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Wenderの滴る日記 RSSフィード Twitter

[松]
こちらの日記は日々の雑感や
家族の話などが日記の中心です

2010.12.30

2010-03-29

 「代替医療のトリック」という怪物

|  「代替医療のトリック」という怪物を含むブックマーク

今年の一月に「代替医療のトリック」という本が翻訳、発刊されました。

代替医療のトリック

代替医療のトリック

どエライ面倒くさい本である。

もし、これを読んで、影響されたまま、治療院に患者さんとして来られたらヤダわぁー。

(いまは介護無職なんで、心配ないが…)


感想は、カーボン製の警棒で、一方的に、なぐられたような気分。

慌てて、避難して、影で、あいつだっておかしいぜ、と言いたくなってます。

あぁ卑屈な自分。。。

でも、こわいよぉ。。


この本の存在は、TBSラジオのウイークエンドシャッフル という番組の、書評企画で知った。「代替医療」に批判的な意見が書いてあるという。

一応、あん摩・マッサージ指圧師の資格を、2年前に取得した者として、真っ向から否定されるのは苦痛だが、真実に近づくために、避けては通るのは、欺瞞! というとこで購入。


それで、さっきの感想である。ボコボコにされ、傷だらけになりました…


しかし

科学的」とされる内容は、鍼灸マッサージの項目に限った話だが、学校では授業でならうレベル2000年代以降に入学してると、こういう事例は踏まえてますから、驚きはしません。


ただ、その、近年の研究で、前提として、知られている、証明できてないポイントを片っ端から、上げ連ねて、全部インチキなんだよ! と執拗に、説明していただけます。

それがツライ。


何がツライて、文章である。

優しくない。なにか、使命感にかられた英雄かのような気分で、とにかく辛辣に、バッサバッサと刻んでくれます。

相手が、数字で表れないので、大義を得たり、てな感じで、思い切り気持ち良くやってくれます。

こちらからすれば、恐ろしい怪物です。

ため息まじりで、はー、すみません、て斬られていく先人たちを、見とどける。愕然として。


これだけ、傷つきますと

反論したくなります。


と、言っても科学的な根拠はないですから

哀しいかな、印象論ですが。


YO YO でもさあ、一応「科学的に」とか「公平な立場で」ていうなら

「現代の科学では、まだ、証明できない」て、締めくくれば納得もいくが、「ゆえにデタラメだ」とまで言い切られると、偏ってません?


あと絶対に読んでほしい、とはじめに書いてある1章の事例は「食事や、そうじ、アンケートなど、当時は、科学的と思えなかった」事が、のちに「治療効果が、科学的に、明らかになりました」というはなしで、科学的な視点をたたえる様な内容ではない、と読んじゃいました。

むしろ「科学的でない、と切り捨てるのは良くない」と解釈し、ほくそえんでみたり…


それと「整体は、多少、腰痛には効くようである」とありますが、それを是非「科学的に」証明して欲しかった。当たり前のように、スルーされてます。


本棚をみたらこんな本が

医学は科学ではない (ちくま新書)

医学は科学ではない (ちくま新書)


科学的?とされている主流の医学も、全体を科学的に証明できているワケではないですし。

と、言ってみる。


しかし、代替医療側の人間として、なんとかして欲しい所もあります。


一度、免許を取得してしまうと、こういう本は、ほとんど読まないはず。

かなり、揺さぶられますが、真摯な態度でこういう本をよめる人が増えてほしいものである。