阪神ファンの一番楽しい時期2

弱かった時代、シーズンは大体ゴールデンウィークで終わり。あとはエキシビジョン。阪神ファンはFA補強に胸を躍らせた。山沖之彦投手・石嶺和彦選手・星野伸之投手とオリックスから獲得するケースが多かった。名前だけならば清原和博選手が西武を出る時に「縦じまを横じまにしても」とか、巨人で二度目のFAをとったときとか、夢を見たなぁ。江藤智選手も夢を見たなぁ。片岡篤史選手が来たときには一種のフィーバーだった。デイリーの投書欄には「3割30本だ」とか。いや、東京ドームをフランチャイズとする日ハム時代も達成していないことを、左打者に不利な甲子園球場フランチャイズとする阪神で達成できる、と考える方が(以下ry)。結局「五万人を敵に回す」(片岡篤史氏談)結果に終わった。阪神のFAがはまったのはやはり金本知憲選手である。よその球団のファンには阪神ファンのFA選手への期待は奇異に映るらしい。確かにFA選手への期待は極めて高い。金本選手は期待以上の働きをしたと思う。期待はもちろん青天井なのだが、あそこまで数字も残し、さらにはチームを変えてしまったのは正直阪神ファンも想像していなかっただろう。新井貴浩選手は少し苦戦しているかな、という状況。一年目が良かったので、しばらくは執行猶予があるが。まあ「広島に帰れ〜!!!」という野次は聞いたことはあるけど。
今年は松井秀喜選手に始まり、岩村明憲選手、金泰均選手と名前が挙がったが、ここにきて城島健司捕手の名前が出て阪神界隈は俄然にぎやかになっていることだろう。ソフトバンクとの競合だろうが、ソフトバンクがあまり熱心に動いていないようだ。それはそうだろう。ソフトバンクには田上秀則選手がいる。阪神にも狩野恵輔捕手はいるが、田上捕手に比べるとまだまだ、ということで、阪神入りがかなり可能性が高そう。ソフトバンクが手を上げればあるいは金銭面よりも古巣との関係を重視するかもしれないけど、現時点では阪神入りが有力との報道。阪神ファンはまた夢をみる(笑)。