夫婦げんか

私の塾の同僚の講師が夫婦げんかをしたらしい。論題は「ニューオーリンズ水害」。妻君はいう。「被害の拡大はブッシュ政権セーフティネットの貧弱さが原因だ」と。夫君はいう。「セーフティネットの貧弱さだけでは説明できない」と。そして今回の問題について考察すべき論点として、「ブッシュ政権の問題点−州兵が多数イラク戦争に駆り出されていて治安維持がおろそかになった点と予算がないということでなおざりにされた堤防の修理」の他に「アメリカの歴史的経緯としての銃社会」と「都市問題に通有の暴動」などの論点を上げると、「ブッシュを免罪するのか」と責められたそうだ。断っておくがこの夫婦はそろって「左翼」である。なぜ「左翼」同士がこのような対立をしているのか。
その原因は多分に二人の立場の違いによるのだ。この夫婦は妻君は某市の公務員で組合員。夫君は塾講師で歴史学の研究者*1だ。組合員はある種末端の政治家だ。政治的スローガンとしては「ブッシュの無能失政」を主張することは分かりやすくなる。一方研究者としては問題を単純化することは思考停止につながる。単純に結論が出る問題ではないのだ。これはどちらが正しいか、という問題ではない。とぐにゃぐにゃした、よくわからん結論になってしまったのは、私が研究者だからだ、といいたいが、多分私の場合は「へたれ」の上に自分でもわかっていないからだ。

*1:ここで研究者というのはアカデミックの研究者を指し、少なくとも学会に属して研究活動を継続している人を指す

オヤジ度チェック

こんなものを見つけた。ネット右翼度、2ch脳度とも非常に高い値を示したブサヨの私だが、オヤジ度はどうだろう。「YES」が4個以上要改善とはハードルが高いな。ネット右翼度、2ch脳度とも極めて値が高いしな。
●オヤジ度チェックシート 「YES」が4個以上は改善が必要

(1)発車間際の満員電車に飛び込む
   NO。飛び込みません。多分。でも状況によるな。遅刻寸前ならば当然飛び込む。
(2)満員電車の中で、スポーツ新聞を広げて読む
   NO。読まない。寝ている。始発駅から乗るので絶対に座る。
(3)電車内で1区間でも腰かける
   YES。空いていたらな。膝と足首が悪いし。
(4)プラットホームなどでゴルフスイングの練習を自分の傘で行う
   NO。インドア派なんでゴルフなどというアウトドアな趣味はない。
(5)小指の爪だけを異常に伸ばしている
   NO。危ないのでやらない。
(6)昼食時、ネクタイのすそを胸のポケットに入れる
   NO。ネクタイピン使用。
(7)長袖シャツの袖を、ぐるぐるとたくし上げている
   YES。微妙な季節には長そでを着るが、授業中は暑い。
(8)シャツの首回りが黄ばんでいる
   YES。汗かきのキモメンデブヲタなので。
(9)肩にフケが飛び散っている
   NO。不潔感タプーリなので、毎日洗髪はかかさない。だからフケはない(はず)。
(10)ハンカチがしわくちゃ
   NO。ハンカチを持ち歩かないことが多いので。
(11)いつも白いソックスをはいている
   NO。白いソックス自体持っていない。
(12)スーツのサイズが合っていない
   NO。いや、私はチビデブなんでスーツのサイズがないのよ。中途半端に選ぶとそもそも着られない。
(13)メガネのレンズが大きすぎる
   NO。大きなレンズの眼鏡は入手困難でした。割れるまでは大きかったんですが。
(14)クーラーがきいているのに、小型扇風機を机に置いている
   NO。やりたいけど自分のデスクがない。フリーターなんで。
(15)パソコンのキーボードをパチパチたたき、音がうるさい
   YES。
(16)パソコンがフリーズするたびに大騒ぎする
   NO。黙って再起動。
(17)パソコンの壁紙にH系写真を張り付けている
   NO。さすがにできんでしょ。ニッカウヰスキーの壁紙。
(18)職場で大声で笑うなどオーバーアクションが目立つ
   NO。職場ではかりてきた猫のようにおとなしい。つもり。
(19)おしぼりで顔や首をゴシゴシふき、汗と皮脂をとる
   YES。気持ちいいんだ、これが。
(20)結婚式やプレゼンなどで自己紹介が長すぎる
   NO。結婚式もプレゼンもない。自己紹介は嫌い、と自分では思っている。
(21)部下に武勇伝を語りたがる
   NO。部下なんていない。
(22)部下に合コンのセッティングを強要する
   NO。部下なんていない。
(23)飲み会で同席した女性の体を触りたがる
   NO。飲み会なんてない。
(24)酔うと、仕事の愚痴をこぼす
   NO。愚痴をこぼすなんて軟弱ものではない、と思うんだけどな、きっと(以下略)
(25)「帰るコール」の際、態度が変わり電話口で猫なで声を出す
   NO。もともと猫なで声だと思うが。
5個か。オヤジ認定。
ちなみに「チェック数がゼロならば、オヤジとはまったく無縁で、だれからも好感を持たれる人だという。チェック数が1〜3ならたまにオヤジくさいしぐさが出る程度、4〜9ならオヤジとして周りから“認定”を受けている、10以上ならどっぷりとオヤジに漬かっており、嫌われ者になっているケースが多いそうだ。」とのこと。さらに「チェック数が4以上なら改善する必要があります。“改善しなければ”と自覚すると、直る人が少なくありません。ただ、『20』『21』『22』『23』の項目すべて“当たっている”とチェックされた方は、オヤジ度が非常に深刻。自覚だけでは直る可能性が低い」とのこと。