CAROLE KING & JAMES TAYLOR
キャロル・キング&ジェイムズ・テイラー 日本公演
Carole King & James Taylor : Troubadour Reunion Tour 2010
- 2010年4月16日|日本武道館|19時00分〜21時40分|15,000円(S席)|UDO
- アーティスト: Carole King & James Tayl
- 出版社/メーカー: Hear Music
- 発売日: 2010/05/04
- メディア: CD
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- キャロル・キング…………ヴォーカル、ピアノ Carole King, Vocals, Piano
- ジェイムス・テイラー……ヴォーカル、ギター James Taylor, Vocals, Guitar
- トゥルバドゥール・リユニオン2010バンド Troubadour Reuninon 2010 Band
- ダニー・コーチマー………………………ギター Danny Kortchmar, Guitar
- リー・スクラー……………………………ベース Lee Sklar, Bass
- ラス・カンケル…………………………ドラムス Russ Kunkel, Drums
- ケイト・マーコウィッツ……………ヴォーカル Kate Markowitz, Vocals
- アーノルド・マッカラー……………ヴォーカル Arnold McCuller, Vocals
- ロビー・コンドー……………………キーボード Robbie Kondor, Keyboards
- アンドレア・ゾン…ヴォーカル/ヴァイオリン Andrea Zonn, Vocals, Violin
SETLIST
- Blossom (James Taylor) from "Sweet Baby Jamas" (1970)
- So Far Away (Carole King) from "Tapestry" (1971)
- Machine Gun Kelly (Danny Kortchmar) from "Mud Slide Slim and the Blue Horizon" (1971)
- Carolina In My Mind (James Taylor) from "James Taylor" (1968)
- Way Over Yonder (Carole King) from "Tapestry" (1971)
- Smackwater Jack (Gerry Goffin/Carole King) from "Tapestry" (1971)
- Country Road (James Taylor) from "Sweet Baby Jamas" (1970)
- Sweet Seasons (Carole King) from "Music" (1971)
- Your Smiling Face (James Taylor) from "JT" (1977)
- Song Of Long Ago (Carole King) from "Music" (1971)
- Long Ago And Far Away (James Taylor) from "Mud Slide Slim and the Blue Horizon" (1971)
- Beautiful (Carole King) from "Tapestry" (1971)
- Shower The People (James Taylor) from "In the Pocket" (1976)
- (You Make Me Feel Like) A Natural Woman (Carole King) from "Tapestry" (1971)
INTERVAL (20min)
- Copperline (James Taylor/Reynolds Price) from "New Moon Shine" (1990)
- Crying In The Rain (Howard Geeenfield/Carole King) from "Speeding Time" (1983) + "Across America" (1996, Art Garfunkel)
- Mexico (James Taylor) form "Gorilla" (1975)
- Sweet Baby James (James Taylor) from "Sweet Baby Jamas" (1970)
- Jazzman (Carole King/Dave Palmer) from "Wrap Around Joy" (1974)
- Will You Love Me Tomorrow (Carole King) from "Tapestry" (1971)
- Steamroller Blues (James Taylor) from "Sweet Baby Jamas" (1970)
- It's Too Late (Carole King) from "Tapestry" (1971)
- Fire And Rain (James Taylor) from "Sweet Baby Jamas" (1970)
- I Feel The Earth Move (Carole King) from "Tapestry" (1971)
- You've Got A Friend (Carole King) from "Mud Slide Slim and the Blue Horizon" (1971)
ENCORE
- Up On The Roof (Gerry Goffin/Carole King) from "Flag" (1979)
- How Sweet It Is (To Be Loved by You) (Lamont Dozier/Brian Hollland/Eddie Holland) from "Gorilla" (1975)
- The Loco-Motion (Gerry Goffin/Carole King, 1962) from "Pearls: Sons fo Goffin and King" (1980)
余りに値段が厳しいので、躊躇しておりましたが、バンド・メンバーを見て急遽UDOのメール会員だかに登録して先行予約。いい席は全く期待しておりませんでしたが、案の定1階奥。そんな席なら発売後に適当に買ったほうがよかった。どこになるかも判らずお任せの先行発売というシステムは本当にげんなりで、今後は使わないことにします (しかも先行って送料だ手間代だのが加算されるし)。それで買えないならご縁が無かったということ事にするのが楽。オーストラリア公演を終えて、日本に寄って、アメリカを回るというツアーですが、5月4日には先立って収録した音源+映像がリリースされるので、豆粒にしか見えないような大会場のライヴを聴きに行くより、商品を見て聴く方ががよっぽどいいや!とつくづく思うこの頃...。
年齢は50前後が締めておりましたが、その世代は当然愛煙家が多いので、両脇に座った男性は興奮した息が煙草臭くて泣けてきた。質(たち)が悪いのは、2500円もするツアー・パンフレットが、今回の客層が持っている通勤鞄やらハンドバッグに入らない巨大なものだったこと。それを収めるためにコンビニのビニール袋が渡されたけど、それを膝の上とか足下に置くとどうしてもがざがざ音をたってしまい、なんとも落ち着かない...。
といった不満は、ともかく、「吟遊詩人再会ツアー」(トゥルバドゥールってのはライヴハウスの店名... イタリア語のトロヴァトーレとかいう方が判りいい!?)って銘打ってるので、出会ったころの初期作品がメインなので、後追いで聴いた当方は個人的には思い入れのない時代のものなので、周りの人程は萌えられず。なにせ、JTを初めてちゃんと聴いたのはアンコールで歌った79年の「アップ・オン・ザ・ルーフ」。それが歌われてのだけでも有り難かったけど、キャロル・キングが作った歌で、彼女の方が先に歌いだしていた。アート・ガーファンクルのライヴでデュエットした「Crying In the Rain」が入っていたのも良かったけど、それも当然キャロル・キングが作った歌だから選ばれたもの。ソロで来てくれるんだったら『カーズ』の挿入歌「Our Town」も聴きたかったんだけど、今回は全く違うコンセプトのコンサートなので仕方ない。基本的に声とノリは弟リヴィングストン・テイラーと大差なく、彼をライブハウスで聴くときのアットホームな感じでJTも聴きてみたいもんです。ギャラ的に無理だろうけど...。
キャロル・キングはゴフィンと作った昔の歌を集めた「パールズ」(1980)からシングル・カットした「One Fine Day」で聴いたのが認識した最初という遅い出会いなので、その後チャートとかで聴く機会もなかったので、本人の録音より他の人が歌ったものでは聴く機会が多い。なので今回メインの「つづれ織り」を聴きまくっていない不届き者なの不安でしたが、有名曲ばかりなのでさほど問題にならず。また、楽曲提供したヒット曲も当然判るので、そこも大丈夫ではありました...。
この日は雨でしたが、終わって外に出た頃にはみぞれになりつつあるという異常気象で、ビニール袋から飛び出てしまう巨大パンフレットが濡れてがびがびになるという散々な状態でした。翌日は晴れとなり追加公演を横浜でやっておりました。あまり焦ってチケットとか買うと、こういう残念なことになるので、踊らされずに熟慮して行動せねばならないと反省。あとバカバカしい巨大なパンフレットの対策のために、大きめの鞄とかを持って行くというのも考えないと....。って、あまりアリーナ系なのは止めるのが一番です。