2012-01-18
■[ゲーム][雑記]ファミ通がインディーズゲームの記事に付けたタイトルにカチンときた話
「インディーズゲーム」とは「独立系デベロッパーによるゲーム」の事でありますが、それが何かを正確に定義することは難しいです(ここは逃げます)。
ただ、例えば個人あるいはサークルのような小規模集団で製作され、無料もしくは安価でプレイできるような、Flashゲーム、コミケ等のイベントで頒布されるゲーム、インターネットからダウンロードできるようなゲームはインディーズゲームと言えると思います*1。
また、Xbox Live インディーズゲームという、そのものズバリな、個人やサークルがXbox 360向けに制作したゲームを、簡単なレビューの上、Xbox Live上で販売できるようにするシステムもあり、ここで販売されているゲームもインディーズゲームであると言えるでしょう。
記事中にあるIGFアワードのノミネート作には、PC向けのダウンロードゲーム販売プラットフォームであるSteamや、Xbox 360、PS3といった家庭用ゲーム機でダウンロード購入出来るようなものもあります。
前置きが長くなりましたが、この記事タイトルで僕が引っかかったのは、上の引用部分で強調表示した「未来の天才ゲームクリエイターがここに?」の部分です。
当初その気持ちをうまく言語化できないでいたのですが、魔王14歳氏(id:Erlkonig)が、
Erlkonig game 既に才能を発揮しまくってるインディーズ作家を捕まえて「未来の天才」とは奇妙なタイトル。インディーズゲーム作家を、大規模市場に移る前の修行期間かなんかだと思ってるんでしょうか。 2012/01/18
というコメントを投稿されていたのを見て、僕の気持ちもまさしくこれだと理解できました。
僕は、このタイトルを見て、ファミ通が誌面で扱っているような、パッケージの家庭用ゲーム機向けゲーム、あるいはPC向けでも質・量共に優れたいわゆるAAA(トリプルエー)タイトルを作ってるのでなければ「ゲームクリエーター」でないと言ってるかのように思いました(ちょっと拡大解釈かもしれませんが)。
個人あるいは小規模集団による制作なので、インディーズゲームが特に量の部分でAAAタイトルに見劣りするのは仕方のないところなのですが、それを補って余りあるほど独創的であったり、あるいは制作者の理想に近いものが実現されているようなゲームが数多く存在しています。そういうゲームは大衆に受け入れられるようなものでないことがままあり、参入コストの高いパッケージの家庭用ゲーム機向けとしては出しにくく、インディーズという形態ならではのものであったりするのです。
当のインディーズゲームの作者さんの中には家庭用ゲーム機向けゲーム業界への参入あるいはAAAタイトルに携わることを目指して今はインディーズという形態で作品を発表しているという人もたくさんいらっしゃるでしょうし(そしてそれは当然素晴らしいことです)、別にこのタイトルもなんとも思わないという人が多いと思いますが、僕は完全に外野ながら、このインディーズゲームを下に見ているような記事タイトルを看過できませんでした。
以上、何にどうしてカチンと来たのかということの表明でした。
*1:あくまで僕個人の見解です
2011-12-31
■[フリーゲーム]2011年にプレイしたフリーゲーム
今年は社会的にも、個人的にも色々なことがあった一年でした。
フリーゲームの方では、今年も注目作が色々とありましたね。さて、今年プレイしたフリーゲームは前年よりも少なく一本です。iPod touchでゲームをすることは減ったのですが、ニンテンドー3DSや今流行りのソーシャルゲーム、そして、海外のインディーゲームに手を出してしまったことにより、フリーゲームのプレイが減ってしまいました。インディーゲームを仕入れるのは一段落ついたので、来年こそは…
Moon Whistle XP
RPGツクール95の傑作、Moon WhistleのRPGツクールXPでのリメイクが、一時は開発中止になりながらもついに完成し、公開されました。
幼稚園児のぜのんがある一年間を通していろんな人と出会い、冒険を重ねていくというストーリーです。しかし、その見た目とは裏腹に、作者の強いメッセージが込められている作品でもあります。
リメイクにあたってシステムの大幅な快適化、そしてオリジナル版での全曲を手がけた氷石彩亜さんによる多数の新曲の追加があります。
2011-09-11
■[フリーゲーム]Google日本語入力の辞書に入っているフリーゲームのタイトル調査
Googleが無料で公開している日本語IMEのGoogle日本語入力のサジェスト機能が結構フリーゲームのタイトルをサジェストしてくれるので、一体どのくらい辞書に入っているのか気になって、ちょっと本腰を入れて調べてみました。
Google日本語入力は、Googleが作成した辞書を持っており*1、ネットスラングや様々な固有名詞が収録されています。
実はこの辞書データはバイナリの形でGoogle日本語入力の実行ファイルに含まれているため外から覗くことが出来ず、調査にはひたすら自分が知っているフリーゲームのタイトルを入力していくという方法をとっています。
「みんなで決めるフリゲ音楽100」でも思い知りましたが、自分のフリーゲーム知識にはどうしても偏りがあるので、抜けが多くあることはご了承下さい。もしこれがないぞ、というものがありましたらコメントなどで指摘していただけるとありがたいです。
また、抜けや辞書に新規追加されたものは発見次第リストに追加していきたいと考えています。
調査方法
- Windows版Google日本語入力を有効にして、フリーゲームのタイトルの読みを先頭から入力していく。全部入力し終わる前に変換候補にそのフリーゲームのタイトルが現れれば辞書に入っているとして、リストアップしていく。ただし、読みを全部入力した後に出たものでも、表記が十分独特なら可とする
- 変換候補に現れるのが略称でも可
- 学習機能の設定は
辞書→学習機能無効
サジェスト→入力履歴からのサジェスト表示無効
とする
- サジェストの最大候補数は9に設定
- BSキーは使用しない
- バージョンはその際の開発版最新版を使用する
- 一般名詞や、その作品以前に使用されている固有名詞のタイトルの場合は調査対象外(『イストワール』『マヨヒガ』『夜明けの口笛吹き』『青鬼』など)。ただし表記が十分独特なら可とする
- フリーゲームの定義は「第二回みんなで決めるフリゲ音楽ベスト100」*2のものに準拠
結果
Google日本語入力開発版1.2.831.100で調査
| 変換候補に現れたタイトル | 変換直前の表示 | 入力キー |
|---|---|---|
| 魔王物語物語 | まおうも | maoumo |
| おばけの行進曲 | おばけのこ | obakenoko |
| 寄生ジョーカー | きせいじょ | kiseijo |
| ムーンライトラビリンス | むーんらいとら | mu-nnraitora |
| 洞窟物語 | どうくつ | doukutu |
| Nepheshel | ねふぇし | nefesi |
| ディアボロの大冒険 | でぃあぼろ | dhiaboro |
| 不可思議なダンジョン | ふかしぎな | fukasigina |
| ドラゴンオエスト | どらごんお | doragonno |
| シルフェイド見聞録 | しるふぇ | sirufe |
| シルフェイド幻想譚 | しるふぇ | sirufe |
| ぱるメロ! | ぱるめろ | parumero |
| コープスパーティー | こーぷす | ko-pusu |
| ムンホイ | むんほ | munnho |
| ゆめにっき | ゆめにっk | yumenikk |
| LA−MULANA | らむら | ramura |
| Seraphic Blue | せらふぃっk | serafikk |
| スターダンス | すたーだん | suta-dann |
| いりす症候群 | いりすしょうこうぐん | irisusyoukougunn |
| 愛と勇気とかしわもち | あいとゆう | aitoyuu |
| アールエス | あーるえ | a-rue |
| いちろ少年忌憚 | いちろしょ | itirosyo |
| 送電塔のミメイ | そうでんと | soudennto |
| 鬱夫の恋 | うつお | utuo |
| Cresteaju | くれすてぃ | kuresuthi |
| CardWirth | かーどわ | ka-dowa |
| 魔壊屋姉妹。 | まかいや | makaiya |
| レミュオールの錬金術師 | れみゅ | remyu |
| 今の風を感じて | いまのか | imanoka |
| フィアードライブ | ふぃあー | fia- |
| モノリスフィア | ものり | monori |
| 変愚蛮怒 | へんぐ | henngu |
| 勇者の憂鬱 | ゆうしゃのゆ | yuusyanoyu |
| のびハザ | のびは | nobiha |
| らじおぞんで | らじおぞ | rajiozo |
| ファーレントゥーガ | ふぁーれ | fa-re |
| ヴァーレントゥーガ | ヴぁーれ | va-re |
| 冠を持つ神の手 | かんむりを | kannmuriwo |
| らんだむダンジョン | らんだむだ | ranndamuda |
| ふしぎな森のポコラ | ふしぎなも | fusiginamo |
| クミとクマ | くみとく | kumitoku |
| リーフ村村長物語 | りーふむ | ri-fumu |
| 呪いの海に願いを | のろいのう | noroinou |
| グランドソード | ぐらんどそ | guranndoso |
| 魔法の塔 | まほうのと | mahounoto |
| 四聖龍神録 | しせいりゅ | siseiryu |
| 月夜に響くノクターン | つきよに | tukiyoni |
| ひよこ侍 | ひよこざ | hiyokoza |
| さいはてホスピタル | さいはてほ | saihateho |
| サキュバスクエスト | さきゅば | sakyuba |
| 扉の伝説 | とびらので | tobiranode |
| ラブレジェンド | らぶれじぇ | rabureje |
| ヴァンガードプリンセス | ヴぁんが | vanga |
| タオルケットをもう一度 | たおるけ | taoruke |
| マックルストーリー | まっくる | makkuru |
| 虚ろいの都 | うつろい | uturoi |
| マッスルファイト | まっするふぁ | massurufa |
| ドラゴンファンタジー | どらごんふぁ | doragonfa |
| ニコニコワールド | にこにこわ | nikonikowa |
参考資料
2010-12-31
■[雑記][フリーゲーム]2010年にプレイしたフリーゲーム
今年は4本ですが、自分で思ってたよりプレイできてました。
毎度のことですが、エンディングのあるものについてはエンディングを見たものだけを載せています。
Romancing Sa・Ke
森○朗や小泉○一郎が登場するRPG、『ダメフロンティア』の作者の作品です。やはりRPGで、今回の主役は中川○一です。まあちょっと不謹慎ですね。今回もマルチエンディングです。
政治風刺だかなんだかよくわからないような作風は健在で、そっち方面が苦手な人でも楽しめるかもしれません。
残念ながら作者サイトは消滅してしまっているようです…
YAS
『Hello Windows』などの楽曲作品で有名なヒゲドライバーさんが製作した完全オリジナルRPGです。もちろんBGMも全曲ヒゲドライバーさん制作のオリジナル、しかもファミコンを思わせるピコピコテイストです。多くの仲間キャラが登場し、やり込み要素やミニゲームも充実しすぎというくらい充実しています。
ところで今初めて知ったのですが、サウンドトラックも発売されてるみたいですね。買っちゃおうかしら…
もしもロワイアル完全版
VIPRPGの「もしもシリーズ」のキャラクターが「バトルロワイアル」を行うという、いわゆるパロロワと言われるジャンルの作品です。「もしもシリーズ」は大部分がコミカルで、登場キャラクターも可愛らしいものが多いのですが、この作品の中では本当にガチで彼らが殺し合いをしてしまいます。テキスト主体で、グラフィックは背景と顔グラだけ(だったと思う)ですが、グロテスクなシーンも多いです。そういうのが苦手な人にはとてもおすすめできません。
ストーリーは一本道で、選択肢により展開が変わるということもなく、インタラクティブな要素はほとんど無いのでゲームと言うには微妙なところかもしれません。ただ、現在の登場人物の状態や、「禁止エリア」等の情報は節目節目で確認できるようになっています。
パロロワには、完結せず投げ出される物も多いのですが、これはちゃんと結末まで描かれています。テキストのボリュームも非常に多く、多分5時間は最低でも読むのにかかると思います。登場人物が多数登場するにもかかわらず、その一人一人の動静も非常に丁寧に描写されています。ちなみに「完全版」となっているのは、この作品はもともとVIPRPGの「祭り」の度に章が追加されるという形式で配布されていて、これが投下された「VIPRPG紅白2008」においてついに完結したという経緯からです。
VIPRPGの伝統に則り、ダウンロードファイル中にはRPG_RT.exeが含まれないので、何か他のRPGツクール2000製ソフトから抜き出してフォルダに入れる必要があるのでご注意を。
いりす症候群!(「滅」モード)
「いりす症候群!」に追加された「滅」モード。イベントで先行頒布されていたものが今年2月に無料でダウンロード出来るようになりました。ゲームルールが無印とやや異なっており、追加ストーリーも語られます。また、BGMも追加されており、既存のBGMもブラッシュアップされています。
2010-09-24
■PRESS START 2010夜の部@東京芸術劇場(9/11)
物販では本日発売の5周年CDがイベント価格3000円で売ってた。エビテンで買ってたのでスルー
1.クロノ・トリガー/クロノ・クロス メドレー
再演だけど、曲増えてたかな
2.NewスーパーマリオブラザーズWiiメドレー
数少ない新規。杉並児童合唱団が「ワッ、ワー」を担当。杉並児童合唱団はまだまだ活躍します
3.ファミコンここまで出てるのにメドレー上級者編
再演。半分もわからなかったな…。曲リストは誰かに任せる。『たけしの挑戦状』では笑いが
ドラスレIV妙に静か…
4.ICO
再演。ED曲ボーカル付き。歌詞がスクリーンに映し出されるのは前にはなかったですね
5.ゼルダの伝説古代祐三バージョン
スマブラXで没になった幻のバージョン。
桜井さんは2分の曲を発注したつもりが、古代さんが勘違いして3分で作ってしまい、その後で2分バージョンも作り、折角なので合わせて5分のをスマブラXに収録しようとしたが、容量が足りなかった(笑)という曰く付きのアレンジ。
司会さんが「こういう話を聞けるのはPRESS STARTならでは」と言ってたけど、これはもう本人が以前言ってて有名な話…
一回聴いただけじゃあまり印象に残らなかったな、音源化希望
6.MGSPW
桜井さんいわくこれ歌ってる人は東海道新幹線の英語アナウンスもやってるそうです。
自分も聞いたことありますね
7.ロックマン2Dr.ワイリーの謎
再演。音のバランスが前回よりも良くなっていたと思います。桜井さん手作りのアートワークも健在(ただし説明無し)
8.ワイルドアームズセカンドイグニッション
再演。見事に口笛リベンジしてました(違う人だけど)
9.ナムコアーケードメドレー2010
新編曲による再演。特に言うこと無し
10.朧村正
数少ない新規その2。メインテーマ、とのこと。
植松さんも言ってましたが、和楽器とオケとディストーションギターの組み合わせがいいですね。
一応ゲームはやってるんだけど、そういやこんなメロディあったっけってぐらいの認識だったなあ。あとでゲームで聴き直すか。
同じアクションでもNewマリオの曲は印象に残ったのに、これやマリオギャラクシーの曲はいまいちなんだよな。
尺八の音量が安定していなかったのが気になる。
11.リズム天国
前回に引き続き「忍者」。植松さんが黒忍者のコスプレで登場www
酒井さん植松さんが一人ずつ参加者を募って、それぞれチームでやったあと、会場で
紫からお越しのナスさんがいいキャラしてました。
あと植松さんのセクハラまがい行為(「イヤーン」など)
12.ファイナルファンタジーX
「ザナルカンドにて」。いつもの。特に言うこと無し
13.MOTHERメドレー2010
1のCDのアレンジ。個性的な声のボーカルと、杉並児童合唱団による日本語発音の「ららら」が新鮮でした
アンコール
一発目はまさかのLocoRoco。杉並児童合唱団とボーカル続投。タイトルでたときは客席から笑い声が漏れてましたね。
歌詞はローマ字で出てましたw
お次は佐野電磁さんと光田康典さんと、名前聞きそびれたけど多分岡宮道生さんの三人が芸人みたいな派手な色のスーツ姿で出てきて未発売のKORG M01でクロノ・トリガーの世界変革の時と、知らない曲と、そして四魔貴族バトル1を演奏。
いつの間にかピアノのところにはイトケンさんが座っていて(気付いてびっくり)、四魔貴族バトル1が終わった直後、ロマンシング・サガミンストレルソング(再演)がスタート。
演奏終わってから初めてイトケンさんに気付いた人も多かったかも。
てかまともな紹介もなくそのまま終わっちゃったので最後まで気付かなかった人もいたんじゃ…
ちなみに杉並児童合唱団の出番はLocoRocoで終わってたけど、最後まで立ちんぼで待機してた…お疲れ様です
まとめ
全体的に音質は過去最高に感じられました
ただ、トーク少なめだったのが残念だった。特に、KORG M01について何の説明も無しというのは…ゲーム音楽好きだからといってみんなが知ってるわけじゃないですからね
今年は「"ゲーム音楽"三昧」とか「題名のない音楽会」というゲーム音楽に取って重要なイベントがあったのに触れられませんでしたし


