暗之云の云之庵

旅と鉄道と懐古趣味ウォッチのブログ明日は昨日の為にある もよろしく。

2016-07-28

[] 『まんがタイムきららキャラット』9月号  『まんがタイムきららキャラット』9月号を含むブックマーク  『まんがタイムきららキャラット』9月号のブックマークコメント

アニメも好調、「NEW GAME!」が表紙&巻頭カラー。さらにクリアブックカバーの付録付で特別定価460円。ブックカバーは描き下ろしの絵柄もあざとい可愛いし、クリアファイルよりは使いどころがあるけれど、半透明だから白紙のカバーの上に掛けないと見苦しいという致命的な難点が……。

 

「NEW GAME!」

これまでチョイ役だった大和・クリスティーナ・わこが本格的にメインキャラと絡みはじめ、そしてまさかの新キャラ(笑)もずくが登場。「熊巫女」(仮名)騒動の後だけに、アニメサイドと原作者とがいい感じで連携が取れているのは嬉しいですな。『キャラット』的には「ごきチャ」が終わった次の号だからショコラの生まれ変わりのようにも思えたり。

クリスは、ComicZINの4巻特典の作者コメントによると「4巻ラストのコンペで悪役になってもらい、全てのヘイトを背負って離脱するキャラ」という予定だったものの、「彼女は彼女なりの立場と考え方を持っていて、今後も登場させても大丈夫かな、との判断になったので続投」とのこと。コミュ障ぎみなのは正直ひふみと被ってる感じがしますが、これからもそれなりに出番があるのでしょう。

さらに、今回はただ言及されただけですが新キャラも2人登場する模様。新卒採用ではなく、といってねねっち同様のバイト待遇でキャラ班の人を増やすとは思えず、となれば中途採用の経験者でしょうが(既存のキャラとの被りを避けるという意味でも)、さて一体どんな人物なのか?

 

「NEW GAME!」アフレコレポート

 「すわっぷ⇔すわっぷ」のとめきち先生によるレポートマンガ。前号の、良くも悪くも詰まり過ぎな伊藤いづも先生のレポマンに比べて、良くも悪くも普通だったw キタエリ=葉月さんがリーダシップを取っている、というのがキャラクターそのまんまな感じ。それとコウの中の人(日笠陽子さん)が自分の芝居を「りんの旦那感が出ちゃってましたか」とか言っていて、ああ、中の人もそういう関係性飲み込んで演じているんだなと知らされてしまった。

 

「キルミーベイベー」

ガチャ回。1話目で「全四種」になっているけど、パチンガーYが3色×3分割とターゲットで全10種なんでは……。「ダブりパーツによって何度でも蘇る」と言いつつ、頭・胴・足で色違いだったら可笑しい(ていうか「あるある」)。

 

「ブレンド・S」

センターカラー、そして「今月から連続2本立て掲載」。こうなると、「NEW GAME!」の次のアニメ化の本命とみるべきでしょうか。店長と秋月は配役次第では女性のアニオタにも強くアピールするでしょうし、そういう側面でビジネスとして手堅いかも。

一本目、麻冬さんのテクニックでメイクする回。この展開なのにメインが秋月で良いのか!? という疑問が無いわけではない。

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夏帆のこのコマが好き。ていうかこうなると普通のラブコメだね、このマンガ。

 

二本目、店長と苺香さんとで仲良く犬のお散歩デート。苺香さんの天然キャラのせいでふつうにラブラブに見えるんですがいいのかこれ。オチの目つき悪い設定はこのマンガの基本のはずなのに、なんかすっかり忘れてしまっていたよw

 

「はやしたてまつり♪」

んー。結局これ、「お囃子なんて全く経験が無いのになし崩しの成り行きでやることに!?」というステレオタイプな展開に収まるの? メインキャラの2人が新聞部であることに、さて、段取りというかお膳立て以上の意味があるのか。

 

「まちカドまぞく」

ここまでか、あるいは次号掲載分までで2巻かな。たぶんこれ、2巻で打ち切られても綺麗に終わるように初めから構成していたのだろう。でも3巻以降も続きそうだから、途中で「千代田桜」への言及を加えたり、おとーさんの件を未解決のままキャリーオーバーにしたり…で、全体構成の調整を図ったんだと思う。

だってサブタイで、「まぞく感のあるまぞくになりたい」ときて「まちカドまぞく」ですよ! メインタイトルが来ちゃいましたよ!! これ最終回でしょいや終わっちゃ困るけど。それで締めが「この町をみおろして」というのがまた泣ける。

ともかくも今回はシャミ子と桃の出会いから始まったこの物語の、ひとつの決着と言えるでしょう。1話目からほえる犬を軽くいなして成長を見せた(のか?)シャミ子ですが、それでも力の強弱でいえばもちろん桃>>>>>>シャミ子のままのはず。けれど一方、精神面では強い意志を持つようになったシャミ子と深い悩みを抱えた桃、という強弱が逆転した構図になっている。桃に対する深い気づかいと、「欲張りに生きるのだ!」などといったまぞくらしさとを両立させた眷属への誘惑は、もうこのまま大団円でも良かったんじゃね? とすら思えるものでした。

そんな中でごせんぞが善人化せず、相変わらず小ずるいままなのも良かった。おとーさんの正体も由来も分からない、というのは少々意外ですが、これが3巻以降の物語のカギになるのでしょう。

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そうそう、このコマの桃は闇に染まりつつある、という見方もあるようですが、このてれってれな表情からして「シャミ子の口ぶりを真似してみました〜似てるかな? 似てるよね?」みたいなシチュと捉えたいです。

 

「アニマエール!」

まずは順当に3人目。手堅い展開だけど言ってしまえば予想どおりで、ここから4人目、5人目がどう加わるのかがポイントだろう。

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2016-07-07

[][] 調布の怪建築の記憶  調布の怪建築の記憶を含むブックマーク  調布の怪建築の記憶のブックマークコメント

ふいとショートショートの一本でも書こうかと気まぐれをおこし、しかし日頃そんなことなど考えていないから、実体験の奇妙な出来事を遡る。

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そうして思い出したのが、この建物だ。無愛想極まる四角いコンクリート造の建物、オフィスなりアパートなりにしては窓が少ない。工場か? それにしては出入り口が小さい。トーチカ? こんな場所にあるわけがない。高い煙突がある、ならば火葬場か? その可能性も否定できないがそうではない。これは、銭湯だ。

煙が出ていることからわかるだろう、前世紀の終わりの訪問時には現役の銭湯だった。私も、二度訪ねた二度目はお風呂セット持参で入る気まんまんだったのだが、そこで実際何があったかは、今はさておく。

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場所は調布市内、世田谷区との境界近く。当時どういう道のりでここにたどり着いたかも、概ね覚えているつもりでいたが、今Googleマップを見ても何故か思い出せない。写真に写っている「そば処 増田屋」というヒントから目星がつくと思いきや、ググって位置を示されても何だかそのあたりではない気がしてしまう。

東京都23区道路地図 (シティマップル)

東京都23区道路地図 (シティマップル)

ところがである。人の記憶は面白いもので、amazonマーケットプレイスで中古の「東京都23区道路地図」(1992年)を購入して改めて見当をつけたところ、さほど今とは違わないのに何故かその場所にたどり着けてしまった。そうそう、仙川駅前から桐朋学園の横に入って、長いカーブの坂道を下ったところだ。場所が分かって再度googleマップを、そしてストリートビューを参照する。今(2015年4月)は影も形も無いが、2009年7月版に写っていた。

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数日前に見たときにどうして違和感を覚えたのか自分自身分からないほど、そこにあった。

 

ついでに国土地理院地図サイトで航空写真を参照する。

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現状で最新版の2007年〜の最新写真にはこの四角い建物(十字印の左)が写っているが、

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1961〜64年まで遡るとまだ建っていない。様式というか外見的にもその頃の建物という感じではあるが、一体どんな需要を見込んでここに銭湯を開業したのか、そして何故にこんな無愛想な建物にしたのか? 私の記憶のボンヤリは晴れたものの、過去を知ったら尚更謎を増した怪建築だった。

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2016-07-06

[] ウルトラマン・ジャミラ回、最後の台詞は「犠牲者」で確定  ウルトラマン・ジャミラ回、最後の台詞は「犠牲者」で確定を含むブックマーク  ウルトラマン・ジャミラ回、最後の台詞は「犠牲者」で確定のブックマークコメント

『ウルトラマン』のなかでも第23話「故郷は地球」は特に人気の高いエピソード。当時の米ソ間の宇宙開発競争を背景に、国家の思惑の犠牲になる個人の悲劇を描いています。

その悲劇を思い切りストレートに描いているのがラストシーン、ジャミラの墓碑とその前でイデ隊員がつぶやく台詞。

A JAMILA (1960-1993)

人類の夢と 科学の発展のために死んだ戦士 ここに眠る

 

犠牲者はいつもそうだ……。文句だけは美しいけれど……。

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はい、ここでは「犠牲者はいつもそうだ」と書きましたが(そして先日ファミリー劇場で放映されたHDリマスター版の字幕も「犠牲者」になっていましたが)、「為政者」にも聞こえる、あるいは「偽善者」だという人もいる。

どれでも意味は通るし、脚本段階に書かれていない台詞だったため、特オタの間では「犠牲者」か「為政者」か「偽善者」かは長らく議論になってました。

 

……議論が続いていたけれど、実はこれ、2003年にとっくに決着が付いてました。

戦後ヒーローの肖像―『鐘の鳴る丘』から『ウルトラマン』へ―

戦後ヒーローの肖像―『鐘の鳴る丘』から『ウルトラマン』へ―

他ならぬ佐々木守が書いたこの本、『戦後ヒーローの肖像』にはっきり書かれています。

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何の注釈もなく「犠牲者」。この台詞、実相寺昭雄監督が現場で考えたものとも言われており、実際に言っている言葉は「為政者(ないし偽善者)」である可能性も無いわけではありませんが、脚本にクレジットされているのは佐々木守ですから、これで確定と言っていい。

 

つまり、2003年に既に「犠牲者」で確定していたのですが、これが何故か特オタ間で共有されなかった(私も他人のことは言えないのですが)。

ざっくりググった範囲でも、ニコニコ大百科「ジャミラ」の項はわざわざ「ここの「犠牲者」の部分は「偽善者」「為政者」と言っていた説もある」と書いていたり、2015年4月5日付の2chの書き込みに「本当にそろそろ犠牲者偽善者為政者論争に決着はついたのか」とあったり。

それどころか、NHKがついこの前まで実施していた人気投票の中間発表でも、字幕は「犠牲者」になっていたという。

http://www.nhk.or.jp/ultraman50/

https://twitter.com/fuu_cyodenji/status/749198396896911360

HDリマスター版の字幕によって公式の「正解」がフィックスされたわけですが、これまでどうして『戦後ヒーローの肖像』の記述がないがしろにされてきたのか(確認しにくいプライベートな場での発言ではなく、気になったその日のうちに市立図書館で確認できるレベルの記述)に興味を覚えます。

そうりゅう あすかそうりゅう あすか 2016/07/09 11:47 >為政者
あたしは、何かのムックか解説本、特集番組で覚えたかは失念しましたが、ずっとこれだと思っていました。

ホントは「犠牲者」だったんですね。

う〜ん、映像では科特隊が逆光で体制に対し本音を語り、このセリフの後、モンタージュ的に国をイメージするカットになっていましたから、その流れで「為政者」となったのかもしれませんね。

では

UnKnownUnKnown 2016/07/10 01:11 私も「為政者」のほうが批判の矛先が明確で、この場面にふさわしいと思うんですけどね。実相寺監督がご存命のうちに確かめて欲しかったところです……ていうか誰か二瓶正也に訊いてくれないか!?

そうりゅう あすかそうりゅう あすか 2016/07/10 10:32 昨日のウルトラマンシリーズ特番で発表された名作回ベスト10にジャミラの回が入っており、BSプレミアで8月に放送するようですので、TVでの確認はできますね。

では

UnKnownUnKnown 2016/07/10 19:44 ていうか、私はキャプチャ画像でしか知らないのですが、中間発表で「為政者」だったものを変えるかどうかが見所ですね。

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2016-07-02

[][][][] 今年前半に観た映画  今年前半に観た映画を含むブックマーク  今年前半に観た映画のブックマークコメント

今年も後半に入ったので、これまでに観た映画を整理してみた。思った以上に多かったが、アニメとヒーローものばっかだな……。

「手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド」

★★☆☆☆

いつもの戦隊VS……といいたいところだが、導入が妙に暗かったり、例年なら各キャラそれぞれに見せ場を用意するところが両アカに重点置き過ぎだったりと、例年と違ったことをやろうとして空回りした感じ。そしてアカニンジャーは一年やっても滑舌が悪いままだった。

アクションシーンは長回しというほどではないが長めのカットで見応えがあり、時代劇の東映の意地を見た。全メカ勢揃い…ではないけどソレっぽい必殺技で決着付けた巨大戦も良し。っつっても点を付けたら5点満点で2点だな。

 

「KING OF PRISM by PrettyRhythm」

★★★☆☆

正式タイトルだとなんかスカしてるけど「キンプリ」な。ストーリーは正直ツライというか、そもそも「プリリズの続編である新シリーズの第1話」みたいな作品。プリリズは飛ばし飛ばしでしか観てない、ましてオバレの連中になんてまるで思い入れが無い私がノレるわけが無く、おまけになにも始まらないうちに(敵味方のお膳立てができたところで)終わってしまうから未消化感が強い。

それでも武内駿輔が演じたガラの悪いアンちゃん、すなわち大和アレクサンダーをはじめとしたキャラクターたちのアクションには十分以上の見応えがあり、映画館で観る価値はあった。

 

「たまゆら〜卒業写真 第四部」

★★★☆☆

こんな娘を残して早死にしたい人生だった……。基本が親離れの物語だから、自然と保護者目線になってしまう。ただ、最低でも「もあぐれっしぶ」は観ていないと判りにくい映画で、そのあたり「閉じた作品」という印象。それと作画が正直、映画館のスクリーンでやるレベルでなくトータルでいうと5点満点で3点。

 

「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」

★★★★☆

中盤まで誰が何のために何をしているかわからないが(それは終わってもわからない)、そこを乗り越えてからは面白かった。

ただ、それでもまず不満が先に立ってしまう。そもそもなぜに「ダークナイトリターンズ」の構図に寄らなかったのかが疑問。「DKR」の「過激な非合法自警団バットマンを政府の犬スーパーマンが取り締まる」という構図は両者のキャラが生きており、対立の構図も明確。俺の街を守る「大金持ち」vsお国に尽くさざるを得ない「移民」の対比もできたはずだ。

「過剰な力を持つスーパーマン」対「身の丈の力で戦うバットマン」という構図も確かに面白いけれど、それは両者の対決にはすんなりと結びつかないんだよね。過剰な力が招いた二次被害がバットマンのスーパーマンに対する嫌悪の引き金になる導入とか、過剰な力は制約すべきだという中盤までの展開なんかはよく練られているけれど、それだけでは対決につながらない。

だから映画はもう一つ「特別な女性のために戦う」対「皆のために戦う」の構図を持ってきた。それを使って両者の和解へ持っていくのは、話運びとしては巧いと思うけど心情的にはちょっと呑み込めなかった。

あとはまぁ、観た人みんな思うだろうけど、いちばんオイシイのがワンダーウーマンでいいのか? という疑問は当然あるw

 

某1号

記憶から消した。井上敏樹脚本と知っていたら観に行かなかった。事前の情報収集を怠った己の迂闊さを恥じる。それにしても、事前に知らなくても実際観に行くとその糞っぷりで誰かわかる脚本てすげえよな。「死ね」なんて不穏当なこといわないからせめて筆を折って欲しい。

いけねぇ、映画自体を記憶から消したら怨念しか残ってねえや。

えーと、メモには

「バットマンvsスーパーマン」と「xxx」は色々と同じことやってるから比べると面白いよ。「特別な女性か、皆のためか」の対立項の取り方とか、復活すると観客はわかってるのに延々と葬式とか、アレキサンダーとか。あと、スマートに目的を果たそうとするキャラのはずなのに終盤は力尽くな悪役とか。

なんて書き残してありました。

 

「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」

★★★★★

これと比べられちゃう「バットマンvsスーパーマン」が気の毒になるレベルでよく出来ていた。つーか、DC原作映画とマーヴル原作映画の差を見せつけられた気分だよ。「キャプテンアメリカ」シリーズとしては前作にあたる「ウィンターソルジャー」を観ていないため色々とおいてけぼりを食らってしまったとか、空港での乱戦が山場で以後はちょっとダレ気味とか、その終盤で「ここから内輪揉めかよ!」という流れとか、不満やツッコミどころは多々あれど、非常に多い登場人物を巧くさばいており、前作絡みの部分を除けば説明不足感もほとんど感じなかった。それと終盤の展開、「シビルウォー」というタイトルが意味するものは「内戦」でなくシビルのウォーだというのも巧かったね。

 

「機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY」

★★★★★

原作未読、配信版未視聴。ほとんど期待していなかったがよく出来ていた。沈鬱で陰惨で誰も救われない話だが、その半面終始バトルアクションだから気持ちいい、という実に困ったアニメ。『第08MS小隊』も企画段階ではこういうのを狙ってたんじゃないかなー。作画の密度も異常なまでに高く、ORIGINのモビルスーツ戦がCG主体になった今これが最後の手描きロボットアニメになるかも? と思うと一際見応えが感じられてくる。

まあガノタ的にはツッコミどころ多数なんですが(苦笑)。そもそもの「宇宙兵器なのに人型である理由」を放棄していて、全身にバーニア付けてるわ(AMBACの否定)、サブアームでマシンガンまで使えるわ(だったら人を模した腕は不要)で、となると中盤以降のサイコ・リユース・システム絡みの設定がそもそもナンセンスなんだよね。人型である理由がないんだから。あと、連邦軍の少年兵が中隊規模で登場するんですが、連邦側はそこまで追い詰められてないだろ〜というか、そこまで追い詰められてたら戦後の復興もかなわないのではないかとw

にしてもファースト「ガンダム」と「ORIGIN」と「サンダーボルト」で完全にパラレルワールドになっていて、いいのかサンライズ??? と思わなくもない。元々パラレル上等だったマンガ版を、企画のネタ切れからかアニメにしたことが間違いなんだよな。

 

「貞子vs伽椰子」

★★★★★

意外にも評判がいいので先日観に行った。Netflixで事前に「リング」、映画版「呪怨」を予習。

うん、ちゃんと怖いし、脚本はちょうどいい塩梅で大味で楽しめた。貞子パートの疑似科学的な説明がややテンポを悪くしてるけどこれも展開上必要なもので、よく練られてる。 

そうりゅう あすかそうりゅう あすか 2016/07/09 11:16 >1号
「昭和」VS「平成」の予告で、「ライダーとは認めん!!」とかっこよく啖呵切っていたのに、本編を見たら本郷さんと1号の体型があまりにも違いすぎて・・・、失笑モンでした。
その反省(?)からリファイン1号は矛盾を解消すべく、本郷さんに合わせたもんだから、ものすげ〜恰幅がよくなりすぎた感が、予告ではありましたけど・・・。

>記憶から消した。
本編はお皿で見ようと思ってるんですが・・・ダメっぽいですね。


では

UnKnownUnKnown 2016/07/10 01:07 > ダメっぽいですね。

記憶から消しちゃったんで何とも言えないんですが(笑)、ストーリーがクズなのは諦めたとしても、それでどこか誉めるところがあるかといえばこれが全く無いんです。

アクションシーンは今どきハンディカム風の手ぶれ映像でただ見づらいだけ、ネオサイクロン号も見かけだけというか見かけどおりのクルーザーだからまともなアクションは無し。

ゲストヒロインは、女優は割と華があるんだけど登場人物としてはアレですね、身勝手なこと言わせりゃ「生身の人間」だと勘違いしている井上敏樹の平常運転。

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2016-06-28

[] 『まんがタイムきららキャラット』8月号  『まんがタイムきららキャラット』8月号を含むブックマーク  『まんがタイムきららキャラット』8月号のブックマークコメント

アニメ放映開始直前ということで「NEW GAME!」大プッシュ! ……いや、ここ半年くらいずっとこんな誌面だったか(苦笑)。とはいえ今月は放送情報、商品情報、イベント等の告知でカラーページが埋め尽くされているから、良くも悪くも「直前」感があります。脚本家座談会も読みごたえがあり、これなら作品にも期待できそう。原作者自ら脚本を手掛けるというと「神のみぞ知るセカイ」を思い出しますが、まぁあれはあれで。

 

「キルミーベイベー」

単行本8巻発売にタイミングを合わせて巻頭カラー。……タイミングを合わせたんだよね? 広告とか入ってないからちょっと淡泊だ。お話はやすなとソーニャで怪獣ハント。薬物による突然変異扱いだけど、確かコモドドラゴンてこれくらいのサイズだったような? だとしても町中にいたらおかしいけどね。「真に恐ろしいのは怪獣ではなく、それを生み出した人間だ」というエンディングはちょっと社会派。

 

「NEW GAME!」

今月も2本立て。1本目は前号2本目からの続き。結末はあらかじめ決まっていたとおりのものだけど、にもかかわらず青葉の成長を感じさせるエピソードとして見事に収まりました。ゲームのキービジュアルに必要な要素と制約は何かを明示したり、青葉がキャラデザインとイラストの勝手の違いを感じるなど、お仕事ものとしての精度も高い。加えて、青葉の「楽しんで描けているけど一歩及ばない作品」と、コウの「完成しすぎてる作品」の両方をひとりの漫画家が描いてるのもすごいよね。

二本目、ファンの間でネタにされてきた高卒の青葉に短大卒の後輩ができる話……というべきか。なるほどこうきたかとは思ったけど、ねねっちにはこれまで同様ちょっと違った角度というか距離感で「仕事」に関わって欲しかったな、という思いもある。

 

「NEW GAME! TVアニメ制作現場レポート」

伊藤いづも画のあおっちやソフィアちゃんが可愛い(そこか)。あと巨乳美少女の監督も。パーティションの色を緑に変えたのは、青のままだとあおっちの髪の色が溶け込んじゃうという判断だろうか。

 

「まちカドまぞく」

今回色々とボリュームあり過ぎだよ! 感想というか内容の確認になってしまった。

1頁目。前回の続き……のはずが冒頭で軽く意表を突かれる。ていうか「外」からの視点で町(せいいき桜ヶ丘)が語られたのは初めてでは。みかんも特にせいいき桜ヶ丘が変な町とは言って無かった記憶。これはもちろん、「最強の魔法少女」の見えざる存在感を強調するための導入なんですが、今の展開以後の、3巻に収録される分の展開に向けた布石なのかも? 他方、杏里ちゃんと小倉さんが「いろんなことに慣れきってる住民」の代表のように描かれているのはやや意外。この二人は何かしら特殊な立場というわけではない?

2頁目。千代田桜は桃の「義理の」姉。清子おかーさんとの関係は不明、ただし……(5頁目に続く)。桃は本編未登場の「この町の古株の魔族」に言及したが、今後その当人が登場するかは不明。

3頁目。シャミ子のどじっこはおかーさん譲り。でもおかーさん、1巻p35でちっさく「アホだし」とか辛辣なこと言ってたよね!?

4〜5頁目。ついに明かされるシャミ父の名前、正体そして所在! みかん箱が伏線と見ている人いたよなーと、「まちカドまぞく みかん箱」でググると……。

225 :□□□□(ネーム無し):2015/09/16(水) 00:22:21.77

「一家四人」

つまり、おとーさんはミカン箱の中に住んでる

現在判明している間取りではミカン箱以外におとーさんの居住スペースが無い

http://kanae.2ch.net/test/read.cgi/4koma/1441943563/225

これ書き込んだ本人も驚いてるだろうなぁ。

清子おかーさんは魔族の血筋でなく、おとーさんのほうが魔族だというのはほのめかされてましたが、こんなショタキャラだとは。写真にはキャリーバッグにくくりつけられてたごせんぞうが写っているほか、しっぽの先のあたりに見えるのは……!? 清子もまた桜と共に戦った魔法少女なのか。だとしたら今回は伏せていたのは何故なのか。

それにしても、いくら当時は寝てばかりといったってお父さんに角が生えてたことくらいは覚えとけよシャミ子w 

6〜7頁目。桃はこれまでどこか自罰的なところがあって、それは「私にはうまくできなかった(町を守れなかった)」(1巻p99)に起因するとみられますが、今回で改めて「吉田家おとーさんを奪った」ことの責任を背負うことに。ある意味、問題の矮小化(町→一家族、本人の失敗→知らぬ間に姉がやったこと)ではありますが、これによって次回「シャミ子が桃に赦しを与える、心を救う」という展開に自然につながるのが巧い。そしてこういう展開の中にも「箱入りおやじ」ってタイトル小ネタを忘れないセンスよ。

8頁目。シャミ子を支えているいろんな人たち。桃もその一人だけれど本人に自覚は無い。次回、桃に追いついたシャミ子はそのことを伝えて……一件落着めでたし、めでたし。あれ? なんか次回で完結しそうな勢いなんですが……。早くもその先の展開(3巻収録分の展開)が気になってきた。

 

「はやしたてまつり♪」

今回から連載化。お囃子が主題なのに主人公コンビは楽器の持ち方も知らない新聞部員、という距離が今回は巧く生かされていた。カメラマンが太鼓の楽しさに目覚めてしまって、新聞部という基本設定は今後どうなるの、という意味で良くも悪くも予測できない。

 

「ブレンド・S」

これまでトリックスターの位置付けだったひでりが、美雨さんとのコンビだと振り回される役になるのが新鮮。

 

「ごきチャ」

最終回。同じく長期連載で、先日終了した「イカ娘」と同じくらいに「いつもどおり」の、波乱の無い最終回……と思わせて最後の1ページで「こうきたか!」という感じ。『ビーストウォーズ』第一期最終回の最後に子安コンボイが視聴者に「心配しないでくれ!」云々と語りかけたのを思い出す。

 

「平成生まれ3」

こちらも長期連載の最終回。先月から続いて卒業式話でしんみり幕を下ろす…とは思ってなかったけど、何かカーテンコール的なエンディングを予想してたので、タイトルに絡めた「次の世代」ネタで来るとは思ってなかった。再来月からレギュラーを一新して「10年代生まれ」が始まります(嘘)。

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2016-06-25

[][] THE ORIGINで改めて気づく、『ガンダム』は立身出世譚×貴種流離譚  THE ORIGINで改めて気づく、『ガンダム』は立身出世譚×貴種流離譚を含むブックマーク  THE ORIGINで改めて気づく、『ガンダム』は立身出世譚×貴種流離譚のブックマークコメント

アニメ版『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』、先日のアニマックスでの放映で視聴。アニメ自体の感想はさておき、改めて思ったのが「安彦先生、貴種流離譚を強く意識してるなあ」だった。 貴種流離譚ってのは文字どおり、高貴な血筋の人が不幸な境遇に置かれてさまよう話ね。設定上は最初から、いわゆる『ファーストガンダム』の段階でダイクン兄妹の貴種流離譚が物語の背骨に仕込んであったけど、『ORIGIN』はその過去をはっきり描いて、時系列上の物語の出発点にしている。マンガ版では「ああこで独自のストーリーを挟むんだ」程度にしか意識しなかったけど、アニメ版ではまさに物語の出発点で、だから気付かされた。

んで、ただそれだけなら単なる二次創作レベルのサイドストーリーでしかないけれど、マンガ版『ORIGIN』は違った。出発点に対応する到達点を用意した。ア・バオア・クーの最終決戦、物語のクライマックスでセイラさんはアルテイシア・ダイクンの名前と立場を取り戻すのだ。言うまでもないがこれは『ファースト』には無い『ORIGIN』独自の展開。これにより「ダイクンの遺児がザビ家を討つ」という構図がより明確になり、貴種流離譚として物語が閉じている。

一方、主役であるアムロの物語はどう見たものか。基本的には「帰る家を失って、母にも父にも突き放された少年が、帰れる場所を見つけるまでの物語」ではある。高貴な血筋に生まれ、大義名分を背負わされたダイクン兄妹。対してアムロは、ごく普通の少年で、ごく個人的な問題で物語が閉じる。……巧い具合に対照的ではある。

ただそれだと、肝心かなめの「ニュータイプ」が浮いてしまうのだ。というか、ニュータイプ抜きでもアムロの物語は成り立ってしまう。ニュータイプとは何か? 設定は抜きにして、物語上の関係性だけで考える。……アムロはエルメスのララァを倒し、ジオングに乗ったシャアをも倒し、最強のニュータイプになった。……アムロが成ったニュータイプとはつまり「エース・オブ・エイセス」とか、もっと大きく言えば「救国の英雄」の言い換えではないか? こう見れば、アムロの物語は「ごく普通の少年が、巻き込まれるまま戦いを繰り返すうちに英雄となった」という立身出世譚だと理解できる。

エースとか英雄では表現が軽いし、第一「連邦軍内では厄介者扱いのおとり部隊」という設定との整合も欠く。だから、もっと漠然と「新たな時代の旗手」ニュータイプと位置付けられた。しかし、漠然としているからこそ軍や国家の枠組みを超えた「人類」の英雄というべき存在となったのだ……。つまり『ガンダム』は、立身出世譚と貴種流離譚が複合した物語なのである。

アニメ版『ORIGIN』はおそらく『ファースト』で描かれている話はやらず、二次創作レベルのサイドストーリーで終わってしまうだろうが、マンガ版は最後まで神経が行き届いている。その点、ぜひ実際に読んで確かめて欲しい……とかナントカ宣伝みたいに締めてみる。

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2016-05-28

[] 『まんがタイムきららキャラット』7月号  『まんがタイムきららキャラット』7月号を含むブックマーク  『まんがタイムきららキャラット』7月号のブックマークコメント

「すわっぷ⇔すわっぷ」「異なる次元の管理人さん」休載、スペシャルゲスト5本、ゲスト掲載3話を経て「黒髪巫女とマリアウィッチ」がこの号から新連載。今号もまた「NEW GAME!」は2本立て。

 

表紙はアニメ放映開始直前の……「新游戯」!??

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1年前の「切身赤子」以来の、カンフー映画ふうの表紙。デザイナーか編集者に好きな人がいるんだろうか。

 

「NEW GAME!」

巻頭カラーの本編、一本目ははじめとゆん、プラスはじめの旧友で過去話というかイメチェン話。ギャップ萠えというかなんというか、結論は「二人とも昔も今も可愛い」で良かろう(てきとう)。しかしこれ、本編を踏まえてトビラ絵を見返すと……今のふたりの制服コスプレだ!?

巻末の2本目は……うあぁあああ!! 青葉の社内でのポジションを再確認した上でこう来たか! 既に「実力はコウのほうがずっと上」ってことで決着がついていて、そこに特に不透明感も無かったから意外。青っちは気が強いというか、見上げたもんだなこの向上心。「出来レース」という前提でどう戦うのか、なんつーかもう、次号最終回でもおかしくないノリなので期待して待つ。

なお、カラーページでは5巻のカバーイラストも初公開。

NEW GAME!  (4) (まんがタイムKRコミックス)

NEW GAME! (4) (まんがタイムKRコミックス)

その概要はというと、「全頁描き下ろし4コマ収録」「漫画は全13話収録で、オマケ漫画アリ! イラストも収録分は全て描き下ろし!」って、いや大丈夫なのか得能先生!!? スピンオフなんて企画ものは別の作家に任せてもいいのでは……と思うがともかくもこれも期待して待とう。

 

「キルミーベイベー」

何のタメも無くひとコマ目からいきなり「今日は生け花で勝負しよう!」で始まる分かりやすい回(笑)。生け花勝負なので、蹴ったり殴ったりぶっ飛ばされたりは一切無いという「キルミーベイベー」には異色の回……と思わせて、最後はいつものアレだった。 

 

「ひだまりスケッチ」

フェス太さんこと茉里ちゃん、相方になる同級生がいないためかメインに成りきれなかったけれど今回は大活躍(いや今回もメインはあくまで乃莉すけさんだけど)。頭の回転が速く、当意即妙でイイこと言うけど根っからの善人ではない……という、このマンガにはちょっと珍しいタイプのキャラで、改めて注目したい。

 

「Aチャンネル」

センターカラー。鬼頭先生と佐藤先生というサブキャラ同士ながら、登場人物の関係に重大な変化があると「これももうすぐ終わるの!?」と不安になる。

以前から書いているとおり、佐藤先生はこれまで一切のフォローの余地無く変人というか変態として描かれていて、何かしら良いとこを見せてくれないとちょっとツライ。変態要素を抜きにすると「病弱」以外のキャラが立ってないからなぁ。

 

「ブレンド・S」

続いてこれもサブキャラ同士、夏帆と紅葉のラブ話。女の子が勝手に浮いたり沈んだりして男が振り回されるのを、イヤミなく自然に描けるのはさすが女性作家(だよね?)という感じ。リセマラのオチもリアルというかあるあるというか(笑)。

 

「ごきチャ」

ごきチャが今までちゃばちゃんには「人間と友達になりたい」と言っていなかった、というのがそもそも意外で、そこですんなり話が飲めなかった。

閑話休題、ちゃばとショコラが仕掛けたサプライズとは何か!? と気を持たせたところで初期からの準レギュラー・バイトのお姉さんがラスボスの如く立ちはだかり……次回最終回! 博士と助手はおそらく最後においしいところを持っていくのでしょう。

 

「まちカドまぞく」

考察好きのファンは大騒然と想像に難くない、2巻の締めに向かって否応なしに盛り上がる回。

開始当初から伏せられていた件やこっそり描かれていた伏線にスポットを当てながら、この回のうちにはどれも未解決だからたまらない。シャミ子が吉田優子だった頃の過去、お父さんの不在、「周りの人から守られながら育ってきた」シャミ子、家の扉の結界……。その一方で前回で言及された「千代田桜」の話は一切ありませんでしたが、それも含めて次回で一気に(あるいは次々回にかけて?)あれこれ明らかになるのでしょう。

さらにシャミ子と桃の関係も、「…私は桃に勝ちたいけれどっ 桃が消えたら嫌です!!」とシャミ子ははっきりと言い放ちながら、しかしおかーさんを守るためには「まぞくらしいまぞくになりたい」と桃の前に敢然と立ちはだかる!! まぁ、それにはオチが付いちゃうわけですが、ここからどう話に決着を付けるのか楽しみです。

次号は「NEW GAME!」製作現場レポートマンガを伊藤いづも先生が執筆。長野の山奥の主婦がレポートのために東京(たぶん)のスタジオまで出かけてきた、と思うと感慨深い……っていうかあんまり多忙だと単行本2巻の刊行が遅くなりそうで心配だ。

 

「ぱわーおぶすまいる。」

ふだんほとんど読んでないんですが、これもそろそろ終わりそうね。ていうか前に取り上げた風呂場の話が2015年1月号で、そこからここまで未決着のままどうやって話を引っ張ってきたんだろう。

 

「平成生まれ3」

「ごきチャ」とともに、これも次号最終回。長期連載が次々に終わって、時代の変わり目を感じる。まぁこれは3月号で受験話をやったから終了は予想してましたが。ウザキャラの佐藤が不意に可愛いところを見せるとドキッとしてしまうチョロい読者です。

それにしても外人(マルシア)と不良(高木)は最後まで持て余し気味だったな。ていうか今回出番無し。

 

「リトル・リトル・アリス」

デタラメな俳句やラクガキみたいな絵が過大評価されて大騒動……という定番ネタなのに、そこからなんでケンカを売ったり買ったりの話に展開するのか(笑)。まぁこのマンガには平常運転か。締めもいつもの不憫わんこオチ。爆発しなかっただけいつもより待遇が良いかも。

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