Guilty
- アーティスト: 浜崎あゆみ
- 出版社/メーカー: エイベックス・エンタテインメント
- 発売日: 2008/01/01
- メディア: CD
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今回のあゆのアルバムを聴いておもったのは、やっぱりあゆは【孤独】なんじゃないかってこと。本人もDutyの頃とリンクする的なことを雑誌で言ってたんだけれども、この作品ってあゆ自身が成長した上での「Duty」という位置づけに本人はしてるんじゃないかと予想。
だからこそ、ここまで【孤独】が明確に出てるんじゃないかなと。実際、Dutyも孤独の塊のような重いアルバムだったわけで、このアルバムも前作、前々作と比べると楽曲を覆う重さが段違いのような…。
正直上げようか迷っていたTogether Whenの感想もそんなんで、あゆっていつまでたっても「悲しい悲しい、私は一人ぼっちだ」って言ってる気がしてしょうがないんですよ。
もちろんいつでも「悲しい悲しい、一人ぼっちだ」って歌ってるわけじゃなくて、ここ数年は前向きなことを歌いながら実は根底にあるのは「悲しみ」だったんじゃないかと思うわけで。
先行でCMとかで流れてた(don't)Leave Me Aloneも結局のところ、「だから一人でいさせて」という強がりを表向き言いながら、その〆がささやくような「ひとりにしないで」なんだよなぁ。余計孤独を感じますがな。
Dutyと比較するんであれば、(don't)Leave Me Aloneはあゆ的にいろいろ乗り越えたからこそ、あの曲調になったのではないかと。Dutyの頃のあゆだったら、バラードかスローテンポな曲調で「ひとりにしないで、ひとりにしないで」と切々と歌うんだろうし。
同じく先行で聴けたMarionetteも、結局のところまだ「悲しみ」から僕も君も抜け出せてない、っていう前提で歌詞は綴られているんですな。これもたぶんDutyの頃のあゆだったのなら、たぶん「僕はこの孤独から抜け出せない」と歌うんだろうなぁ…。
シングルに関しても、アルバムを通して聴いているとなんか納得するというか。
正直Talkin' 2 myselfを出したときは、「あゆ閣下御乱心!」って思ってしまったんだけれども、結局のところあの「君」ってのはタイトル通り自分自身のことなのね、と。
「君」が彷徨い孤独を感じ、不安になっていることに嘆きながらも、それを乗り越えていきたいって歌ってるのね。
(どうでもいいけど、正直あの曲をシングルにしたあゆ、あゆのスタッフは勇気あるよな〜と思います。絶対売れないってのがわかるもん)
まだまだ書き足りませんが、とりあえず一旦上げます。