2008-05-12 「好き」と「苦闘」の間
■[IT/Web]「好き」と「苦闘」の間
- 感化された部分
- 批判するなら
感化された部分
私は梅田さんの著作は一通り読んでいます。最も感じたのは、梅田さんの主張は一貫しているなぁということでした。
それは大きく2点。
- インターネットの力を存分に生かせ若者たちよ!
- 好きなことをやれ。やらないとやってけないぞ
今あるブログやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などは、世界につながっている。(中略)自分の二十代を振り返って改めて現在を考える時、君たちこんなに素晴らしい道具があるんだからそれを精一杯いかしたらいいよと、若い人に心から伝えたい。
やる人はやる、やらない人はやらない、となると、当然、やった人が勝つ。(中略)「好きなことを貫くと幸せになれる」というような牧歌的な話じゃなくて、(中略)いつも友達と話している方が楽しいようでは、そこでもう「負け」なんです。
相変わらず一貫しており、本が増えるごとにわかりやすく表現されていくこれらの主張に、相変わらず私は感化されました。
少し、感化されて行動している私の話を。
現在開催が迫っている「ウェブリテラシー勉強会」はまさにここで言っている「ウェブの力」にフォーカスした勉強会です*1。この活動について今私が想っていること、それは、これが「好きなこと」を見つけるための大きなきっかけになるのではないか、ということです。
私にとって梅田さんはロールモデルです。なぜなら、ある程度の量の本やブログなどを読み、かなりの時間思考をめぐらせた結果、一番惹かれる言葉が載っているのは、梅田さんの本に他ならないからです。
私は今のところ、「好きなこと」を見つけるところにまでいたっていません。日々職場で、自宅で、道路の真ん中で悶々としています。しかし、梅田さんの本から感じる質感はまさに「好きなこと」の雰囲気。だから、全力でやり遂げる。ブログも毎回本気で書く。
とはいえ、
本当に対象のことが好きなのかどうか、とにかく相当勉強してみないと分からないんだよ
そうなんですよ。梅田さんの本から「好きなこと」の雰囲気は感じても、道のりはまだまだ先。私の今のステータスは、何度も言いますが「雰囲気」を感じている程度。雲をつかむような状態。正直かなり苦しい。キツイ。間違いなく、今人生で一番厳しい時期。そして間違いなく、今後はもっと厳しくなっていく。
まさに、「好き」と「苦闘」の間で生きる。My Life Between Love And Struggle*2。そんな時に、一貫し続けている梅田さんの主張は、とても力をくれます。ありがとうございます。
そして、勢いで補足しますが、ウェブリテラシー勉強会へのお誘いを近日中にいたしますので、よろしくお願いいたします。
批判するなら
ウェブ時代をゆくに関する文章として、以下がありました。
どうすればやる気のない人がやる気をもてるようになるのかを書くことができなくて、やる気のある人に向けての話までしか書けなかった。
この内容は、まさに友人がしていた批判と同様でした。本著に対しても、これと類似した批判ができるでしょう。
この本で描いている「これを目指そう」「僕たちはこういうことをやってきた」という姿は、相当にハードルが高いものです。これを実現できる人間はそうはいません。相当に強靭でなければなりません。結果、多くの人は「こういう風に生きられたらいいけど、ぼくには無理だ」と思ってしまいかねない気がしています。それはつまり「何も伝わらなかった」に近い。新書としては、やや危ういラインを狙った本だと感じました。
私?うーん、「全く自信はないけれど、躊躇せず挑戦する」という態度です。
オマケ
この本は福沢諭吉の話で始まります。そういう始め方はいけ好かないですね。え?なぜかって?それは僕が早稲田出身だからでしょう。(もちろん冗談ですが、少し嫉妬したのは本当)
- 作者: 齋藤孝梅田望夫
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