスも盛り込まれているということなので、音楽を担当したボリウッド・ミュージカル界のスター、A.R.ラフマーンがこれで注目され、日本にも彼の担当した映画が見られるようになればいいんですが。大体、各国で公開されている彼が担当したアシュワリャ・ライ主演作とかいった有名な作品はひとっつも入ってきやしない。本当に国際的な映画に不自由な国になりました(大体、フランスで最も話題となったロラン・カンテの「The Class」こと「Entre les murs」も公開されることないようだし)。

Introducing Ar Rahman ラガーン [DVD]

短編アニメ映画賞を受賞した監督、加藤久仁夫がスティックスの「ミスター・ロボット」のフレーズ「どうもありがとうミスター・ロボット」と言ったのは爆笑でしたが (きっとスティックスを偏愛するアダム・サンドラーが大喜びでしょう。客席のクイーン・ラティファがバカ受けしていたけど)。

KILROY WAS HERE Mr. Roboto

おくりびと』の滝田監督の英語は苦笑もの、もうちょっとがんばらねば。広末が写らない位置に立ったのは失敗。モックンに一言ぐらい言わせればよかったのに。インドの年になりました、実はモックンはインドでの旅についての本を出すにあたって、人の死について綴った納棺夫の方の書いた本の文を引用したくて当人に連絡を取ったことのことで、それがきっかけで『おくりびと』がで生まれたということのようで...。やっぱりインドがキーワードの年のよう。

納棺夫日記 増補改訂版 (文春文庫) 天空静座―HILL HEAVEN

ショーのプローデュスを『シカゴ』『ドリームガールズ』のビル・コンドンが担当ということで、それを思わすスタイルで、『キャバレー』というか舞台《シカゴ》のジョエル・グレイが出てきてびっくり。ソフィア・ローレンが腰に手を置いて挑戦的な感じでメリルを紹介するのは笑えた。ただ、『ナイン』の出演者を集めたワインスティーンの宣伝大会にも見えなくもない。
追悼クリップの最後にポール・ニューマンが登場しましたが、やっぱり最後の夫婦共演映画『ミスター&ミセス・ブリッジ』が大切そうに挿入されていたので、泣けた。