生物彗星WoO

今日たまたま第3話を観た。内容とか役者とか特撮はまずどうでもよくて、川原のシーンとかでかつて見慣れた風景がつづくのが面白かった。私は以前、円谷プロのご近所に住んでいたのだ。こういうのは「超星神グランセイザー」以来かも(東宝の撮影所も近い)。あ、ついでに言うと柳沢きみおの「the大市民」(ISBN:4063461807)も、そのあたりが舞台です。でもあの漫画に円谷プロの話は出てこなかったような……(東宝の日曜大工センターの話はあったかな?)。
で、ここでふと気がついたのだが、「ウルトラマンメビウス」にはそういった「会社の近所で撮っちゃいました」なシーンがさして目立って見られない気がする。何故なんだろう。

最近買った雑誌

普段買わない、存在自体知らなかった雑誌を買ってみた。

季刊『旅行人』2006年秋号

ここで我が郷里である宇都宮が、ベルリン、モスクワ、パリ、ヘルシンキなどの名だたる都市と肩を並べるに至った! という特集テーマは「アンダーグラウンド 地下世界への旅」。社会的な意味でのアングラではなく、文字どおりの地下空間を取り上げた特集で、海外の穴場的観光スポット取材がメインの雑誌でありながら、栃木県宇都宮市大谷石採石場跡(大谷石資料館)と埼玉県春日部市首都圏外郭放水路(このふたつは特撮番組でも見慣れた風景ですな)、横浜市連合艦隊司令部跡が日本からゲスト参入している。
他に取り上げられているのは、シェルターを兼ねながら装飾は絢爛たるモスクワ地下鉄の駅、パリの地下水道とその住人(!!)たち、世界初のシールド工法で掘られたロンドン地下鉄のトンネルなど。旅行は専ら国内の私だが、こういう切り口で見せられると「ああ、海外旅行も面白いかもなぁ」という気がしてくる。
普段は手に取らない、存在すら知らなかった雑誌が思いがけず趣味に合って非常に得した気分だ。