激おこなセイとそれを止めるレイジという珍しいシチュが見られた。アーリージーニアスという割には交渉術がなってないというか、天然の煽り屋だなニルス(苦笑)。
そこからの変化を成長と呼べるか否かはさておき、ニルスの中に自然とファイターの自覚が生まれ、最後にはセイとレイジもそれを認めるという流れが気持ちいい。
プラフスキー粒子の謎を巡る話もいよいよ本格的に。まぁ核心には迫れなかったわけですが。それにしてもベイカーさんってふつうに優秀だよね。Cとかニルスとか、当てにした人物が当てにした働きをしなかったことが問題なのであって彼女の詰めがあまいわけじゃない。
いきなり彼氏彼女宣言でニルスを翻弄するキャロちゃんだけど、これまで応援にも来てなかったんだから、ベスト8に入れるかどうか様子を見てたんだぜきっと。ああ見えて中々計算高い。
毎度の「何をどうすれば強いのか」問題は、今回は気にならず。元のガンダム作品の設定やプラモ作りの技術は今回ほぼ無関係、つまるところプラフスキー粒子であれやこれやが決まる世界ってことでスッキリしていた。アストレイは気の代わりに粒子を流し込む技を使う → 粒子に反応するのはガンプラに使われているプラスチック、だから瞬間接着剤でコートという対策も模型的かつ理に適っていた。今まで一言も出てこなかった「粒子帯(の変化)」「粒子変容塗料」なる概念が唐突に出てきたのはどうかと思うけど、言及が無かっただけでそれっぽい描写はあったしね。(それとまぁ、セイは結局プラフスキー粒子の特性を理解してなかったというのが軽くショックで、なのにどうして多少なりとも研究の成果を踏まえている粒子発勁と同等のビルドナックルを実装できたんだ?という謎があるわけですが、これはいずれ粒子の特性の設定に絡むと思われるので不問)