2008-08-14
■[会社]「厳しくする」「自由にやらせる」という、怠慢?
インターン生が来て2週間が経過しました。日々、どのように教え、仕事で成果を出してもらうかを考えているわけですが、そこで一抹の疑問が浮かびました。それは、
もしかして、「厳しくする」「自由にやらせる」という教え方を取っている人の大半は、教育に怠慢なのではなかろうか、という疑問です。
定義
「厳しくする」
「厳しくする」教え方とは、相手の能力やアウトプットの低さを強く批判するだけのものを想定しています。指示を出す際に、「見本を見せる」「自分の説明が伝わっているかを確認する」ということは一切せず、とにかく厳しい言葉で批判。
「自由にやらせる」
これは「頭がいいやつは勝手に育つ」という根拠のない前提があった上で、具体的な指示をほとんどださずに課題を与えて実行させるというもの。できないと部下から言われても「いやできるはずだ。他の方法はないの」と、求められても具体的なヒントすら出しません。
疑問の発端
なぜこれらが怠慢であると感じたかといいますと、
- 僕が忙しい時に上のような指示の仕方になりそうになったから
- 部下を育てられる人と育てられない人の差には、上のような違いがあると観察できたから
「厳しくする」「自由にやらせる」というのは本当に楽だと、人を教えて分かりました。さらに、この二つのやり方は言い訳が非常に簡単。
- 自由にやらせて育てるのが俺のスタイルだから
- 厳しくするのは愛のムチだよ
素敵な言い訳。でも、笑ってしまいますね。
なぜ思考停止なのか
人を教えることの目的として、「企業の成長」が一つあると思います。それを踏まえると、社員育成に求められることの一つは、「最もコストをかけずに社員を教育すること」といえるのではないでしょうか。
即ち、「自由にやらせるのが」最もコストがかからないのか?「愛のムチ」もそうなのか?そうであれば、その教え方は素晴らしいし、そうでなければ、今すぐ改めるべきではないでしょうか。
パターン1
ろくにアウトプットのイメージも与えずに、何も知らない若手に自由にやらせても、いい結果なんてでません。そうすると、「若手が使った時間=コスト」になります。一方で、上司が10分で良いからアウトプットのイメージを伝えるのに使ってあげたらどうなるか。若手は「こういう時はこんなアウトプットが求められるのか」と分かり、また、短い時間でいいアウトプットがでます。
若手の特性・性格によっては、一方で自由にやらせた方がいい場合もあるでしょう。厳しい言葉が悔しくて頑張る人もいるでしょう。ただ、それは人によりけり。とにかく、企業に勤めて、部下を持つなら責任を持って、一番言いやり方を探すべきですし、めんどうなら、部下を持つなと。
結論
以上のように、「厳しくする」「自由にやらせる」という教え方を取っている人の大半は、ただの怠慢なのではなかろうか、という疑問を持っています。しかし、まだ上司経験は数日にすぎない者の、間違っている疑問でもあるかと思います。積極的に反論お待ちしております。よろしくお願いします。
