漫画川口浩探検隊

週刊漫画ゴラク1月28日号増刊・日本文芸社)某BBSでの某氏の書き込みで存在を知った漫画。1月26日に発売されるDVD(水曜スペシャル 川口浩 探検シリーズ ~未確認生物編~ DVD-BOX (通常版) 他に初回限定版、バラ売りもアリ)を漫画化したもので、収録されているのは「恐怖!双頭の怪蛇ゴーグ! 南部タイ秘境に蛇島カウングの魔人は実在した」(山口正人)、「謎の原始猿人バーゴンは実在した! パラワン島奥地絶壁洞穴に黒い野人を追え!」(渡辺保裕)、「脅威! 幻の魔獣バラナーゴをスリランカ奥地密林に追え!!」(塚原洋一)、「恐怖の巨大怪鳥ギャロン! ギアナ高地落差300メートルの大滝ツボ洞穴に原始怪獣を追え!!」(沖圭一郎)、「原始恐竜魚ガーギラスをメキシコ南部ユカタン半島に追え!!」(のなかみのる)の5本(つ、疲れた)。画風にそれぞれ差はあれど、いずれの作品も、危機が次から次へと襲いくる展開や、何かにつけて力み過ぎの川口浩を忠実に漫画化しており(ただ、ナレーションの扱いはもうひと工夫欲しかったところ)、熱心な視聴者でも無かった私にも色々と記憶が蘇ってきた。

このキッチュな表紙に「猿人バーゴンペーパークラフト」の付録、ごく簡単ながら放映リストなど、編集部もかなり「わかっている」ようだ。ただ、ひとつだけ違和感を感じるものがあった。元・探検隊の川野祐司、元アナウンサーの鈴木(旧姓・佐藤)仁美のインタビューが掲載されているのだが、どちらも大マジなのである。(つづく)