SFC(慶応大学湘南藤沢キャンパス)へのアクセス(特に七夕祭時)

基本的には交通アクセス | 慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス(SFC)をご覧いただければよいのですが*1


学期途中は何もなくとも慶応大学側のりばも長蛇の列ができますし、学期始めや七夕祭・秋祭といった多客時には湘南台駅西口1番のりばも大変混雑します。

↑雨の補講日。帰宅時間が重なるとこうなる。


そんなときの強い味方が、湘19系統です。以前このダイアリーで路線新設を紹介しました(神奈中におけるフィーダーバスとは - ゆとりのミカタ)が、これが意外と穴場なのです。


この系統が穴場である理由は、湘南台駅西口〜慶応大学(ロータリー)間は湘23・湘24・湘25系統と同じ経路ながら、綾瀬車庫行であるため、湘南台駅西口でののりばが上記路線と異なるということに尽きます。
公式のアクセス紹介(pdf注意)で示されている通り、通常使われる湘23〜湘25系統は1番のりばからの発車ですが、湘19系統は4番のりばからの発車となっています。そのため、本数がなく、認知度もまだ低いこの系統に乗る人が少なく、1番のりばで積み残しがある状況でも湘19系統はがらがらで出ることがほとんどです。


また、慶応大学から湘南台駅への帰路においても、湘19系統は威力を発揮します。平日は15:16発の便から慶応大学本館前始発となるので、慶応大学下ロータリーにはほとんど待ち客がいなくなります。湘19系統は本館前に乗り入れないため、ロータリーで待っていればほぼ確実に座れる*2ばかりか、終点まで席が埋まらないこともざらです。


湘19系統新設時の時刻表(pd注意)のように、基本的に毎時1本という本数の少なさと、強いていえばロータリーから本館前までの徒歩がネックですが、七夕祭や秋祭といったイベント時は湘23〜湘25系統も慶応大学ロータリーで運転が打ち切られることですし、使わない手はないと思います。


なお、平日の夕方までと土休日は湘23〜湘25系統が慶応大学ロータリー始発なので、ロータリーに人がいっぱいいる状況があると思います。もし席を確保したいのであれば、慶応大学ロータリーから西へ200mほど歩いたところに1個手前のバス停「遠藤打越」があり、ここからならよっぽどのことがない限り座れるでしょう*3
1つ気をつけなければならないのは、慶応大学ロータリーを綾瀬車庫発の23分後に発車するダイヤ(11時〜20時までロータリーを毎時13分発)ですが、これはロータリーで時間調整することを前提にしており、遠藤打越は綾瀬車庫発の18分後に通過する予定時刻が設定されています。ロータリーが看護医療学部の学生で混んでいるからといって、20時10分頃に遠藤打越に向かって歩き出すとちょっとだけ遅れていたバスとすれ違って乗れずにがっくりします。


それではみなさまの分散乗車ライフに幸あらんことを。

*1:ちなみにこのページ、公式サイトフッターからリンクあるのは良いのですが、フッターの特殊な位置にあるためかえってわかりづらい気もします

*2:16:13ロータリー発の便は御所見の病院か施設から20人くらい乗ってくるので席が危ういことがありますが

*3:運賃は高くなりますが……