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2006-04-03-Mon

[][]占いと人生相談

「占いが本当に当たるのだったら、どうして同じ生年月日の人が全然違う人生なの?」

占いをしていると、特に私は生年月日を使って占う西洋占星術なので、しばしばそのように尋ねられます。私も自分と同じ生年月日の人を見てみたら、タイプも違うし、性格も違う。人生も全然違います。双子の人は、特にわかりやすいかもしれません。同じ性格、同じ人生の人なんて、多分いないのではないかと思います。

私は最初、それは生まれた時間のせいだと思っていました。西洋占星術では生まれた時間というものがとても重要で、生まれた時間がわからなくても勿論占えるのですが、生まれた時間がわかると、精度がぐんと上がり、四分単位で違う結果が出てきます。よほど詳細に占うときにしかそこまで詳しくは見ないのですが、生年月日が同じ人の人生や性格を変えるのは生まれた時間の違いだと思っていました。

ですが、いろいろな人を対面で占ううちに、もちろん生まれた時間のこともあるのですが、同じ星のもとに生まれてきた人の人生を変えるのはその人自身であることに気がついてきました。

「人には宿命と運命があって、変えられないものが宿命、自分で変えてゆくものが運命である」

占いをする人だけではなく、いろいろなところで聞く言葉で月並みではありますが、その運命の部分を変えることで人の人生は変わってゆくものであり、たとえどのような星を持っていても、良いようにも悪いようにもなるようです。

というのは、星の使い方がひとそれぞれで、人生の方向は、どのような星を持って生まれてきたか、ではなく、どのように星を使うか、で決まるからなのです。

持って生まれた星、それは宿命です。変えようがありません。そこには、自分の魂が本当に求めるもの、カンタンにできること、なかなか難しいことといった才能や適性、自分を突き動かすものや楽しいと感じることといった性格の核が示されています。そうして持って生まれたカードをどのように切っていくかで、傍から見るとまるで違うものを持って生まれたかのように人生が変わってゆくのです。

たとえば、犯罪者に多い星、といわれるものがあるのですが、私が会った人の中でこの星を持っている人は、ほとんど、確かに精神的に不安定なところはあるのですが、とても集中力があったりして、少しオタクっぽい人もありますが、思い立ったときのフットワークが軽く、素晴らしい仕事をしている人が多いです。そのお仕事できちんと生活をして幸せになっていたりもするのですが、同じ星を使って、不安定な精神と集中力を恨みに変えて人を殺してしまったら、当然その報いを受けながら、幸福とは程遠い場所で暮らしてゆかなければなりません。

これは極端なお話ですが、このように、同じものを持って生まれても人生は180度変わります。同じものを持って生まれた人が同じ人生を歩む、ということはないのです。占いは、それがよい方向に回る時期と方法を見つけるツールである・・ということなのです。これが人生相談と違うところで、宿命というものがあるので、同じ状況で同じ質問を受けても人によって結果はまるで違うものになります。人に親切にしたほうが良い人と、もっと自分のことを考えなければならない人がいたり、清く正しく生きなければいけない人がいるかと思うと、モラルを乗り越えなければならない人がいたり。占いながら、これが宿命というものかと感じたりしている次第です。

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