最近見たTV番組

ゾイド -ZOIDS-
キッズステーションで最初のTVシリーズのHD版が放送、ただし傑作選方式で飛び飛びに。私にはかつてセガBBSで定期ツリーを立てていた懐かしのタイトルだ。それがネットコミュニティに本格的に出入りする始まりだったので、暗之云の名はゾイドとともにあると言っていいほど。
CGはさすがに平板な感じではあるけど、動いているのを見る分には今でも見劣りしない。ストーリーは、傑作選では評価が難しいんですがとりあえず「前半のほうが面白いのに何で突然仕切りなおしてGF編なんて始めたんかなぁ…」というのが率直なところ。まぁ、そういう製作レベルでのドタバタを抱えていたからツリーを続けるのも面白かったんだけどね。
 
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!
いい最終回だった。もこっち幸せじゃないか、色々と夏休みの思い出はできたし、行きずりとはいえ男と一緒に星を見上げるという願いも叶ったし(なんか色々違う)、弟にも優しくできたし(次は「まず相手がどんな気持ちになるか推し量れる」ようになることだな)。
セミの抜け殻が次回予告の姉弟漫才のネタになっているのが可笑しかった。
 
たまゆら〜もあぐれっしぶ〜
第2期のキーパースン(って私はこれしか観てないけど)のはずだが、今まで脇に追いやられていたかなえ先輩がメインの回。
このところ、「わたモテ」を陰とするなら「たまゆら」はまさしく陽、と思って観てるんですが、特に今週、ゆうちゃんのバイト姿を見て焦るもこっちと、仲間たちの話を聞くうちに「目指す方向もきっかけもない」と悩むかなえ先輩はどこか似てる気がした。
乙女座で、長々としたモノローグで心情を言語化するのは少々野暮かも。その後に、みんなに心情を伝える台詞がまた長いから……って、あああっ! 途中から区切り無しでモノローグになったときには変な声を上げてしまった。肝心の「写真部に入ったこと、みんなと出会ったこと」は口にしてないんだ。ニクイね。
まおんの両親のキャスティングはなんだこれ(笑)。ラムとあたるかよ。どういう狙いだ。
ところで木漏れ日というと、「なぜ存在するのか理解できない世界の言語の単語」のひとつですな。
"11 Untranslatable Words From Other Cultures"
http://blog.maptia.com/posts/untranslatable-words-from-other-cultures
でも、写真で見せれば異文化の人にもわかってもらえる気がする。
 
紅の豚
久々に見たが記憶していたより面白くて驚いた。つか、こんくらいで普通だよなぁ……。どうして「風立ちぬ」はあんなことに。「駿めも老いては駄馬にも劣る」という奴か(←それが書きたかっただけか)。
 
「探検ドリランド -1000年の真宝-」
「悪魔が光につつまれて…不謹慎だぞ、君っ!」と反射的に言いそうになったが、ひょっとして最初からゴードとはイコールGODで、だから「光あれ」なのか!? なるほど、であればどんな属性も持たない(あらゆる属性に超越して存在する)というのも納得だわ。イケメンに孵化したのに声が柴田秀勝のまま、というギャップも面白かった。
 
「獣電戦隊キョウリュウジャー
どっかで聞いた声になんとなく見覚えのある顔……って、アイガロンの中の人であるところの水島裕かい。テレビで見るのはひょっとすると「連想ゲーム」以来かもしれない。
映画が終わってオープニングが通常版に。ああ、弥生(=バイオレット)はラミレスや鉄砕と同列のサブキャラ扱いなのね……。
本編はトリンが大ピンチ。どれほどシリアスな場面でも変身となると陽気なサンバで踊ってしまうのはやっぱりどうかと思うが、立ち回りを演じながらの名乗りはかなりカッコイイ。ゼツメイツに邪魔されたり、「極めて迅速に」名乗ったりしたのを反省して新パターンを編み出したんだろう(笑)。
トリンがデーボスの一員だった、というのは視聴者としては予想の範疇で、問題はキング以外の5人とトリン自身が葛藤をどう乗り越えるか? でしょうか。予告で「トリンが死んだー!?」って言われても生き返った姿がばっちり映ってるし。
 
ドキドキ!プリキュア
♪鏡よ鏡 正直割れたいか?(リーヴァ「いらない お前 いらない」)てな感じで、絶体絶命の危機から立ち直り、新アイテムを入手する回だったが……。「強い思いで成長できるなら私たちはもっと強くなれる」「だって〜負けるわけ無いんだから」「気持ちでは負けません」……正直こういうのウンザリです。話作りを放棄しているとしか評価しようが無い。展開も人物造形も単純過ぎだ。「実はマナは躁病」という裏設定があるならともかく。

「じゃあどうすりゃ満足なんだよ?」というツッコミは入らないだろうけど一応書いておく。そんなに時間を取らない、小理屈も要らない。マナが強気で楽天的な台詞を言った後にワンカットでも「手が小さく震えている」描写を入れればいいだけ。六花は知ってか知らずか、そのマナの手を取って「いつも無茶ばかり言うけど、今度は本当に無茶ぶりね」。あとは元のままでいい。

ラストのベールさんがかっこよかったのでまだ視聴は続けるけど、正直つらくなってきた。
 
宇宙戦艦ヤマト2199
♪ひーかーるーかーぜーのなっかー てなもんで、コロニー落としダイダロスアタックで迎撃して締めは「F91」……というのは「結果いろいろ似ちゃった」のか「意図的に似せた」のか判断に迷うところ。

伊武デスラーのファンにはどうにも不評なキャラ改変ですが、「2199」版デスラーは初めから危うい影を帯びていたから、それが狂気に傾いてもさほどの違和感は感じませんでした。口先では「偉大なるガミラスの未来のために」「その罪は未来永劫私が背負っていくつもりだ」と言ってましたが、仮にたくらみどおり事が進んでもデスラーは臣民の支持を失い、元より政情不安定だったガミラスは早晩崩壊していたでしょう。まさかそれを予想できないデスラーだったとは思えないので、重責に耐えかねての破滅願望に取り付かれていた、と見るべきなんでしょうね。

サブキャラ。前回あんなことを言っていたメルダが、「ユリーシャ様をお守りしただけだ」の台詞ひとつでためらわず同胞を撃つのは少々違和感。まぁここで葛藤されても困るけど、だったらあんな台詞を言わせる必要なかったよね(苦笑)。それとノラン、偽ユリーシャを救った気でいるけど、ただ宇宙に放り出しただけだからフツーはあのまま救助されずに死ぬよ!
 
(以下、思いついたけど書き出したらあんまりうまく収まらなかったネタ)
「チクショオオオオ!くらえガミラス!亜光速突撃強襲戦!」ギムレー「さあ来いヤマトォォ!本艦は実は一撃喰らっただけで死ぬぞオオ! (ザン) グアアア!こ この総統の腹心と呼ばれる親衛隊のギムレーが…こんな野蛮人に…バ…バカなアアアアアア グアアアア」セレステラ「ギムレー…役に立たない奴」ヒス「フフフ…奴はガミラス軍の中でも最弱」ガデル「テロン人ごときに負けるとはガミラスの面汚しよ」ヤマト「くらええええ!」三人「「「グアアアアアアア」」」ヤ「やった…ついにガミラス軍を倒したぞ…これでデスラーのいる総督府の扉が開かれる!!」デスラー「よく来たな宇宙戦艦ヤマト…待っていたぞ…」ヤ「!! こ…ここが総督府だったのか…! 感じる…デスラーの気配を」デ「ヤマトよ…戦う前に一つ言っておくことがある。お前は私を倒すのにイスカンダルの協力が必要だと思っているようだが…別になくても倒せる」ヤ「な 何だって!?」デ「そしてお前らの航海長はやせてきたので宇宙空間に解放しておいた。あとは私を倒すだけだな。クックック…」ヤ「フ…上等だ…。オレも一つ言っておくことがある。うちの戦術長に生き別れた兄がいるような気がしていたが別にそんなことはなかったぜ!」デ「そうか」ヤ「ウオオオいくぞオオオ!」デ「さあ来いヤマト!」ヤマトの勇気が宇宙を救うと信じて…!

ギャグマンガ日和 5 増田こうすけ劇場 (ジャンプコミックス)

ギャグマンガ日和 5 増田こうすけ劇場 (ジャンプコミックス)